鍛錬という言葉があります。鍛えて、練るという言葉からも推定できるように、元は金属加工用語だったようです。現代では、修行とか、修練と同じような意味合いで使われます。宮本武蔵の解釈に依ると、鍛は千日、錬は一万日の訓練のことを指すのだそうです。大抵のジャンルで、三十年近く、休みなく続けることが出来れば、一流になれるかはともかくとして、いっぱしにはなれるでしょう。人とは怠惰な生き物ですから、それが難しいのですが。私も十年以上このブログを書いていますが、毎日ちゃんとやっているかと言われると――実質五年ってとこですかね。あと二十五年分、実年数で五十年くらいでしょうか。脳を退行させずに長生きせんといけませんなぁ。今からでも休まず頑張るというという選択肢はないのかと言われると、たしかにそれも正論だとは思います。しかし、六十、七十を過ぎてだよぉだとか、ふに~とか書いてるというのも、人としてどうなんだという気もしてきました。黄龍たちにしてみれば、誤差みたいな年数という事実も、何か色々考えてしまいますけど。まあ、元々いつでもやめられるように一期刻みにしてる訳ですから、ふと何かの天啓を受けてどうこうなる可能性はあります。そんな先のことを考えられる頭の構造になっていないので、今日も今日とて、ひーひー言いながらキーボードを打ち込む訳です。 (・ω・) というか、三十年後のことを考えて精進ってのは、頭イカれてないと無理だよな 【相談役らしく相談事は無制限で受け入れろ】 青:理想の上司というのは、どういったものなのですかね。 黄:それは部下にとってなのか、組織にとってなのかで変わるんだよぉ。 青:まず、私は何の為に働いているのか、それすら分からなくなることがあるのですが。 黄:ワーカーホリックの末期症状と言ってしまえばそれまでだけど、 そのカウンセリングをここでしなければならないのかが、永遠の謎なんだよぉ。 【めげない代わりに反省とも無縁】 朱:私としましては、お小言を減らしていただければ、 それだけでかなり近付くんですけど~。 青:理に適わない説教はしない主義ですから、される方に問題があるのかと。 朱:そういう見方もありますよね~。 黄:常々、よくこんな糠に釘、暖簾に腕押しな相手に叱責を続けられるものだと、 感心していいのか、呆れていいのか分からない感情が湧くんだよぉ。 【男が一人だけというのと掛かってる訳だな】 玄:青龍さんは几帳面過ぎる傾向がありますから、柔軟性があれば尚よいかと。 黄:機械に言われるって、どういうことなんだよぉ。 朱:この場合、青龍さんが細かいのか、玄武さんがざっくばらんなのか、 意見が割れそうな感じはありますよね~。 白:私らに程々って概念は無いから、しょうがないかもねぇ。 黄:チームとしては一点特化型の方が嵌まった時の力は大きくなるけど、 結局青龍のワンマンで何とかするんだから、機能はしてないんだよぉ。 【なんて居心地がいいんだと悪化するオチしか見えない】 白:でも考えてみたら、自身は倒れる直前まで働くし、 有り得ない無茶は言わないって時点で、相当レベル高い気がするんだけど。 黄:部下がこんな感じなせいで、帳消しになってるんだよぉ。 白:まあ、そういう恩恵も慣れれば日常だから、 もっと求めちゃうのが生き物の宿命なんだろうけどさ。 黄:もしかしてこいつら、適当なところに出向させれば、 青龍のありがたみに気付いて改心するんじゃなかろうか、なんだよぉ。 以前、一番書きやすかったのは黄龍、朱雀、月読のトリオでしたが、最近は黄龍と四神な感じがあります。朱雀、白虎、玄武の三ボケ部下だけで延々回せそうですが、青龍の心労が振り切れそうなので勘弁してあげましょう。 PR マルチタスクという言葉があります。元はコンピューター用語で、同時進行で複数の処理を行うことを指します。転じて、人間が二つ以上の作業をまとめて行うことにも使われるようになったようです。この能力、管理職の中でも上の方に行けば行くほど、高いものが求められます。もちろん、政治家も例外ではありません。考えてみれば当然の話で、何か火急の事態があるからといって、そっちに全精力を注ぎ込み、他が滞るようでは話にもなりません。優先順位をつけて、やらなければいけないことから着実に消化していくというのは、普通の仕事と変わりない訳ですが。完全な一点集中が許されるのは、代えがきかない凄腕の職人くらいのものです。そういった視点からものを見ると、日本の現野党が支持されない理由も垣間見えてきます。なにやら末端のことで騒いでいるようですが、それ一つにどれだけのエネルギーを費やしているのでしょう。