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 十全という言葉があります。完璧や完全などとほぼ同義です。日本語で八と百と万辺りは、多いことの意味も含みますが、十には、十割的な比率としての語意もあるようです。全はもちろん不足が無いということですから、百パーセントを強調した熟語と言えるでしょう。そういう風に見てみると、何か一気に強キャラ感が湧いてきますよね。半端ない特殊能力を二つ持っているというか、防御フィールドが二重に張られているというか。そういえば、十重二十重という言葉もありましたね。こっちの十は、たくさんのという使われ方ですが。他にも十把一絡げのように、大量の、という意味合いがあることに気付かされます。十進法の要であるとはいえ、ちょっと優遇されすぎではないでしょうか。何だか作者の寵愛を受け、あまりに設定が突き抜けてしまった為、話の都合で泣く泣く退場させられる、そんな匂いすら感じてしまいます。

(・ω・) 逆に一から十までの数字で、一番冷遇されてるのはどれなんだろうなぁ

【陸上に変換すると猪と熊辺りでいいんだろうか】
月:浦島太郎に、竜宮城ってあるじゃん。
朱:豪華な御馳走に海の幸はあるのか、
 無ければどこから調達してきたのかが謎なあれですね~。
黄:相当、うがったものの見方なんだよぉ。
月:普通なら、鯛や平目が舞い踊ってる横で刺し身を食いたいとは思わないだろうが、
 白虎なら平然と食い尽くしそうな辺り、ちょっとした恐怖心を覚えるよな。


【無理して三大なんて付けるからだ】
月:あそこが、実は月の裏側という説を流して権威向上を図りたい。
黄:かぐや姫が縄張り争いを始めそうなんだよぉ。
朱:日本の御伽噺、三大ヒロインの内、二人が激突するんですね~。
黄:むしろ、あと一人は誰なんだよぉ。
月:有名所だと一寸法師の姫とか居るけど、名前が全然出てこねぇな。


【どこかの村とか山みたいな設定ばかりだよ】
天:では私は、鬼ヶ島が太陽にあると主張しましょう。
黄:色々と無理があるんだよぉ。
朱:三大スポットの内、二つが出てしまいました~。
黄:だから、あと一つはなんなんだよぉ。
月:そう言われると、固有名詞が付いてる場所って割と少ない気がする。
黄:金太郎の足柄山でいいのかも知れないけど、やっぱり格落ち感は否めないんだよぉ。


【下手に古典すぎるせいで改竄も出来やしない】
黄:それより、そもそも御伽噺より知名度が低い自分達の身を案じるんだよぉ。
天:本格的に心にくることを言うのはやめてください。
朱:小さい時からあれだけ刷り込み教育をすれば必然の話ですよね~。
月:姉さんのエピソードは派手な展開やカタルシスがないし、
 業界から見向きもされないのはしょうがないのかも知れない。
黄:引き籠もった原因が弟に苛められたからというのはシンデレラ的にありとしても、
 周りが頑張って表に出しましたじゃ、主人公としてダメ過ぎるんだよぉ。

 一寸法師は後に帝に気に入られ、中納言にまで出世したのだそうです。正確には、血筋が折り紙つきだったというのもあったのだそうですが、血統と覚醒で成り上がる辺り、少年マンガテイストではありますよね。
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