忍者ブログ

2025

0604

 プロレタリアートと呼ばれる階層があります。現代では、給金で働く労働者を指す単語です。由来は古代ローマまで遡ります。当時の人民は一定の人権を認められた市民と、敗戦などによって剥奪された奴隷に二分されていました。しかし領土拡大に伴って格差が広がり、市民と言えど物的な財産を蓄えられない層が出てきます。奴隷に労働を担わせ、堕落しただけなのも居たようですが。そこで子供以外には何も無いという意味で、無産者である面々をプロレタリアと区分したのです。彼らは政府に寄生したり、兵士になることで食いつないでいきます。帝国の崩壊と共に忘れ去られますが、近代に復活します。資本主義に異を唱えたことで知られるマルクスとエンゲルスが、人々を金持ちと貧乏人の二つに分類し、それぞれブルジョアジーとプロレタリアートの名を与えたのです。今なお一部で根強い、資本家の搾取が不平等を生む思想を広めた人物とも言い換えられます。これが正しいかはともかくとして、20世紀の世界は資本主義と共産主義で対立するのが一つの基本軸になりました。両名は最終的に労働階級が勝って終結するとしましたけど、実際がどうだったかは御存知の通りです。

(・ω・) ケンカを煽っただけじゃねーかなと言ってはいけない風潮

【問題解決能力も立派な資質だから】
玄:英雄に興味があります。
黄:一番はやっぱりヘラクレスなんだよぉ。
朱:メチャ強い方ですよね~。
玄:武勇伝がたくさんあるんでしたっけ。
黄:中には厩舎掃除や帯の奪取なんてのもあって、
 首を傾げないこともないんだよぉ。


【人類は大昔からこういうのが好きなのだ】
黄:ミノタウルスを屠ったテセウスも有名なんだよぉ。
ア:クレタ島の迷宮を突破しましたの。
玄:流行りのダンジョン探索ですか。
朱:ちょっと安っぽくなりました~。
ア:最奥にボスが待ち構えているというのは、
 たしかにそれっぽいですわね。


【ポセイドンに嫌われて何度も遭難してしまう】
朱:オデュッセウスさんの名前は聞いたことあります~。
黄:トロイア戦争の立役者なんだよぉ。
ア:帰還するのに十年掛かってしまい、
 足跡は冒険譚として語られていますわ。
玄:つまり遠大な迷子ですね。
朱:そうかも知れませんけど、言い方は大事です~。


【巻き込まれる部下は溜まったものじゃない】
玄:戦いで活躍するのは人々の心に残るようです。
黄:おだてて持ち上げるのは大事なんだよぉ。
ア:スレた見方ですのね。
朱:黄龍さんですから~。
玄:例えそれが良いように使われているのであっても、
 名を残すことを優先したい人種も居るんです。

 ヘラクレスは12の試練に挑んだことで知られています。理由は、ヘラの怒りで錯乱して妻子を手に掛けてしまった罪滅ぼしです。何で疎まれたかと言えば、ゼウスがヘラクレスを贔屓したからだったりします。結局はお前かに帰結するのが、ギリシャ神話なのです。
PR
Post your Comment
Name:
Title:
Font:
Mail:
URL:
Comment:
Pass: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
2 3 5 7
9 10 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新コメント
[09/14 taka]
[09/10 美綾]
[09/10 taka]
[09/01 美綾]
[08/31 taka]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]
* Template by TMP