コンピューターで言うとCPUとメモリの使用率が80%を超えているのでは無いでしょうか。別にやりたいならやるのは自由ですが、他もちゃんと進めるのが、筋というものではないですかね。やっぱり、何をどう見ても、一般社会人のレベルにすら到達してない気がするのですが、皆さんはどう思いますか。 (・ω・) 一度政権を獲ったのは、新卒が何か使えそうに見えるあの現象なのだろうか 【こういう扱いをされる方にも問題がある気もする】 月:櫛名田が須佐之男の嫁だという事実が、未だに信じられん。 黄:なんだこの酷い姉は、なんだよぉ。 朱:小姑として、もうちょっと弟を擁護する気はないんですか~? 月:私は近い身内かどうかより、可愛いか否かを優先する。 黄:ここまでハッキリ言い切られるとむしろ潔いんじゃないかと、 軽く疑心暗鬼になるから困ったものなんだよぉ。 【水面に写った自分に恍惚とするくらいだからな】 ア:素晴らしい精神です。実の兄より、愛らしい女の子ですよね。 黄:こんなところで同調しやがったんだよぉ。 朱:やっぱり月の女神は考えることが似るんですかね~。 ア:月とは、太陽の光を浴びて輝く写し鏡と考えれば、 自分と同質のものを好むというのも自然な話と言えますよね。 黄:何か少しだけ理屈が通ってるような気がしたけど、 それだと多分、ナルキッソスみたいに自分が大好きになると思うんだよぉ。 【人妻でもいけるという無駄な情報が追加された】 櫛:こちらは、お義姉様の御友人ですの? 月:ダチというか、永遠のライバルというか。 黄:絶対に勝てない方が主張する典型なんだよぉ。 ア:まあ、なんと見目麗しいこと。思わず連れ帰ってしまいたいくらいです。 黄:そしてこっちはこっちですげー物騒なこと言ってるけど、 櫛名田なら自力で帰還くらいはできると信じておくんだよぉ。 【基本的に食用でないと考えれば的確かも】 朱:櫛名田さんとアルテミスさんが並ぶと、お嬢様同盟感がありますよね~。 月:私は? 黄:そこは、食い付くと惨めになるだけなんだよぉ。 朱:御馳走も、あまり続くと胸焼けしますから、箸休めが必要じゃないですか~。 月:どうせ浅漬けのように、深みもなんもない人生だったさ。 黄:どれかというと彩りの為だけに添えられる菊の花な気もするけど、 そういった華々しさがあるかと言われると首を傾げるんだよぉ。 アルテミスの主張ポイントが、今のところガチくさい部分しか無いような気もしますが、その内、他の切り口も見付かるでしょう、多分。 昨日、選抜高校野球が、大阪桐蔭高校の優勝で幕を閉じました。それと同時に、二試合連続引き分け再試合となったことなどもあり、投手の負担軽減策も論議されているようです。この間、明確に球数と連投規制がなされているWBCが行われていたのも要因の一つでしょう。根本的な話として、野球は能力が高い、ないしは調子がいい投手をできるだけたくさん使うことで勝率を上昇させられるスポーツです。プロのリーグ戦でそれを行うと、数カ月後に体力が尽きたり、故障したりして、結局は損になるのでベンチが自制します。してないチームもたまにありますが。しかしトーナメントが基本となっている高校野球では負けたら終わりの為、そこら辺のコントロールが難しいのは事実でしょう。一方で、WBCを見ていて、球数制限がルールにあると競技性が随分と変わるなぁというのは感じました。まず第一に、完投がかなり難しいということ。第二に、野球の難しいところの一つは投手をどこで変えるかという部分なのですが、そこがシステマティックに決まってしまうので、ややこしさが増すということ。他にも、一人二人好調な投手が居るくらいでは勝つのが難しくなる為、層の厚さの重要度が増すことなどでしょうか。一試合だけで見れば、大物食いの可能性も低くない競技ですが、導入された場合には減るかも知れません。まあ、投手の肩、肘は消耗品と言われるように、たくさん投げれば選手寿命が縮まってしまうのは、プロを見る限り事実のようです。あくまで部活動であり、教育の一部という考え方からすれば、そういった方向へ舵を切るのも一つの選択肢でしょう。劇的展開は、あくまでルールの枠内でと言われてしまえば、教育的観点からは反論が不可能に近いんですもの。 (・ω・) 二番手三番手投手が活躍するドラマだって、起こるかも知れないじゃない 【誰も通らないトンネルを一人で掘ってる感じ】 玄:饅頭怖いという落語を御存知でしょうか。 あれを応用して、人気者になるのが恐ろしいと――。 黄:清々しいまでの、構ってちゃんなんだよぉ。 朱:痛々しすぎて、過保護には扱ってくれるかも知れませんね~。 