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 臨時国会が月末辺りから行われるそうですが、民主党は提出法案を必要最低限に抑える見込みだとか。ははぁん。色々と、長引いて突っ込まれるのは御免なんですね、分かります。

( ・ω・) まあ、衆参過半数握ってるんですし、社民、国民さえ掌握すれば通るは通るんでしょうけど

「おはようございます、ですの」
「うん、おはよう」
 いつも通り、僕より早く目を覚まして出迎えてくれるアクアさん。何だか、お母さんっぽいよねって言ったら、やっぱり怒られるかな。
「て言うか、寒っ!?」
 勢いで飛び出してきたは良いけど、息は白み、下手をすれば身体が凍りつきかねない程の気温だ。厚手のものと言っても、寝巻きだけじゃ肌が切り裂けそうになる。
「こんなこともあろうかと、防寒具を用意してありますの」
「ありがと」
 それにしても、どれだけ『こんなこともあろうかと』って言葉を使いたいんだろうね。
「んー。甲板からじゃ、良く見えないなぁ」
 一方、シスは右手を額に当てて、海岸線を見遣っていた。僕達三人の中では、一番、遠くを見渡せるシスだけど、高さが無いとまだ無理な距離なのかな。
「すいませーん! 陸って、どれくらいの大きさですかー」
 見張り台の下から、声を張り上げて問い掛けた。
「おぉ。あれはどう考えても小島って感じじゃねーな。日数やなんかを考えても、あれがレイアムランドってことで間違いなさそうだぜ」
「ありがとうございますー」
 そっか、ついに着いたんだ。兄さんが海に出て、最初に目指した極寒の地、レイアムランド。そこには一体、何が待っているのか。はやる気持ちと不安が交錯し、心が揺れ動いた。
「グー」
 うん、と言っても、上陸できるまでにはまだ時間掛かりそうだし、とりあえずは朝ごはんを食べようかな。

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