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 この色々とドタバタしている最中に、馬淵国交大臣が八ッ場ダム中止を事実上撤回する発言をしたそうです。あるぇ、尖閣問題も国交省の管轄なのに、何を好き好んで火種を増やすんでしょう。或いは、どさくさ紛れにさらっと通すつもりだったんでしょうか。無理だと思いますけど。つーか、ここまで前言撤回しまくって、まだ内閣として成立してること自体、奇跡に近いとさえ思えます。もう、キッパリと、マニフェストは一つも達成しませんって、言い切っちゃえよ。

( ・ω・) 今更、勝てる選挙なんて、殆ど残ってやしないんだからさ

「今回も、怒りませんのね」
「そりゃ、子供の結婚の約束が戯言だってことくらい分かってるし」
 何だか、さりげに不穏当な発言を聞いた様な。えーと、その論理で行くと、トヨ様に対して本気で敵意を持ってるのは――よし、出航で忙しいし、こっちも深く考えておくのはやめておこう。
「ケー。全く修行中の身のくせに、いい気なもんだねぇ。ガキにゃ興味ねぇが、その女運を少しは分けやがれってんだ」
 甲板から身を乗り出して、実に大人気ない言葉を口走ってくれるお師匠さん。何でも未練たらたらで前の彼女さんのところに行ったらしいんだけど、門前払いを食らったとかで、とても機嫌が悪いのです。
「それじゃ、ジュリ。僕達、行くね」
「ん。今度会う時はお兄さんとして、そして世界を救った英雄としてね」
 本当、無意識なんだろうけど、この子達って僕にえらい重圧を掛けてくるよね。
「頑張って、見るよ」
 ここで微妙に目を逸らす辺り、僕も通常営業が戻ってきた気がしてきたよ。
「おぉい! こら、アレク! とっととてめぇの荷物片付けねぇと、うっちゃるぞボケェ!」
「はぁい、ただいまぁ!」
 やれやれ、流石に荷物一式捨てられたんじゃ溜まったもんじゃない。大人なら、もう少し余韻に浸る時間をくれるくらいの機微を持って欲しいもんだよね。
「行ってらっしゃい、お兄ちゃん」
 背中越しに、ジュリの声を聞いた。
 うん、まあ、あれだね。基本的に年上好きで甘えん坊の僕だけど、妹っていうのも、悪く無いのかも知れないよ。

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