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 基本政策閣僚委員会にて、菅氏が亀井氏にプツーンとキレたそうです。おいおい、次期総理候補がそんなことで良いのかよ。総理に一番大切なのは、何があろうと冷静を装う忍耐力だぞ。来年の参議院選が終われば、結果はどうあれ、小政党二つの発言力は落ちるんだから、今の内に要求しまくるのは想定内じゃないか。

( ・ω・) やっぱ岡田センセしかいないのかと、人材不足を痛感させられる訳ですか

 ここで一つ、新たな疑問が湧いて出た。
「今の姉さんって、どういう状態なの?」
「さぁな。気付いたらここに居たくらいだから、私が聞きたいぐらいだ。暇に任せて考えた推察の一つとして、ヒミコをより自然に演じる為、人間の女性である私を取り込んだというのがあるが、所詮は益体もない妄想だ」
 吐き捨てるようにして、そう口にした。
「だが、ヤマタノオロチにとって一つ予想外であっただろうことは、私の精神とこの巨躯が若干の同調をしていたことだろう。幸いにしてと言うべきか、以後はここから動かず、人も食わずに済んでいる」
「じゃあ、三年もの間、ずっとここに一人で居たの?」
「そうなる。何しろ、さっきも言った通り、時間の感覚が不鮮明すぎて、昨日のことのようにも、幼かった時分のことのようにも思えるのだがな」
 あっさりとした口調で言っているけど、それはどれ程のことなんだろう。僕にとっては剣の修行を始めるより前の話で、気が遠くなる程、過去の話にさえ思えた。
「そうだ! パープルオーブ!」
 色々な話を聞きすぎて失念していたけど、僕の旅の大本を辿れば、この紫に光る宝珠へと帰結する。レイアムランドに置いて来ることも考えたけど、やっぱり別れ難くて、今でも肌身離さず持っていた。僕は腰の道具袋から取り出すと、前方へ差し出して、姉さんが視認出来る様にする。
「ああ、死を覚悟した折、何とかそれだけは誰かに託さなくてはと思ってな。良かった、ちゃんと届いていたか」
 死ぬかも知れないという状況の中で僕を思い出したという事実に、胸が熱くなるのを感じた。

 

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