玄:つまり認識はされる訳ですから、そこから突破口を開けないでしょうか。 黄:このタフネスさだけは凄いなと思うこともあるんだけど、 やっぱりエネルギーの使い方を絶対に間違ってるんだよぉ。 【自分で略して紹介してれば世話ない】 玄:落語と言えば、寿限無というものがあるそうですね。 朱:とても長い名前のお話でしたよね~。 玄:あれほどにインパクトのある改名をしましたら、 是非はともあれ、印象には残ると思うのですが。 黄:それを青龍が受け入れてくれるかが一つ、 そして通ったとしても、絶対に略称で呼ばれるという二つ目の難題があるんだよぉ。 【思考パターンを何処から持ってきたのかは知らんけど】 黄:大体、一応は中国聖獣というカテゴリのくせに、何で落語なんだよぉ。 玄:何故だか、最初期からインストールされてましたので、何となく。 朱:先代玄武さんのすることは分かりませんね~。 亜:あー、そういや作業中に聞いてたのを、何となくでぶち込んだような? 黄:あんたら、何となくで行動しすぎだろうと言いたくなったけど、 所詮は母娘と考えれば納得せざるをえないんだよぉ。 【アクションゲーム並の軽快なアップダウンを】 朱:つまり、オチのある人生を歩んで欲しいという願いが籠められてるんですね~。 黄:今更になって、嫌な事実が判明してしまったんだよぉ。 玄:いいじゃないですか。最後に落とされるということは、 その前は確実に上がっている訳ですから。 黄:これをポジティブと捉えていいのかは分からないけど、 本人が納得してるなら見て見ぬ振りをしておくんだよぉ。 じゅげむじゅげむごこうのすりきれかいじゃりすいぎょのふうらいまつ……んー? まあ噺家でもありませんし、丸暗記は苦手ジャンルなので、言えなくても平気ってことでいいでしょう。 民主主義に於ける基本原理として、主権者は国民であるというものがあります。しかし、勘違いしてはいけないのは、権利者である以上、一番の責任者も国民であるということです。政治家は数えられる程度しか居ないのに対して民衆は百万、千万、億の単位に乗ってしまう為に薄まってしまって、そういう感覚に乏しくなりがちです。先日、イギリスが正式にEUを離脱する旨を文書で提出しました。未だに反対派が活動を続けているそうですが、国民投票で決めたことなので、受け入れるのが責任の取り方というものです。或いは、選挙時から国民投票を公約としていたキャメロン元首相を選んだことに対する責任の所在はどうなるんだという話にもなります。たしかに、離脱がイギリスにとって不利益となることもあるでしょう。しかし民主主義の原理原則を侵すことは、国家そのものの根幹が揺らいでしまう直接の原因となります。昨日、韓国の朴槿恵前大統領が弾劾され、更には逮捕されました。そもそも四年くらい前に自分達が直接選んだ大統領を国民運動で排斥するというのがよく分かりません。どうせあと一年くらいで任期が終わるのに、その為に数ヶ月も政治的空白を作るというのはどう考えても損の方が多いでしょう。何よりも、首相公選制で選ばれた国のトップを何やら曖昧な罪で引きずり下ろしてしまった前例を作ったことの方が、よっぽど問題です。今後も、その場その場で不満が溜まってきたら辞めさせればいいという発想になってしまうでしょう。政治家は理想的な人材であっても、国民の為に苦労を強いることがあります。ましてやそんな人間がこの世に存在するとも思えないので、嫌なところもたくさんあるでしょう。それでも尚、政治をやらないと社会が回らないので、誰かにやってもらわないといけません。それを踏まえた上で、政治家を選ぶ権利があるという事実がどれだけ素晴らしいものなのか。一度くらいはじっくり考えてみるべきなのでしょうが、何故だか曖昧にされて久しい今日この頃です。 (・ω・) この話、何度もしてる割にはネタが尽きんよなぁ 【まあ朱雀だしで流せない相手が出てきたら大変なことに】 朱:天使さんと悪魔さんって、色々なところで名前が使われてますよね~。 あれって許可をとったりしてるんですか~? 黄:それを言い出したら、神様はどうなるんだって話なんだよぉ。 朱:黄龍さんは滅多に使われないから関係ないですよね~。 黄:何故、こう悪意もなく神経を逆撫でできるのか、 朱雀の将来が心配でしょうがないんだよぉ。 【普通とは毒にも薬にもならない凡夫のこと】 マ:名前が売れてる証明みたいなもんやし、悪魔的には気にならへんで。 朱:意外と懐が広いんですね~。 黄:世の中、悪党の方が許容範囲がでかいもんなんだよぉ。 朱:単に、悪人の方が多数派ってだけな気もするんですけど~。 黄:一番多いのは灰色だろうけど、平均すれば黒寄りになるだろうし、 案外、的を射た解釈な感じもあるんだよぉ。 