忍者ブログ
[1154] [1153] [1152] [1151] [1150] [1149] [1148] [1147] [1146] [1145] [1144]

 民主党が執行停止した補正予算の中に、花粉症対策費用が含まれてることを知りました。は? マジで言ってんの? お前、花粉被害食らってる奴が本気出したら、政権なんて一瞬で沈むって分かってんのか、てめぇ、こら、あぁん?

( ・ω・) 失礼。花粉のことになると、どうにも本性が漏れてしまいまして

「なぁ……アレクよぉ」
「はい?」
 ジパングへと向かう船の中、僕は元ポルトガ兵のおじさんの前で、剣を振っていた。もうすっかり日課になっていて、冷やかしのシスなんかも含めて、そこそこの人数が集まってたりするんだよ。
「一つ、言って良いか?」
「な、何ですか」
「お前の剣は、余りに無様だ」
 ザクリと、心を抉られた気分になった。
「な、ね、ぬ――」
 い、いきなり、何を言うかと思えば――そりゃ、お世辞にも強いとも、巧いとも、綺麗とも言えない剣だけどさ。ものを教える立場なら、少しくらい遠回しに言うとか、ささやかな長所を褒めて伸ばすとか、配慮があっても良いんじゃないかと思うんだけど。本気で泣くよ、僕。
「いやいや。話の本題は、そこじゃないんだが」
「ナンデスカ。これ以上、扱き下ろす気でしたら、少し、旅に出ることも考えますよ。いえ、既に出てるんですが」
 せめてもの抵抗に、ジト目で睨んでみる。様にならないから、すぐにやめたけど、
「何というか、兵士だった俺からしてみると、何処を目指してるか分からない剣なんだよ。お前、アリアハンの出身だったよな?」
「はい」
「俺の知る限り、アリアハン兵の剣術はお前の動きと大分違う。師匠は居るのか?」
「二、三年前から旅に出るまで、近所の、元護衛隊長だってお爺さんに教えて貰ってました。でも生粋のアリアハン人で、典型的な王宮剣術だって聞いてますけど」
「その前は?」
「前?」
「この時代に、男子が十三やそこらから武芸を始めるってことも無いだろ」
 うっ、又しても心が痛い話を。あれ、っていうか、僕が剣を習い始めた理由って、喋ってなかったっけ?

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
2 4
6 7 9 11
13 14 16 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[09/14 taka]
[09/10 美綾]
[09/10 taka]
[09/01 美綾]
[08/31 taka]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
バーコード
ブログ内検索