2025
ストロボと呼ばれる装置があります。主に写真撮影で用いる、光を放つ機械の総称です。但しストロボはストロボリサーチ社の商品名だったので、一般名詞としてはフラッシュが良く使われます。エレクトロニックフラッシュの略です。実用化されたのは1939年、ハロルド・エジャートン氏に依ってでした。封じられたキセノンガスに高電圧を掛けると発光する性質を利用しています。日光に匹敵するほど強力で、カメラのシャッターと連動させることで被写体をくっきり写すのです。それまでは光源としてマグネシウムが主原料の閃光粉を燃やしていたのだとか。取り扱いの難易度が格段に下がった上、何度でも使える革新的な発明でした。時代が下ると距離と元の明るさを計算して、適正な光量に調整してくれる機能が珍しくなくなります。現代だとスマホに搭載されているフラッシュライトはLEDが主流なものの、専用器具としてのストロボはキセノンガスが大半です。完成度の高い技術が流通すると、簡単には刷新されない一例なのかも知れません。
(・ω・) フラッシュを炊くは、閃光粉が由来なんだってさ
【神経を逆撫でする余計な一言が】
玄:巨大ロボットのパイロットはどうでしょう。
白:頼りになるクール枠だけど、早々に退場するんじゃ。
黄:ピンチを作れないのは作劇する上で不便なんだよぉ。
朱:強すぎるのも問題です~。
玄:やはり黄龍さんの様に実力者だけど抜けているのが、
立ち位置として美味しい訳ですか。
【政治的妨害が理に適ってるけど納得は出来ない】
白:良い機体を与えると盛り上がらないから、
型落ちで頑張ってもらおう。
玄:渡り合うだけで評価が上がっていきそうです。
黄:素直に活躍させないのが不自然なんだよぉ。
朱:最新機に乗れない理由が、
後付けで増えていくんですね~。
【育成力が唯一にして最大の弱点である】
朱:司令官的なポジションだとどうなりますかね~。
黄:更に使いづらさが増すんだよぉ。
白:部下がポンコツになりそう。
玄:何故だか耳が痛い気がしてなりません。
黄:あんたらが残念なのは、
何者かのバランス調整説が出てきたんだよぉ。
【染み付いたイメージは払拭しきれない】
玄:兵卒共々優秀で物語になるかと言われましたら。
白:物量で苦境に陥らせるとか。
黄:派閥争いで部隊が孤立なんてのもあるんだよぉ。
朱:どうとでもなりそうです~。
白:だけど身内のやらかしを尻拭いしてる青龍しか、
思い浮かばないなぁ。
巨大ロボ作品の大半は搭乗型で、生身の人間が中から操作します。一方ジャンルの先駆けと言われる鉄人28号は外部電波で動かす設定でした。何でわざわざ乗り込まないといけないんだとは良く言われますが、機械がスポーツをしたところで誰も見ねーだろと同じ理屈なんでしょうね。
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2025
黍と呼ばれる穀物があります。読みはキビです。イネ科の一年草で、原産は中央アジア周辺とされています。欧州や中国では有史以前から栽培されていた歴史ある作物です。日本には粟、稗、稲よりは遅いものの、少なくても弥生時代には渡来していたと推測されています。漢字は大陸から直輸入していて、音は黄実から来ているというのが通説です。現代日本人が食す機会は少なくなりましたが、桃太郎の黍団子で認識している方は多いと思われます。食感がもちもちしているので好相性なのです。他には名前を共有している砂糖黍なんてのもありますが、遺伝子的にさほど近くありません。人間視点だと黍は種子が可食部なのに対し、砂糖黍は茎です。また成長には大量の日光と水を必要とするので、南国が適している点も違います。トウモロコシの別名が唐黍なのは黄色い粒を付けるからだそうです。穂だけ見たら黍と砂糖黍は似てますし、基準にするくらい根付いていた証拠なのかも知れません。
(・ω・) 黍団子一つで死地に赴くくらいだからな
【会議が終わらない原因に思えてきた】
玄:青龍さんが権力欲に溺れたと仮定します。
朱:黄龍さんがボコって終わりじゃないですか~。
白:会話が続かない。
玄:結論を敢えて出さないのが、
円滑なコミュニケーションの極意らしいです。
黄:間違っちゃいないんだろうけど、
言い方のせいで性格が悪く見えるんだよぉ。
【随分と偏った見識ですこと】
玄:この様に色々な青龍さんを妄想してみましょう。
白:いつも通りオモチャにしようって腹ね。
黄:こっちも容赦がないんだよぉ。
朱:良く知ってる身内の話題は長続きします~。
白:酒席や女子会はそんなもんって聞くけど、
安定感を重視してるのかも知れない。
【趣味に留めてるのでも激レアだろうな】
朱:まずはラッパーの青龍さんですが~。
黄:かなり飛ばしてきたんだよぉ。
玄:並行世界は無数に存在するとされていますが、
