炭疽菌と呼ばれるものがあります。タンソキンと読みます。炭疽という疾病を引き起こす細菌として知られています。疽は腫れ物を意味し、症状の一つに黒いカサブタのようなものが出来ることからこの和訳となったようです。世には様々な病気がありますが、その一因が細菌であるという事実を初めて証明したのが炭疽菌でした。同時に毒性を弱めて注入することで抗体を作る、細菌ワクチンを誕生させてもいます。なので近代の西洋医学にとって重要な存在であると認識されています。炭疽菌は地中など栄養が足りない場所では芽胞という省エネモードに入ってやり過ごします。それを口にした恒温動物の内部で増殖して更には人間へ、というのが主な感染経路のようです。原因がハッキリしてからは抗生物質の投与など治療法も確立され、被害は減っています。一方で、敢えて危険性を増した改良を行い、バイオテロに用いることでも名が通っています。無差別な上に後の影響が不明瞭な為、生物兵器は国際条約で禁止されています。しかし安価に実用化できることもあり、各国がどれほど保有しているかは不透明なままです。人類を苦しめてきた対象に抗う術を武器とする。人の業とは、何処までも深く、後ろ暗いものなのかも知れません。 (・ω・) 刃物で傷付けるのは、結局のところ人とは良く言ったものだ 【西部劇だとしても普通に警戒されそうですが】 メ:他には、『一番安い部屋を頼む』ってのもある。 朱:貧乏な旅人さんです~。 黄:ボロ宿ならどれでも大差ないだろうに、 少しでも出費を抑えたい懐事情が滲み出てるんだよぉ。 メ:風体も大事で、着古した装束の上に破れたマントだと尚いい。 黄:設定が現代だと不審者として通報されそうな、 ギリギリを攻めたシチュエーションと言えるんだよぉ。 【教義的に相性が良いとは言い難い学説だからね】 メ:扱いが粗雑になるかどうかで、店主の人間性も分かる。 朱:こうして見ると、お約束って情報を凝縮するのに向いてます~。 黄:使い古されてるってのは、 選別を生き残ってきたということでもあるんだよぉ。 メ:生物の淘汰と一緒。 黄:もしや天使が進化を語るというのが笑いどころなのではと、 無駄な深読みをしてしまったんだよぉ。 【そっちの方が同情的になるのも少なからず居そう】 メ:『ま、待ってくれ。俺には子供が三人居るんだ』は捨てがたい。 黄:残された子が不憫ってのは分かるけど、 悪党に育てられるのも幸福とは言えないんだよぉ。 メ:思ったんだけど、土壇場で新情報を出すのは、 作劇的に許されないラインを越えてる気がする。 黄:演出に必要な小道具的設定に過ぎないと考えれば、 別に飼い猫の類でも問題ないのかも知れないんだよぉ。 【そしてあそこで死んでおけばなと言われてしまうのだ】 朱:この手の命乞いは、後の展開が予想しきれません~。 黄:許されるかは、それまでの行いに掛かってるんだよぉ。 メ:改心の余地もあるけど、キャラクターとして魅力的かが最も重要。 朱:作者の都合が見え隠れするというやつです~。 黄:悪に限らず突き抜けた性格をしてるのは人気が出がちだし、 はいそうですかと切り捨てられない悲しみがあるんだよぉ。 助命嘆願にも、同情を誘う系、死にたくねぇ系、逆ギレ高圧系、など様々なパターンがあります。創作で生き残れるかは紙一重なところがあるのですが、それでも最善を選択する努力は惜しむべきでは無いのかも知れません。 PR |
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