小籠包と呼ばれる調理品があります。中国語風に、ショウロンポウと発音するのが一般的です。本場では、小龍湯包(シャオロンタンパオ)とすることもあります。点心の一種で、豚肉と煮こごりを小麦粉の皮で包み込み、せいろで蒸し上げたものの総称です。焼売や餃子などと違うのは、ゼラチンが溶けて内部が汁気たっぷりな点です。一気に頬張ると熱い肉汁が漏れ出るので、猫舌の方は注意が必要になります。原型となる料理は10世紀から12世紀の北宋時代まで遡れるとされていますが、現代の調理法が確立されたのは19世紀後半の上海というのが通説です。それが好評を博し、世界中の中華料理店の定番メニューになりました。作るのにテクニックが必要で、すぐ食べないとデロデロになる恐れがあることを考えると、飲食店向けの商品と言えます。最近は冷凍食品もあるそうですが、破れたり崩れたりしないって凄い技術なんじゃないでしょうか。そういった意味で、多少のことを気にしない焼き餃子が定着したのは納得ですけどね。 (・ω・) 初心者が包んでも、味が壊滅しないのは強い 【その商法は乱世で通用するかな】 岬:うちの名物って、何がありましたっけ。 綾:果実が有名ですわ。 岬:言われてみれば干し柿が美味しいです。 綾:他国に売れる貴重な財源ですので、 食べ尽くさないでくださいまし。 岬:当主のお墨付きということにすれば、 付加価値になったりしませんかね。 【酸味と渋味が強く通好みに仕上がるらしい】 綾:近頃は、山葡萄に目を付けてますわ。 結:蔓が頑丈で、色々と便利なやつ。 綾:南蛮では似た品種を酒にするそうですの。 舞:宣教師が持ち込んだとか聞いたことある。 綾:稀少性を考えれば、高値を期待できますわよ。 海:そんな簡単に行くだろうかと思うが、 家老殿なら成功させかねないのが恐ろしい。 【経験則だけで良く生産できたもんだ】 岬:作り方は知ってるんですか。 綾:極端なことを言えば、 絞り汁を詰めておくだけで完成すると聞きましたわ。 舞:お手軽すぎて怪しい。 海:魔術の類ではあるまいな。 綾:米を原料とした酒だって理屈は不明なんですから、 そこは先人を信じることにしますの。 【堕落しきったお前が言うのか】 綾:報奨にすれば、一部の方がやる気になりますわ。 空:珍しい酒とな。 岬:兄上が釣れましたよ。 綾:出仕せずに、屋敷で飲んだくれてて欲しいですの。 結:異国の酒で酔いどれ生活とは何たる贅沢。 岬:それを生きていると称するかは、 また別の話になる気がしますけどね。 戦国時代と一口に纏められますが、百年くらいの長さがあります。この世界は種子島を筆頭に南蛮文化がそこそこ入ってきているので安土桃山時代に近い後期かと思われます。しかし厳密に設定している訳でも無いのでおかしいこともあるでしょうが、深く考えてはいけないのです。 PR 天保山と呼ばれる場所があります。テンポウザンと読みます。大阪府大阪市港区に存在する、標高4.53メートルの山です。つまり、二階建てに満たない程度の高さしかありません。そもそもの話として、山の定義は曖昧です。大地の盛り上がっている部分であることは共有されていると思われます。しかしどの規模からと言われたら認識にズレが生じることでしょう。世界的に見て山岳は信仰の対象であることも多く、人々が認めて初めて山は山となる部分があります。現代日本では、国土地理院の公認を得ると称していい雰囲気があります。天保山は1996年に掲載され、日本一低い山という称号を獲得しました。しかし東日本大震災の地殻変動で仙台市の日和山が大幅に標高を減らしてしまいます。なんと6メートルから3メートルと半分になってしまい、タイトルを奪われました。ちなみにこの2つは人工的に作られた山です。それなのに認定されているんですから、気分次第な面は否定できません。何なら日和山は津波に洗われてほぼ更地だったところを積み直したらしいですし。やっぱり地元住民が主張してこその山という考え方で良い気がしてきました。 (・ω・) 個人が庭に盛り土しても、無視は確実だろうね 【涙を堪えて受け止めてこそ大人になれる】 公:特産品を作って、権力基盤を固めたい。 遊:あー、良いんじゃないか、頑張れよ。 公:もう少し協力的になってくれないか。 遊:発想は悪くないにしても、 貴様主導では失敗する匂いしかしない。 公:忌憚ない意見は助かるが、 傷付かない訳では無いのだ。 【酒席の愚痴くらいに思っておけ】 莉:経済活性に貢献して一目置かれようってこと? 公:技術を独占して、飼い慣らすつもりだ。 遊:具体案が伴えば話くらい聞いてやるんだが。 公:中身については、これから考える。 莉:この時点で、暗雲しか見えない。 遊:上役の戯言に付き合わんといかんのが、 宮仕えの辛いとこなのだなぁ。 【バレたら逆に狩られるくらいの立場】 莉:領内で手に入りやすいのって何があったっけ。 