三名くらいしか確認できない気がします。
白:居るは居るんだ。
朱:何千年も生きていたら、
心境の変化があってもおかしくありません~。
【あんな雰囲気で飯の話だったりして】
朱:とはいえラッパーの定義が分からないです~。
白:チェケラって悪口言えば良いんじゃないの。
玄:認識が雑ですね。
黄:白虎がやたら詳しくても不可解なんだよぉ。
玄:猫は良く唸り声で威嚇していますが、
翻訳したらラップバトル的かも知れませんよ。
ラップバトルと言えばディスりですが、何気に歴史的背景があります。50年くらい前、アメリカのスラムはとてつもなく荒んでいました。暴力沙汰も日常茶飯事でしたが、それでは疲弊する一方です。代替案として、罵り合うことで抗争の数を減らしていたのだとか。ホビーアニメの世界観ですが、意外と有効な手段なのかも知れません。
2025
フェルマーの最終定理と呼ばれるものがあります。フェルマーとは17世紀の数学者で、フルネームはピエール・ド・フェルマーです。本業は法律家ですが、趣味として続けた数学で名を残すことになります。何しろ個人的にコツコツやっていただけで、何処にも発表していないくらいの道楽っぷりです。転機は、遺品整理でした。息子が数学書を発見したのです。古代ギリシャのディオファントスが著した『算術』だったのですが、何やら色々と注釈が入っています。凄いものだと感じ取ったのか、そのまま出版しました。内容を要約すると、48の定理です。しかし証明がされていません。数学的に意義がある為、一つ一つ解きほぐしていきます。長い年月を掛けて47個は解明されました。しかし一つだけ残ったのが大問題になります。何と数世紀に渡って未解決で、いつしかフェルマーの最終定理と称されました。1995年、実に300年以上の時を経て、アンドリュー・ワイルズ氏に依って決着がもたらされます。悪魔とまで言われた宿題が片付き、界隈は安堵したとのことです。フェルマーにはもう一つ代名詞があります。それは『私はこの定理に対する驚くべき証明を発見した。しかしここに記すには余白が足りない』という書き込みです。彼なりのジョークなのでしょうが、現代でも教養がある相手になら使い回せます。専業だったらどうなっていたのかなどと考えてしまいますが、好き勝手にやったから結果が出るケースもありますよね。
(・ω・) 最強のアマチュアってロマンがあるやん
【普通に火傷しそうではある】
朱:そういえばフェニックスさんが居ました~。
黄:朱雀の親類のようでいて、
こんなのが二羽も居るとか考えたくないんだよぉ。
ア:火に飛び込んで転生するところは似てますの。
朱:炎の鳥だからといって、
そんな熱そうな真似をするのは真っ平御免です~。
【但し理解できるかは別の話】
ア:一度会わせてみたいですわね。
黄:偏在した朱雀というオチになりそうなんだよぉ。
朱:私が知らないところで私が存在してるんですか~。
ア:意味が分かりませんわ。
黄:朱雀初心者の皆さんがそう言うんだけど、
慣れてくれば気にならなくなるんだよぉ。
【下を見付ける安心感は万国共通なのさ】
黄:改めて個性派揃いなんだよぉ。
朱:遠巻きに見る分には良いですけど、
世界進出は勘弁してもらいたいです~。
ア:自己紹介ですの?
黄:あんたらには負けると言い聞かせることで、
自尊心を保ってる実情があるんだよぉ。
【感情論と利害関係でしか共闘できない連中なので】
朱:本気で侵攻されたら対抗できるでしょうか~。
黄:内紛を誘発すれば瓦解するんだよぉ。
ア:否定できないのが困りものですわ。
朱:一致団結とは難しいものです~。
ア:わたくしからして男性陣がどうなろうと、
全く興味ないので仕方ありませんの。
ギリシャ神話は、オリュンポスがティターンに勝って新たな支配者となった後はオムニバス形式で進みます。権力構造は安定しますが、再び外敵などに対抗できるかは分かりません。個人的にはゼウスの排除が計画されて、内戦になると思ってますけどね。
2025
サウナと呼ばれる施設があります。御存知の通り締め切った空間を高温にし、全身を温める設備の総称です。蒸し風呂など類するものは世界各地に存在しますが、現代的なサウナの起源はフィンランドとされています。当地は平均気温が低く、血流が悪くなりがちです。そこで燻蒸や貯蔵を行う小部屋で暖を取ったのが始まりとされています。煙と熱で滅菌されて、意外にも衛生的な場所でした。ここで普段は掻かない汗を出し、代謝を良くしていたというのが通説です。世界に広まったのは、1936年のベルリンオリンピックがキッカケです。フィンランド選手団が持ち込み、各国が興味を持ったと言われています。日本では1964年の東京オリンピックが流行させました。1990年代に第二次ブームが到来し、近年第三次が起こっているのだそうです。しかし健康的とされる一方で、懸念する声も挙がっています。血の巡りを促すのは悪くありませんが、心臓や血管に負担を掛ける行為でもあるからです。急激な脱水で血栓が発生するリスクもあります。伝統があると言っても、この国は北欧と真逆の高温多湿なので体質に合わないのかも知れません。
