2025
マシュマロと呼ばれる菓子があります。熱した糖液にゼラチンを加え、泡立てた後に成型したものの総称です。ふわふわ感を増す為に卵白を混ぜるタイプもあります。語源はウスベニタチアオイ、英語だとmarsh mallowの名を冠する植物です。古代から薬用や観賞用で親しまれてきました。根から採れるデンプン液は粘着質で、固める性質を持っています。後にゼラチンで代用するのが主流化し、今の製法に至りました。なので市販のマシュマロにウスベニタチアオイはほぼ使われていません。にも関わらず名前を受け継いだのは、英語圏でも語感がピッタリだったからなのでしょう。現代でマシュマロはホワイトデーに相応しくないとするのが通説です。しかし発祥はマシュマロにあるとも言われています。意味は『チョコの想いをマシュマロに包んでお返しする』です。始めてしばらくは低調でしたが、マシュマロ以外にも拡張する際にホワイトデーへ改称したことで人気が爆発しました。白はマシュマロの色に由来しています。ちなみに日付は提携する百貨店が『暇な3月半ばが良い』としたからなのだとか。こうして見ると商業主義まみれですが、流行り物としては珍しくないのです。マシュマロに否定的なニュアンスを籠めたのも、誰かの意図が絡んでいるからかも知れません。個人的には、食べたらなくなる善意の贈り物に悪印象を与えること自体が意味不明です。一般に広まったのは、どうしてなんでしょうね。
(・ω・) アレルギーとかなら、ビシッと断って宜しい
【どう考えても持ち掛けた方が悪いし】
月:乙女ゲー企画のアドバイザー依頼が来た。
黄:変な仕事ばっかり舞い込むんだよぉ。
月:鉱脈を掘り尽くして目先を変えたいからな。
黄:それを踏まえても血迷ってるんだよぉ。
月:資金的に遊ぶ余裕があるのかも知れんけど、
何にしても責任を取るつもりはない。
【甘いセリフが宇宙一似合わないのでは】
月:攻略対象は、大学のイケメン達らしい。
黄:こんなのに監修させたら見た目は良くても、
変人だらけになるんだよぉ。
月:既に宇宙物理学科で、三大欲求より宇宙が優先、
何なら宇宙人に生まれたかったのを提案した。
黄:それでどうやって恋愛展開に持ってくのかという、
脚本担当が吐血しそうな案件なんだよぉ。
【コンピューター時代に価値があるのだろうか】
月:本の虫で、図書館の主と呼ばれてるのはどうだ。
黄:文学少女と話が合うなら可能性を感じるんだよぉ。
月:趣味は学術書の丸暗記なんだがな。
黄:どんな脳味噌してるんだよぉ。
月:多分、インプットに能力を使い過ぎて、
創造とか、関連付けるのは不得手だと思う。
【個人資産も数値化するとリアリティを失う】
黄:首席候補の文武両道とかが一般的なんだよぉ。
月:そういうのは溢れてて埋没する。
黄:首席は年に一人しか居ないから首席なんだよぉ。
月:物語だと全国模試一位が頻発するぞ。
黄:もはや数字を盛っても軽く流される、
業界の末期感さえ覚えるんだよぉ。
ロマンスメインのキャラクターゲームは何十年も続いているので、男性向けにしろ女性向けにしろ斬新なキャラ付けは残されていないでしょう。それでも多少は味変しないと飽きられてしまいます。これは大方の創作界隈に共通している問題なのですが、延命治療を図るしか方法は無いのが現実です。
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