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 武田信玄の軍師というか、知恵袋として有名な山本勘助ですが、現代の史観では、存在が極めて怪しいというのが定説となっています。というのも、活躍の記述が、江戸時代初期に書かれたとされる甲陽軍鑑に集中していて、他の史料にはあまり見当たらないからなのだそうです。この甲陽軍鑑というのは、史書というより歴史小説に近いもので、史実であるかどうかの参考とするには弱い部分があるのだとか。モデルとなった人物が居たかどうかはともかくとして、仮想の人物が実在の有名勢力である武田軍で活躍しまくる、という見方をすると、なんか一気に何処かで聞いたことのある構図となります。少なくても四百年前にはこんなものが存在している辺り、日本人ってのは、根本的にこういうのが好きなのかも知れません。農耕民族で、日々が比較的安定しているから、妄想だけでも大活躍したいんですかね。ここら辺を応用すると、織田信長の下に集った現代人オールスターバトルとか、アホらしくて面白くなるかも知れません。

(・ω・) あの魔王なら、何が来ようと使いこなすという謎の信頼感があるよな

【人間的にも物理的にも止められるのが少ないし】
朱:悪魔さんと比べて、天使さんは言葉の頭に付けても、破壊力に欠けますよね~。
黄:悪魔のスノーボード、天使のスノーボード――なるほど、なんだよぉ。
メ:正直、何と勝負してるのか分からない。
黄:悪魔という単語は、剥き出しの害意みたいな付加価値があるけど、
 天使はふんわりとオブラートに包んだ感じでパワー不足は否めないんだよぉ。
メ:黄龍って時たま、何の意味もなく暴走するのが困りものだよね。


【目の前に落ちてる百円玉は拾っちゃうじゃないか】
朱:天使を冠することで、一番面白くなるのはなんなんですかね~。
メ:早くも、趣旨が変わってきた。
黄:悪魔には激辛の意味も含まれているから、天使のチリソースとかどうなんだよぉ。
朱:味が全く想像できませんね~。
メ:そういう感じなら、天使のハバネロとか、天使のトムヤンクンとか何でもありだよね。
黄:現実問題、目先の面白さを優先させると転がし方に困るのは、
 国家や会社の運営にも通じる、難儀な落とし穴なんだよぉ。


【天使と比肩するくらい美味って意味が分からない】
朱:他にも、悪魔さんは高カロリーなものを指すことがありましたね~。
メ:食べ物の話ばかりなのは何故だろう。
黄:そう考えると、天使を付けることでヘルシーさをアピールできるんだよぉ。
朱:天使のバームクーヘンとか、天使のドーナッツとか、そんな感じしませんけど~。
黄:この場合、美味しさが天使級ということが優先されるんだよぉ。
メ:冷静に考えると何の因果関係も無いのに、変な説得力があるのはどうしてかな。


【ここでインパクト不足という特性が足を引っ張ってくる】
朱:まあ、物凄いことを鬼のようにって表現する方も居ますからね~。
黄:鬼のように強いならいざ知らず、鬼のように忙しいとか、
 どういうことなのか問い質したくなるんだよぉ。
メ:むしろ鬼って、略奪した宝物でのんびり暮らしてるイメージ。
黄:現実離れした凄さを鬼という別世界の住人に投影するというのなら、
 別に天使でも代用できる気がしてきたんだよぉ。

 日本語に於ける天使と悪魔の使われ方は妙に多様的ですが、日本神話や仏教に、明確な善悪ラインが存在しないのも一因だと思うんですよ。全肯定、全否定という考え方は、やっぱり西洋的なんでしょうね。
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