(・ω・) 湯船に浸かれば充分じゃねというのは納得感ある
【ハンティング要素を加えれば尚良し】
白:グルメツアーに行きたいなぁ。
黄:何の話なんだよぉ。
白:キマイラやヒュドラを提供する企画があれば、
そこそこ需要があると思わない。
朱:ゲテモノ食いです~。
ア:退治する物語は数多ありますけど、
口にするのは稀少ですの。
【胃もたれしたことないのが白虎の自慢である】
白:なんか未知のパワーとか得られるかも。
黄:お腹を壊す心配をすべきなんだよぉ。
白:そこは小さく自己責任って書いときゃ、
どうとでもなるんじゃない。
ア:発想が詐欺師ですわね。
朱:絶対の安全を求める方は参加しないでしょうし、
大丈夫なんじゃないですかね~。
【何処に申請するものなのかは知らない】
朱:白虎さんなら団体行動を面倒がって、
好き勝手に狩りそうですけど~。
白:それでも良いんだけど。
ア:気付けば怪物が消滅しかねませんわ。
黄:新たな脅威として狙われるから、
許可があるに越したことは無いんだよぉ。
【欠片も思ってないことをペラペラと】
黄:害獣駆除の名目で委託すれば良いんだよぉ。
朱:まさにウィンウィンです~。
白:報奨金とか出るかな。
ア:抜け目がありませんの。
白:個人的には趣味みたいなもんだけど、
後進に迷惑を掛けちゃいけないからね。
食べた相手の力を獲得する設定はありがちですが、白虎一族に発現したら恐ろしいことになってしまいます。流石に上位存在もそこら辺のバランスは考えてると思いたいのですが、割と適当な匂いがするので安心できません。
2025
プロレタリアートと呼ばれる階層があります。現代では、給金で働く労働者を指す単語です。由来は古代ローマまで遡ります。当時の人民は一定の人権を認められた市民と、敗戦などによって剥奪された奴隷に二分されていました。しかし領土拡大に伴って格差が広がり、市民と言えど物的な財産を蓄えられない層が出てきます。奴隷に労働を担わせ、堕落しただけなのも居たようですが。そこで子供以外には何も無いという意味で、無産者である面々をプロレタリアと区分したのです。彼らは政府に寄生したり、兵士になることで食いつないでいきます。帝国の崩壊と共に忘れ去られますが、近代に復活します。資本主義に異を唱えたことで知られるマルクスとエンゲルスが、人々を金持ちと貧乏人の二つに分類し、それぞれブルジョアジーとプロレタリアートの名を与えたのです。今なお一部で根強い、資本家の搾取が不平等を生む思想を広めた人物とも言い換えられます。これが正しいかはともかくとして、20世紀の世界は資本主義と共産主義で対立するのが一つの基本軸になりました。両名は最終的に労働階級が勝って終結するとしましたけど、実際がどうだったかは御存知の通りです。
(・ω・) ケンカを煽っただけじゃねーかなと言ってはいけない風潮
【問題解決能力も立派な資質だから】
玄:英雄に興味があります。
黄:一番はやっぱりヘラクレスなんだよぉ。
朱:メチャ強い方ですよね~。
玄:武勇伝がたくさんあるんでしたっけ。
黄:中には厩舎掃除や帯の奪取なんてのもあって、
首を傾げないこともないんだよぉ。
【人類は大昔からこういうのが好きなのだ】
黄:ミノタウルスを屠ったテセウスも有名なんだよぉ。
ア:クレタ島の迷宮を突破しましたの。
玄:流行りのダンジョン探索ですか。
朱:ちょっと安っぽくなりました~。
ア:最奥にボスが待ち構えているというのは、
たしかにそれっぽいですわね。
【ポセイドンに嫌われて何度も遭難してしまう】
朱:オデュッセウスさんの名前は聞いたことあります~。
黄:トロイア戦争の立役者なんだよぉ。
ア:帰還するのに十年掛かってしまい、
足跡は冒険譚として語られていますわ。
玄:つまり遠大な迷子ですね。
朱:そうかも知れませんけど、言い方は大事です~。
【巻き込まれる部下は溜まったものじゃない】
玄:戦いで活躍するのは人々の心に残るようです。
黄:おだてて持ち上げるのは大事なんだよぉ。
ア:スレた見方ですのね。
朱:黄龍さんですから~。
玄:例えそれが良いように使われているのであっても、
名を残すことを優先したい人種も居るんです。
ヘラクレスは12の試練に挑んだことで知られています。理由は、ヘラの怒りで錯乱して妻子を手に掛けてしまった罪滅ぼしです。何で疎まれたかと言えば、ゼウスがヘラクレスを贔屓したからだったりします。結局はお前かに帰結するのが、ギリシャ神話なのです。