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 茶番で有名な事業仕分けが盛況ですが、何て言うか、もっと他に切り込むところがあるでしょう。ぶっちゃけて言うと記者クラブ。
 前々から言ってるんですが、これだけインターネットが発達してる時代に、官公庁発表の情報をわざわざ新聞、テレビ等を介して発表する必要は全くありません。どっかの省庁に適当な人数のチームを作って、ひたすら各省庁から情報をネットに上げ続ける組織を作った方が安上がりです。元々、血税でもって手に入れた情報なんですから、マスコミが飯の種にする権利はありません。他に方法が無かった時代ならいざ知らず。
 まあ、ある意味に於いて、『議員定数削減』と『記者クラブ廃止』という分り易いムダ削減を、極力触れない方向で政治家とマスコミが連携してるってところですかね。ちなみに、民主党の公約だったか、目標には、『記者クラブの開放』が示されていたんですよ。『比例議員削減』もね。

( ・ω・) そんなこともすっかり忘れ、鳩は今日も今日とて鳥頭

「ドン、いきなりでなんだが、今晩、幹部と近しい者を集めて軽い酒宴を開いてみたいんだが、どうだい」
「酒宴、だと?」
「ああ。例の裏切り者なんだが、詰めの裏取りが欲しくてな。一通り集めて煽ってやれば、ボロを出すんじゃないかと思ってな」
「うむ、良い案だな。早速、通達することとしよう」
「もし来ないなんて真似をすれば、疑いが強くなるってことくらいは分かってるだろうからな。全員、出てくると思うぜ」
 もちろん、このこの誘いの真意は、幹部を酔わせて機能を低下させることだ。これはこれで、腕の見せどころになるのかな。

「い、いきなり酒席だなんて、一体、どういうことなんだい?」
「全くよぉ。ウチも忙しいんだけど、ドンのお誘いじゃ断る訳にもいかないわよねぇ。
 ホセ、折角だから存分に楽しみましょう。お酌してあげるわぁ」
「は、はぁ」
 ホセには悪いけど、ヘラルドには頑張って貰うことにしよう。人間、安全圏に居るからこそ、達観した意見が出るものだったりもするよね。
「まさかこのラード樽と仲良くしろだなんて言い出すんじゃねーだろうな。いくらドンだろうと、そいつぁ飲めねぇぜ」
「それはこっちの台詞よぉ。折角のほろ酔いが悪酔いに変わるから、視界に入らないでよね」
「人を、汚物みたいな扱いしやがんじゃねぇ!」
 いやぁ、煽るまでも無く、既にバラバラで、こちらとしてはありがたい話だとは思います。
「うむ、皆の者、良く集まってくれた」
 とここで、ドンが幹部達に向けて声を掛けてきた。
「今宵は労をねぎらう意味で、ささやかながらこの様な席を用意させて貰った。大いに飲み、楽しんで貰いたい」

 

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