2025
ミラクルフルーツと呼ばれる果実があります。原産は西アフリカで、アカテツ科フルクリコ属所属です。名前の通り、奇跡を起こすことで知られています。内容は果汁を舌に馴染ませると、酸味が甘味に感じられるというものです。それだけかいという雰囲気もありますが、味覚を錯誤させる食品は珍しかったりします。最古の記録は、1725年にフランスの探検家シュヴァリエ・デ・マルシェ氏が残しました。現地の住人が、食前に齧っていたのです。昔は甘さが貴重でしたから、彩りとしていたのでしょう。秘密は、タンパク質の一種であるミラクリンにあります。これが甘味受容体と結合し、酸っぱさの元である水素イオンと反応して活性化させるというのが一般的解釈です。ダイエットなどで糖分は控えたいけど、代替が欲しい時に活用されます。またレモンや梅干しのように、先入観がある食材と認識のズレを楽しむのも一興です。但し酸を中和している訳ではないので、あまり強いのだと歯や粘膜を痛める危険があります。ミラクルフルーツは熱帯植物で、栽培の難易度が高い為に稀少です。その上で実用性があるかと言われたら、割と局地的でして。大量生産される未来があるかは分かりません。
(・ω・) それにしても冗談みたいなネーミングである
【むしろ極めて知的な趣味とも言える】
月:超古代文明の浪漫を語りたい。
黄:古代だけなら学術的だけど、
超が付くだけで一気に胡散臭いんだよぉ。
月:史学的根拠は皆無だからな。
黄:だからこそ好きに弄れる面もあるけど、
仮にも学者としてどうなんだよぉ。
【衛生面のピークがローマ帝国なヨーロッパとか】
月:欧州にせよ、環太平洋にせよ、
源流となる超大国が存在したとされる。
黄:文化的類似点は指摘されてるんだよぉ。
月:単に古代人の行動範囲が広かっただけなんだが。
黄:人類は過去の水準を過小評価しがちだけど、
意外と一進一退だったりするんだよぉ。
【時に下手な論証より説得力を持つ】
月:優れた技術に依って自滅したのも定番だ。
黄:何でか現代より上にしたがるんだよぉ。
月:昔なりに凄いでどう盛り上げろと。
黄:更に学問から離れていくんだよぉ。
月:エンタメと割り切ってる内は良いが、
真実だと思い込みだしたら、かなりヤバいぞ。
【なんやかんやで解明されつつあるけど】
黄:再現不能な遺物とか胡散臭いんだよぉ。
月:正確には全精力を籠めれば可能だが、
やる奴が居ないだけだったりする。
黄:人類のリソースは限られてるんだよぉ。
月:無駄こそ文化だと考えているが、
未知は未知のままが美しいのだろう。
自然分解されにくい代表格扱いされているプラスチックも、数百年あれば朽ち果てます。仮に文化的断絶があったら、私達の遺物を数千年後の人類がどう読み解くか分かりません。将来の博士が大真面目な顔でトンチンカンな解説をしそうですが、いつの時代も似たようなものなんでしょうね。
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