【あくまで孔子個人の見解であることを忘れてはいけない】 メ:秩序を求めるなら、価値観が狭くなるのは自然の流れ、みたいな。 黄:こっちも、納得できる意見なんだよぉ。 メ:長生きしてる割に、流されやすいとこあるよね。 黄:人間は四十歳を不惑として一本芯が通った生き方ができるみたいに言うけど、 多種多様な価値観に接してると、ドンドン分からなくなるのが本音なんだよぉ。 【魂後払いとか完全に合致する】 朱:もしも天使、悪魔、エンジェル、デビルという言葉を禁止したら、 どんな影響が出るんですかね~。 黄:この悪鬼め、と言い換えるから特に問題は無いんだよぉ。 マ:やっぱり、広める為には権利を放棄した方が賢明やな。 朱:基本プレイ無料みたいなものですかね~。 黄:その表現は誤解を招くと言おうかと思ったけど、 悪魔というものの本質はまさにそれだと気付いてしまったんだよぉ。 我々は天使と悪魔という言葉を安易に使いますが、その背景までちゃんと理解しているのでしょうか。少なくても私はしていないので、どうこう言う資格は無い気がしてきました。 主人公の定義はいくつかあると思います。一つに、誰の主観で物語が進むかというもの。いわゆる群像劇だと指定しきれなくなるのは、必然と言えましょう。他にも、登場人物の相関図を纏めた際、中心に居る人とする解釈もあります。傍観者に近い狂言回しが主役ということになっている作品もありますが、個人的にはあまりピンと来るものではありません。作者が、こいつが主人公だからって断言したら、それが唯一絶対の解釈となるパターンもありましたね。唯、作り手と受け手の見解が異なってもいいとは思うんですよ。私としては、ドラえもんの主人公はのび太派なのですが、世には色々な意見があるようでして。となると、ドラえもんのオマージュというか、インスパイア作品である黄龍ちゃんの主人公は朱雀なのかという話になりますが、別にそれで問題無い気もしてきました。でも、人物相関図を思い浮かべてみると、意外に朱雀と直接の関係があるのって少ないんですよね。四神関係と、もはや存在すら忘れられてる先代朱雀くらいでしょうか。それでマスコットとして愛されてるんですから、やっぱり主人公の資質を持ち合わせてる気がしてきました。 (・ω・) よっぽどのテーマが無い限り、主人公なんて誰でもいいってのも事実だがな! 【害獣過ぎるからおだてて祭り上げてる説もある】 朱:今年は酉年、私の年ですね~。 白:この場合の酉って、鶏のことらしいけどね。 黄:古来より卵と肉を提供してくれた、優秀な家禽なんだよぉ。 白:虎と同じく、十二支に入るのも分かる感じがするね。 黄:そういう話をしたらネズミと同格なのはいいのかという気もするから、 深く考えたら負けの感もあるんだよぉ。 【社会は結局トランプタワーみたいなものよ】 猫:まーお。 朱:『猫は十二支に入ってないんじゃねぇ。 仲良しごっこなんてこっちからお断りしてるだけだ』だそうですよ~。 黄:言うのは、誰でも出来るんだよぉ。 白:猿と犬が入ってる時点で、かなり雑な見解だよね。 黄:会員制の組織とか、むしろ派閥があった方が健全に思える辺り、 意思統一とか、分かり合うのが如何に難しいかという話になるんだよぉ。 【戦闘特化のカマキリすら幼虫期は雑魚なんだぞ】 白:ともあれ鶏に敬意を評して、今夜は鶏肉と卵のフルコースってのはどうかな。 黄:どうあろうと、肉に結び付けるんだよぉ。 朱:この理屈だと、寅年は食べられちゃいますよね~。 黄:辰年は、返り討ちにしてやるんだよぉ。 白:ネズミは、どうやって自己防衛したらいいのさ。 黄:あいつら、繁殖力でめでたい扱いなんだから、バトル漫画の雑兵よろしく、 ある程度蹴散らされることは大前提なんだよぉ。 【龍族は霞だけで千年くらい生きていけるイメージ】 白:こうして見ると十二支って、意外に殺伐としてるよね。 黄:虎とかいう純血の肉食獣を混ぜた時点でこの結論は分かりきってるんだよぉ。 朱:デスゲームに殺人狂を混ぜるくらいの安直さを感じますよね~。 白:じゃあ、何を入れたら玄人好みになるのさ。 朱:哺乳類に偏りすぎてますから、両生類枠でカエルさんはどうでしょうか~。 黄:結局は、虎が美味しくいただく未来しか見えない辺り、 食物連鎖の無常というものを感じ入ってしまうんだよぉ。 十二支ネタは大分前に散々いじり尽くした感があるのですが、具体的に何を書いたかについては、今一つ憶えてません。 |
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