遊:海が多いし、塩は重要な戦略資源だ。 但し、生産地は国衆に牛耳られている。 公:あいつら、従順な子供達に代替わりしねぇかなぁ。 莉:暗殺してこいって捉え方も出来るけど、 実働部隊を持ってないのが物悲しい。 【綿密な裏工作が前提になるけど】 公:海産物を加工するのが現実的な線だろうか。 民草に流行させれば、連中も無視できまいて。 遊:とことん発想が商人だな。 莉:何で大名やってるんだろう。 公:それは俺が聞きたい。 遊:この頭の軽さが好都合だったんだろうが、 逆襲するのに丁度いい立ち位置ではある。 戦乱の世であろうと、或いはだからこそ中堅の権力者は己の権益に固執します。まあ、それなりに平和だろうと全体の利益を考えられる人が少数なのは御存知の通りです。どっちにしろ世界中の人を幸せにするなんて無理と考えるなら、身内を優先する心情は正常と言える気がしてきます。 馬頭観音と呼ばれる仏様が居ます。バトウカンノンと読みます。観世音菩薩の6つ、ないしは7つの姿の1つです。かの存在は現世に顕現する際、場に応じて見た目を変えるとされています。聖観音、十一面観音、千手観音、如意輪観音、准胝観音、不空羂索観音、そして馬頭観音です。六観音とする時は准胝観音、または不空羂索観音が外れます。これらはいわゆる六道に対応しています。馬頭観音は畜生道が担当です。日本では破邪の力を有し、また馬の供養や守り神辺りを担当している様です。名前から人の体に馬の頭部が生えている姿を連想してしまいますが、馬型の冠を被っている仏像が主流です。ケモミミ付けただけでケモキャラ気取りかよみたいな感じがしますけど、異形っぽさを薄めた結果なのかも知れません。多くは怒りの表情をしていますが、これは魔を祓う為とされています。前に書いた記憶がありますけど、悪魔の類って強面なだけでビビるのかと思ったりもします。人外であろうと何処か人間臭いのが、仏教的な世界観という気もするんですけどね。 (・ω・) 初対面で威圧して優位を取るのは、世界の真理ってことか 【人工甘味料も常食すると太る説が根強い】 芽:カロリーゼロ表記は、 必ずしもカロリーがゼロとは限らない衝撃。 長:何の話よ。 芽:ゼロメイドも、決して無ではない可能性が。 長:無視して良いくらい微小ってことなんだけど。 芽:歯牙にもかけない存在に痛い目合わされるのは、 一つの摂理みたいなところがある。 【深読みしても疲れるだけのタイプ】 芽:逆にメイドゼロだと、始原のメイドっぽい。 長:何故か最強感が出るわ。 芽:きっとメイド長は正当な末裔。 なんなら経歴偽装した本人すら有り得る。 長:バカにされてるのかが分からないのは、 あんたが何も考えず喋ってるからでしょうね。 【相当の凄腕でないと稼げないんじゃ】 芽:独立の準備をすると決意した。 長:凄いこと言ってないかしら。 ?:野良メイドになるんですか~。 芽:フリーランスと言って欲しい。 長:ただの家事代行サービスね。 ?:月給を保証されてる現状の方が、 生活は安定すると思いますよ~。 【ネコミミが似合えば即採用だったとか】 長:知らない人の家でコミュニケーションしながら、 手早く作業をこなさないといけないんだけど。 ?:芽依さんには無理です~。 芽:世には仏頂面で能力不足なのを許せる人が居るはず。 長:それがうちの御主人様だったんじゃないの。 ?:人生にどれだけの出会いがあっても、 これほどの奇跡は二度と無いでしょう~。 何が酷いって、両名とも芽依が辞めること自体には何の葛藤も無いことです。自主的に退職してくれるなら後腐れも無いんですが、どうせ近い内に出戻ってくると理解しきってるのもありそうです。 侍商法、または士商法と呼ばれる詐欺があります。どちらもサムライショウホウと読みます。名前はカッコいいのに、やってることは犯罪ラインギリギリです。別名は、資格商法です。日本には様々な資格があって、取得すると就労が有利になることもあるのは御存知かと思われます。その為には試験を突破しなければならない訳ですが、その過程で騙し取る行為全般を総称したものです。サムライの名は、行政書士、公認会計士、電気工事士など、士の付く資格が多いことに由来します。具体的な手口は、多種多様です。最も単純なのは高額教材でしょう。言葉巧みに必要性を説き、無理矢理に一式を押し付けるのです。強引なセールスに弱い証拠なので、詐欺師仲間にリストが出回ってさらなる厄介事を引き寄せかねません。他には国家資格でないものを、そうであるかのように装うのも定番です。民間資格を作るのは自由なので、受験料や登録料で一稼ぎを狙います。赤の他人が持ち込んでくる美味しい話なんて碌なもんじゃないのが殆どです。マルチ系みたいに知己が勧誘してくるパターンもあるのが、世の厄介なところではあるんですけどね。 (・ω・) 何が大事かは自分で決めろってことだな 【無駄を楽しめてこそ大人とか言い出しかねない】 芽:天国と地獄がコンセプトのメイドカフェを、 隣り合わせで開店したらどっちが繁盛するだろう。 ?:安直に考えると安らげそうな天国ですけど、 飽和していて目新しさが足りません~。 長:生産性の無い会話だわ。 芽:文化とは、実業から最も掛け離れた存在である。 【そこまでして働かなくても良いだろうに】 芽:地獄メイドは良い。 どんな粗相も『悪魔ですから』で逃げられる。 長:何で金払ってる側が気を遣ってるの。 芽:その様に調教してこそ、理想の集金体制を築ける。 長:今時ここまで客商売ナメ腐ってるのも貴重ね。 芽:腰を低くするなんて出来るはずないから、 発想を転換するほかない。 【迷惑系に説教するのは思う壺的な】 芽:メイド金言集をしたためようと考えている。 長:何その、酒豪が語る禁酒の極意みたいなのは。 芽:逆に興味を惹かれるであろう。 長:素直に認めたくないけど、まあ。 芽:こういった巨大な隙を作ることで、 関心を持たせる手法がまかり通ってるらしい。 【発狂して支離滅裂な発言をするよりはマシ】 芽:メイドとは、即ち西洋風家政婦である。 長:間違っちゃいないわ。 芽:真理とは、常に単純なものだ。 長:単なる字引きだって、ツッコんでいいの。 芽:如何なる批判も、甘んじて受ける所存。 長:器量人ぶってるけど言い返す余地が無いだけね。 名言を大量に生み出す人は存在しますが、意識して捻出できるかと言われれば微妙なんじゃないかと思います。良いこと言いまくってるぜ感がある孔子も、後年に弟子が纏めた訳ですし。しょうもない発言も大量に混じってて省いたと仮定すると、一気に人間味が増すとも言えるんですけどね。 膾、または鱠と表記される調理品があります。ナマスと読みます。元は、獣肉や魚介類を生のまま細かく刻んだ食材を指していました。部首から推測できる通り、肉月は陸上動物、魚編であれば海産物と使い分けることもあります。現代では調味料、特に酢が主体のものを和えて頂く惣菜全般を意味します。材料に野菜も加わっているので、対象は広範です。食酢を用いるのは殺菌が主目的で、冷蔵冷凍技術が無かった時代の知恵でもあります。これを使用する有名な言葉といえば、あつものに懲りて膾を吹く、でしょう。あつものとは文字通り熱い食べ物です。勢いよく頬張ってしまい口内を火傷してしまったので、膾の様な熱と無縁の料理すら息を吹きかけて冷まそうとする訳です。過ぎた反省で無意味な行動を取る例えになります。他には膾切りなんてのもあります。細長い千切りのことですが、時代劇などでは脅し文句として使われます。『膾切りにしてくれる』だと文字通り、切り刻んでやる的なニュアンスになります。膾という単語自体あんまし使わなくなった感じがありますけど、東洋のカルパッチョ的な売り出し方をすれば、まだまだ一花咲かせられる気もしています。 (・ω・) 画像検索しても、大根と人参の酢の物ばっかりだ 【無根拠の方が盲信できる部分はある】 芽:受付を、担当したい。 長:接客じゃなくて、受付なの。 芽:そう。玄関先に座って、案内だけする。 長:来客なんて滅多に無いんだけど。 芽:だからこそ私に相応しい。 長:初対面で愛想を振りまける訳無いのに、 言い切れる自信が何処から湧いてくるんだか。 【耐えられる精神力があるなら普通に働け】 長:ま、良いわ。明日からやってごらんなさい。 芽:え。 長:もちろん、不意に誰か来る可能性がある以上、 休憩時間以外の離席は許さないから。 ずっと笑顔のまま待機するのよ。 芽:自分で言い出しておいてなんだけど、 新手の拷問と呼んで差し支えが無い。 【砂漠出身なので高温多湿には強くない】 芽:御主人様の運転手を務めたい。 長:私でさえ、極稀にしか遭遇しないんだけど。 芽:車内なら少しくらい休憩しても文句あるまい。 長:夏場の日向に配置したくなるわ。 芽:動物虐待は、まあまあの犯罪。 長:本当の猫なら丁重に扱うわよ。 【真の富豪は無駄金に厳しいからな】 長:そもそも普通免許あるの。 芽:私有地なら法律に触れない。 長:斬新な職務内容ね。 芽:御主人様だって、 何も考えず敷地内をドライブしたい日がある。 長:一年に一度あるかないかの為に一人雇うのは、 究極の成金っぽさを感じなくもないわ。 自分の子供が動画配信者になりたいと言い出したら、学生の内にやらせてみるのも一つの手では無いかと思います。再生数は問わない代わりに定期的なアップをノルマにすれば、ほぼ間違いなく音を上げるでしょうし。仮に続けることが出来ればその道ではうまくいかなくても、多少の糧になるんじゃないですかね。 |
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