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2010

0226

 プロ野球開幕まであと一月程ですが、やっぱりこの時期が一番楽しいですよね。ほら、何と言っても首位までのゲーム差が〇ですから。 

( ・ω・) ハマオタを極めた末期症状とも言われている

「まあ、とりあえずは全力で逃げてみるよ。こちらは新造船だし、一隻だ。相手がバラける様であれば、そこで迎撃を考えるのも一つの手段だしね」
「ですね」
 権限の問題もあるけれど、こと海の上に関してアントニオ船長はベテランだ。特に無茶なことを言っている訳でも無いし、ここは追従しておくところだろう。
「ところでシス。あの海賊団が、姉弟子さんの身内だって可能性は――」
「あたしは、あんなヒゲ面軍団養うくらいなら、素直に一人で活動するけどなぁ」
 いやいや、シスの個人的嗜好はどうでも良いから。って言うか、この距離で個々の顔を識別出来るって、相変わらず、無茶な視力してるなぁ。
「じゃ、僕は船底に行ってくるから」
 全速前進ということは、基本は総出でのオール漕ぎだ。僕は船員じゃないけど、男手は一人でも必要なんだよ。思いっきり邪魔者扱いされてるなんてことは無いんだからね。
「いや、ちょっと待ってくれ」
「どうしました?」
 アントニオさんに呼び止められて、足を止める。あんまり、のんびりしてる時間は無いと思うんだけど――。
「真逆の方向からも、船が近付いてきているね」
「はい?」
 只でさえ珍しい他船との遭遇だっていうのに、今日は一体、どういう日なんだろうか。
「シスにはどう見える?」
「んー。船の数で言うと四つで、海賊船よりちょっと大型で新しいかな。乗ってる人も、あっちはむさ苦しいオッサンだらけなのに、こっちはそこそこサッパリしてる感じ。持ってる武器も少しはマシって感じかな」
 自分で促しておいてなんだけど、シスの感覚はこういう時は恐ろしいくらい役に立ってしょうがない。

 

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2010

0225

 つー訳で、トップ絵の線画公開です。あれですね。別に-keighさんは東方好きになった訳じゃありませんよ。色んな因果で一枚描いたところ、良いのが出来たので慧音さんを好きになった何とか。一流の陶芸家は、出来の悪い器を叩き割ると言いますし、何か通じるものがあるんでしょうかね。

( ・ω・) 尚、昨今の技術向上に伴い、-keighさんの称号はエロ軍師からエロ軍神へと昇格した

『骸骨旗だー! 海賊船だぞー!!』
 流石に、海賊に遭遇した経験は絶無だなぁ。
「うわ、本当に骸骨旗だし」
 甲板に上がって船のある方向を見遣ると、古めかしい外装の中型船が三隻確認出来た。しかしこんなコテコテというかオーソドックスな海賊船に会えるだなんて、旅を続けてると逆に色んなことがあるもんだよね。
「野郎ども! あれはポルトガの、それも新型船だ! ポルトガが碌な国じゃねぇのはてめぇらも知っての通りだ! 好き放題に奪いやがれ!」
 耳を澄ますと、海賊の頭目と思しき男の声が何とか聞き取れた。しかし風上からとはいえ、この距離から聞き取れるってどんな大声なんだろうか。そして扇動も、国単位で仮想敵扱いっていうのは、稚拙極まりないと言うか。海賊船に狙われてる事実より、そういうどうでも良い部分が気になった。
「船長。明らかに敵船ですけど、どうするつもりですか?」
「ふーむ。生憎とこの船は移動が目的で、若干の物資以外、大して金目のものは無いのだけどね。それを説明したところで、解してくれる知性は無いだろう」
 さりげなく、とんでもない毒が漏れた気がした。
「砲門とか見当たりませんし、三倍の兵力だろうと、只の賊にうちの船乗り達が負けるとも思えませんけど」
 後方支援として、僕とアクアさんの魔法があれば更に磐石だ。
「いやいや。最近の賊というのはあれで意外に腕に憶えがあるのが紛れてたりするものでね。余り甘く見ない方が良いと思うよ」
 そういえば、アリアハンの山賊にも一人、騎士崩れの人が紛れてたっけか。アクアさんのラリホーが効いたから事なきを得たけど、真っ向勝負となったらどうだったかなぁ。

 

2010

0224

 あー、ドラクエ3を書いてる時だというのに、ドラクエ1と2の二次創作のネタもちょっと思い付いちゃったよ。これはあれですね。テスト期間中は部屋の掃除が楽しくてしょうがない、日本に伝わる伝統芸能と言いますか。

( ・ω・) 思い付いたからと言って書くとは限らないのが、物書きの基本だよね!

