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 簪と呼ばれる、女性向けの装飾品があります。カンザシと読みます。基本形状は先の尖った棒ですが、二又になっているものも多く、一概には纏められません。実用的には、髪を束ねて結った際に突き刺すことで形を保持する役割を担います。語源は髪挿しとされているので、割とそのままです。同時に、綺羅びやかな飾りを付けることで華を添えることも重要な役目になります。歴史は実に古く、縄文時代まで遡るというのが通説のようです。当時、串的な形の物には魔力が宿り、邪を祓う力があるとされていました。現代的な感覚で言えば、魔除けや御守りに分類されるのでしょう。言われてみれば縄文人のイメージ画は、男女問わず頭に何かしら刺しているのが多い気がします。しかし平安時代辺りに髪を下ろすスタイルが主流となり、簪は長らく表舞台から姿を消しました。復活したのは安土桃山時代くらいとされています。そこから江戸時代に掛けて一気に多種多様となりました。そして明治以降、洋装が侵食しだして又しても使用頻度は下がっていきます。こうして見ると、日本人との友好度が、物凄く長いスパンで上がったり下がったりしてるんだなと思わされます。現代でも洋服に合わせる人は少なからず居るようですし、再び時代がやってくることは充分に考えられますね。

(・ω・) いざって時に、護身用の武器にしても良いんだろうか

【蓄積が前提だから数百年くらい積み上げれば或いは】
朱:ヘンゼルさんとグレーテルさんは、
 男兄弟や姉妹でも大筋に影響は無いですよね~。
黄:小さな子供だから性差が少ないんだよぉ。
ア:そこをどうにかするのが腕の見せ所ですわ。
黄:文化とは無駄にエネルギーを注ぎ込むことというのが持論だけど、
 これほどの無為をそう呼んで良いのかが謎なんだよぉ。


【世界的に長兄が家督を継ぐのが一般的ではあった】
黄:兄が妹を守ろうとして一緒に頑張るという構図は、
 分かりやすくて受けが良いというのはありそうなんだよぉ。
朱:そう言われると必然性を感じます~。
ア:姉でも良いですわよね。
黄:そこは価値観の領域だからノーコメントなんだよぉ。
朱:守護女神であるアテナさんを姉に持つアルテミスさんには、
 割と自然な物の見方なのかも知れません~。


【高位神を取り締まれる組織が存在しない恐怖】
朱:ピノッキオさんが女性型の人形だったらどうなるんでしょう~。
黄:特殊な趣味感が凄くなるんだよぉ。
ア:善悪の区別も付かない幼子に人間味を与えると考えれば夢一杯ですの。
黄:光源氏的なんだよぉ。
朱:女神でなかったら捕まってそうです~。
黄:これでギリギリを攻めてるように見えることもあるけど、
 普通にアウトなんだろうとは思ってるんだよぉ。


【神とは道を踏み外そうとも記憶に残ってこそなのだよ】
朱:色々な経験をして、最後は人間になれるんでしたっけ~。
黄:生き物であることが完成形と考えるのは、傲慢にも感じるんだよぉ。
ア:むしろ人とは、不完全であるから美しいんですのに。
黄:色々と欠落しまくってるやつが言うと深いのか分からないんだよぉ。
朱:とりあえず、品行方正なアルテミスさんが魅力的かは疑問です~。
黄:さりげにとんでもなく失礼なことを言ってる気もするけど、
 没個性で印象に残らなさそうなのは事実っぽいんだよぉ。

 兄が妹を守ろうと奮戦する物語と言うと、件の超ヒット作を思い出します。やっぱり凄い汎用性があるんじゃないかという気がしてきますが、受け止め方は人それぞれっていうのもありますよね。
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