2009
鳩山総理の元秘書が二名、起訴されましたが、もちろん、総理や議員を辞めるような展開にはなりません。なぜなら、次が居ない上に、まだ総理になって三ヶ月しか経ってないからです。しかし、小沢氏が民主党代表を辞めたのが七ヶ月前でしたっけ。ヘビーローテですなぁ。
( ・ω・) 全て秘書がやったこととか、民主党が一番、昭和の政治を引き継いでないか?
「スライムが、昇格ですか?」
「俺らから見りゃ、十把一絡げなモンスター達だが、それなりに差があるんだろう。努力と才能次第じゃ、大ボスは無理にしても、小ボスくらいにはなれる可能性くらいはあるんだろうな」
まあ、そういうことにしておこうかな。何か、真面目に口を挟んだら、終わるものも終わらなくなりそうだし。
「スラきちは、そりゃあ、努力したさ。大ボスには媚びを売る為に、率先して汚れ仕事をこなして、どんどんと信頼を勝ちとっていったんだ」
「……」
何、このちょっとした、ツッコミの我慢大会。
「一方のスラリンも、待遇がちょっと良くなったお陰で生活に余裕が出来てきたんだが、特に欲を出すことなく、日々を堅実に過ごしていた。
そして、ついにスラきちが、下から二番目に昇格する日がやってきた。これはその縄張りの、スライムに限って言えば初めての快挙でな。そりゃもう、スライム族全体から持てはやされたもんだよ」
何だか、見てきたような物言いだけど、これって物語だった様な?
「しかし、人生って奴ぁ、そう一筋縄じゃいかない。スラきちを取り上げてくれた大ボスが、あっさりと失脚してな。新たな大ボスがこの地を治めることになった。
一応、トップとその取り巻き以外の異動は無かったんだが、所詮、スラきちは媚びを売ってのし上がった身。与えられた仕事をこなしきる能力に欠けて、みるみる内に顔面蒼白になっていったんだ」
もしかして今のって、スライムの顔は元から青いっていう部分が笑いどころだったんだろうか。何だか、素直に笑ったら負けの様な、そんな気持ちで心は一杯だよ。