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 プロ野球セ・リーグの三位争いが過熱していますが、我が愛する横浜ベイスターズは無残なもの。ああ、ヤバい。久々に惨状を確認したら、マジで涙でそう。触れない方が心穏やかとか、本気でプロ球団としてどうなのよ。

( ・ω・) しかし野球ネタ書くなんて、一体、いつ以来だよ?

「はぁ……」
「どうした、坊や。海の男は、そんな弱気な面を見せるもんじゃねぇぜ。ささぁ、酒を飲んで、悩み事なんて忘れちまいな」
 いやいや、僕、海の男じゃないし。そもそも忘れちゃったらまずいし。大体、飲んでも殆ど酔わないし。
「何をそんなに悩んでおられますの?」
「何をって……」
 今、この局面で問題と言えることなんて他に無いと思うけどなぁ。
「あくまで意見として言わせて頂くなら、貰ってしまえば良いと思いますの」
「そーだよねー。何しろ、只でくれるっていうんだから、普通は即答だよね」
 脳天お気楽な思考回路って、本当、羨ましいなぁ。
「あ、そういや、ちょっと面白い話聞いたよ」
「うん?」
「二人が賭場で稼いだお金じゃ、外洋航海に耐えられる最低線の船でも、五分の一の値段にもならないってさ」
 ぐはっ、何処が面白いんだよ。むしろ追い討ちじゃないか。
「あーうー」
「ってかさ。何で、そんな唸ってるの? もう、他に手段無いっぽいし、貰っちゃえばいいじゃん」
「もしや、話が美味しすぎて、罠か何かと思ってらっしゃりますの?」
 いや、それもほんのちょっとくらいはあるけど、大部分はそれじゃなくてさ。
「だって、船だよ? 普通に働いてたら、一生、買えないくらいのものだよ? 便宜上は借りるってことにしたって、何処で難破するか分からないし、そんなものをポンと貰うなんて――」
「重荷ですの?」
「そりゃまあ、あんなでっかいもんを背負える力自慢なんて、あんま居ないよね」
 微妙に、話を茶化された気がしてならない。
「でも、アレクさんはアリアハンの勇者なのですから、今更、一人や二人、背負う方が増えたからといって――」
「違うよ」
 アクアさんの言葉を遮る形で、言葉を吐き捨てた。

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