2010
鳩山総理の私服は、洒落にならないくらいセンスが無いことが一部で有名です。お前、総理だろ、人と会うのが仕事だろ、スタイリストくらいつけろよ。そりゃ、野党代表なら国内問題で済むから良いけど、建前上、日本の顔なんだよ。頭の中は諦めてるから、格好くらい普通にしてくれ。
( ・ω・) ピ●コの辛口チェックをまだやってるなら、きっと既に弄っているはずだ
「まあよい。いずれにせよ、ゆーしゃのことを考える様になったと言うのでれあれば、随分と進歩したものじゃ。
月夜の晩、悶々としておったあの頃とは比べ様も無い」
「あの時は、本当にもう、何て言いますかお恥ずかしいところを――」
ここまで言ったところで、ハッと気付いてしまう。
「月夜の、晩?」
シスが威圧するかの様に、そしてアクアさんが興味深げにこっちを見ていることに。
「ゴシップ好きの血が、騒ぎますわ」
仮にも僧侶として、それは本当にどうなんだろうか。アクアさんのことを僧侶と認めてる人が居るのか、そこから議論しなくちゃいけないって気もするけど。
「よいではないか。男と女の間に、秘め事はつきものぞ」
そしてトヨ様も無駄に煽らないで下さい。いや、この人の性格からしてわざとの可能性も充分以上にあるんだけどさ。
「ふーんだ。あたしなんか、最初に会った日の晩、部屋に盗みに入ったくらいなんだからね」
何で対抗してるのかは分からないけど、それって、何かの自慢になるのかなぁ。
「わたくしは、実家に泊めて頂きましたわね」
う、その件に関しましては、今となっては良い思い出ということで処理したいところです。
「お主、至る所に粉を掛けておるのか。甲斐性という意味で悪いとは言わぬが、程々にせぬと命を縮めることになるぞえ」
それは、完全に誤解というものなのですが、女性陣が喋ったこと自体に偽りは無いので凄く否定しづらいです。
「よもやすると、それがお主にとっての勇気なのやも知れぬが、の」
「何だか、うまいこと言ったみたいなしたり顔をしないで下さい!」
はぁ。何て言うか、僕は女性にはどうあろうと勝てないのかな。
いつものことと言えばいつものこととも言える感想が胸を去来し、何とはなしに溜息をついた。