 内部規律は厳しく、分け前を無断で掠め取る様な真似や、単独での賊行為は処罰の対象となっていた。更には親を失った子供達への支援を行っていた為、評判はむしろ良いとさえ言えた。
「これがシスの姉弟子がお頭をやってる海賊団の風評、ねぇ」
「それ、どーいう意味?」
 いや、そのまんまの解釈で良いと思うよ?
「仮にこのお頭さんのが、教育方針の不都合で飛び出していった場合、シスの方がそれなりに思想を受け継いだ賊ということになるよね」
「うん?」
「つまり、お爺さんの義賊としての価値そのものも疑わしいって話になる訳じゃない」
 いや、僕の場合、それなりに知られてたらしい義賊であるお爺さんの最後の弟子がシスってこと自体、あんま釈然としてないんだけどさ。
「まー、義賊なんて究極的に言えば自己満足なんだから、死んだ後の評価なんて知ったこっちゃ無いってのが本音なんじゃないかなぁ」
 それは実績のある義賊ならともかく、シスが言っても説得力が微妙極まりないなぁ。
「とはいえ、こっちの目的もレッドオーブの有無だけだからね。賊としての理念とか、とりあえずどうでも良いって言えばどうでも良いか」
「自分で振っておいて、そういう言い方もどうなのさ」
 正直、シスをおちょくりたかったってのが無かったって言ったら嘘になると思う。
『船だぁ! 船が見えたぞぉ!!』
「ん?」
 見張り台から、声が響きわたった。
 何度も言うようだけど、魔物達の横行で、世界の海運規模は減少する一方だ。他の船とかち合うこと自体、物凄く珍しいことなんだけど――。

 

2010

0223

 昨日今日と自民党が委員会を欠席していますが、これって選挙的な意味では微妙な線なんですよね。去年までは民主党も良くやった戦術ですが、大勢には影響ありませんでしたし。本当、野党って出来ることが少ないなと思わされます。

( ・ω・) まあ、だから『野』党なんだって、話もなくもないですよね

「あぁん? てめぇ、その面、やっぱ誰かいやがんな」
 どうでも良いけど、お師匠さんは人間心理を読む能力は、限りなく零に近い。
「ちきしょー。俺なんか兵士時代に結婚しても良い女が居たってのによぉ。
 『あんたの将来はバブルスライムより安定性がない』とかなんとか言いやがって。今でも一人もんだってのによ」
 あれ、どこら辺で愚痴を聞くっていう主旨に変わったんだっけ。
「何にしても女は、男の俺らから見れば下手な魔物より恐ろしいからな。深みにだけは嵌るんじゃねーぞ」
「大丈夫です。概ね、理解してるつもりですから」
 どことなく、ニュアンスの違いを感じながらも、敢えて聞き流すことにした。
 大人と付き合うのは、同性であろうと女の子並に骨が折れる。そんなことを思う、旅の中の一日だった。

 建前上、アリアハンの北東に位置する二つの大陸はサマンオサの領地ということになっている。だが王都が山に囲まれている上に、北方、南方、共に独立した民族が多数ある為、実質的な支配域は半分にも満たない。
 その少数民族が単独で自治を維持出来れば、それはそれで問題ないとも言えるのだが、魔王軍に依る情勢不安を受け、人心は揺らいでいた。当然の如く治安は悪化し、略奪の類も頻発し始める。だが地方の領主や豪族もさしたる対策を講じることもなく、むしろ助長し上前をはねる有様であった。
 そんな折、大陸の南端近くに、一つの勢力が台頭し始める。その集団は海賊自称し、たしかに略奪行為を行っていた。だが、一般人への被害は限りなく零に近く、又、悪銭を溜め込んでいる船舶ほど被害が大きかった為、地元での認識は義賊という方が近かった。

2010

0222

 トヨ様が十歳児になった理由。そもそも、ヒミコの年齢は何歳だったのだろうか。大巫女即位時十五歳で、十年後二十五歳くらいじゃないかね。後継者ってことは、ヒミコより年下だろうなぁ。でも、二十歳前後枠はアクアとトウカが埋めてるし、十五歳前後も、シスとシルビーが居るからなぁ――。

( ・ω・) どうしてこうなったと、言い訳する理由も特に無いよ!

「う…うぅん……」
 ジパングを出立して、早数週間が経過していた。僕は日課である素振りを終え、特にすることもなくて甲板に寝転がって空を見上げていた。世間的には既に冬に近いんだけど、この航海で取ったルートは、世界の中心線だ。基本、四季の概念が乏しく、陽気としては常に夏に近い。海風と相まってそう不快な気分にはならず、何とはなしに、雲の動きなんかを見詰め続けてみる。
「なーんと言うか、さ」
 不意に、一服ついていたお師匠さんが声を掛けてきた。
「お前って、若者らしく無いよな」
 それが愛しい弟子に対して言う台詞ですか、師匠。
「具体的には、どういったところがですか」
「とりあえず、その何でも論理的に解釈しようとするところだ」
 そりゃ、何と言いますか、自ら墓穴を掘ったもんだなと思います。
「他にもだな、旅の仲間が年の近い女二人だってのに、特に粉掛ける気配もない」
「一応、僕はバラモスを倒す為の旅の最中なのですが」
「英雄色を好むとも、旅の恥は掻き捨てともいう」
 それは、海の男が言うとシャレになってないと思うんですけど。
「基本的なとこだが、お前、男として大丈夫か?」
「何ですか、そのいわれなき批判は」
「それとも、誰か特定の想い人でも居るってのか?」
「……」
 言われて、つい返答に詰まってしまう。
 僕は、誰かを大切にしたいと思う気持ちは分かる。それは家族に対して今も抱いているし、トウカ姉さんに感じていた淡い気持ちも、今にして考えれば似た様なものだったんだろうと思う。
 じゃあ、人を好きになるってどういうことなんだろうか。トヨ様に求婚と思しきことはされているけど、僕の中ではまだ消化しきれていない。

 

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