ツタンカーメンと呼ばれる人物が居ます。3000年以上前に存在していたエジプト第18王朝のファラオです。古代エジプト史に精通していなくても、名前だけは聞いたことがある筆頭候補かと思われます。彼の名が知られるようになったのは、1922年に墳墓が発掘された為です。ミイラと共に豪奢な副葬品が納められており、かの黄金マスクも含まれていました。盗掘に遭いやすいので、これだけで歴史的大発見と言えます。しかし世界的知名度を得た理由は他にもあります。この研究に携わった人々が死に至る、いわゆる王家の呪いに依る風聞を無視できないでしょう。発端となったのは、スポンサーであるイギリスのカーナヴォン卿の急死です。墓を開けてから半年も経たない内に亡くなった為、面白おかしく書かれました。死因は細菌の感染症です。56歳という年齢と、健康とは言い難い体調であったことを考えるとそこまで不自然なものではありません。しかし印象が実態に先行するのは良くある話で、尾ひれが付いて次々に没したとされてしまった訳です。実際、現場で立ち会った26名の内、10年以内に旅立ったのは6名と何とも言えない人数です。人は客観性より話の盛り上がりを重視する典型的案件なのかも知れません。 (・ω・) ツタンカーメン自身が享年19ってのも大きいのかな 【魚類なら平気ってのも変な話だ】 白:世界的に回転寿司が流行ってるらしいし、 回転肉を開発してみようかなって。 黄:どういうことなんだよぉ。 白:レーンの中で解体してるのを見物する感じで。 朱:お魚さんでしたらショーになりますけど~。 黄:人間の感性だと食欲が失せるけど、 生粋の肉食獣は違うっぽいんだよぉ。 【これから発展するかは不明瞭】 黄:寿司は一口サイズだから受けたけど、 肉でやるメリットは何なんだよぉ。 白:色んな動物や部位を楽しめる。 朱:焼肉で問題ありません~。 黄:大体、そういった店なら既にあるんだよぉ。 朱:画期的なアイディアだと思っても、 大抵のことは先駆者が居る典型例でした~。 【欲望の制御こそが肝要ではある】 白:家猫より大きいネコ科をあんま飼わないのは、 食費の問題で良いの。 黄:富豪じゃないと厳しくはあるんだよぉ。 朱:獣医さんを探すのも大変です~。 白:妥協の産物ってことか。 黄:言って庶民にとって生き様なんてのは、 理想をどれだけ目減りさせるかになるんだよぉ。 【来客がビックリするのは間違いない】 黄:それに本気出されたら勝てない相手とか、 怖くてペットに出来ない気がするんだよぉ。 白:爪を切るのはともかく、 牙を抜くのは今の倫理観じゃ難しいかな。 朱:家族に対する扱いとしてどうでしょう~。 黄:世には顕示欲の為に珍獣を集めるのも居るし、 考え方が根本的に違うんだよぉ。 書きながら、回転寿司スタイルの焼肉店って実在するんじゃねと思って調べてしまいました。案の定あった訳ですが、ピンと来なかったりします。寿司は元が江戸庶民のファストフードだったので原点回帰と言えますが、焼肉は御馳走から始まってる印象だからですかね。 PR ナットウキナーゼと呼ばれる酵素があります。酵素とは、化学反応を促進する触媒の役割を果たす有機化合物の総称です。ナットウキナーゼはその名の通り納豆に含まれていて、タンパク質の分解を促します。納豆は健康食品という認識の方も多いでしょうが、この成分が少なからず影響しているというのが通説です。主な効果は、いわゆる血液のサラサラ化です。血の巡りが良化するので血圧低下の効果も望めます。強烈な分解力で血栓の類も粉々にしてしまうという理屈ですが、経口で効果がある因果関係についてはまだ良く分かっていません。納豆の発祥は日本で、ナットウキナーゼを発見したのも日本人です。なので英名もnattokinaseとそのままです。ちなみにキナーゼはリン酸化酵素を意味します。納豆そのものの匂いや食感を苦手とする方は少なくないですが、ナットウキナーゼは癖が強くありません。そういった特徴を活かしてサプリを販売する会社もあります。しかし前述の通り研究の余地が残っているので、期待は程々にといった感じです。 (・ω・) 素直に美味いから納豆を食うくらいが良いやも知れぬ 【強すぎて卑怯とすら言える所業】 白:最近、分身の術ごっこして遊んでる。 黄:子供か、なんだよぉ。 窮:割と楽しいよ。 白:正面に注意を惹きつけておいて、 背後から襲いかかる的な。 黄:単なる連携プレーと言い掛けたけど、 虎がやるのは珍しいっちゃ珍しいんだよぉ。 【上下関係に縛られるのも大嫌いなのだ】 白:面白いくらい狩れるのに、 何で流行らなかったんだろう。 窮:ネコ科は我が強いから取り分で揉めるとかかな。 白:あー、たまのことだから気にしてなかったけど、 年中だと折半に不満が出るか。 窮:共産主義が廃れたのと似てるよね。 黄:時たま教養人っぽい感じになるのが、 実にらしくはあるんだよぉ。 【五千年前って文明の黎明期だよな】 白:一つ気付いたんだけどさ。 黄:なんだよぉ。 白:天帝って数百万年前から人類を導いてたじゃん。 でも五龍にぶん投げてから数千年の発展を見るに、 もしかして凄まじいポンコツなんじゃないかって。 黄:その可能性は頭をよぎらんでも無かったけど、 思い出すと腹立たしいから考えるのをやめたんだよぉ。 【あの青龍が顔を歪めたと言えば分かるだろうか】 白:前向きに言うと『儂の役目は終わり』的な。 黄:後進に託す先達は過大評価なんだよぉ。 朱:何一つ持ち上げたくないのが伝わってきます~。 白:厳しかった部活の先輩は卒業後も嫌いに似てる。 黄:立ち上げでどんだけ苦労したかが伝われば、 この気持ちを共有できると信じてるんだよぉ。 基準はともかく、対価としての報酬や地位は承認欲求を満たし意欲に直結します。そこをバッサリ切り捨てて効率を上げようとするなら、恐怖で締め上げるか、やりがい搾取しかない訳でして。経営者側から見ると、うまいシステムを考えたもんだと感心するんですけどね。 薩摩芋と呼ばれる植物があります。御存知の通り、サツマイモと読みます。甘藷(カンショ)や唐芋(カライモ)といった別名もあります。地中に赤みがかった紫色の太い根を育てるので、分類は根菜です。煮る、焼く、蒸すなど調理法は様々ですが、味付けをしなくても充分な甘さがある為、古くから主食や間食として親しまれてきました。英名だとsweet potatoになるくらい分かり易い特徴です。またその高い糖度を活かして、お酒の原料にもします。一般に芋焼酎と言ったら、薩摩芋から作るものです。原産は中南米で、江戸時代初頭に中国大陸から琉球を経て九州南部に伝わったというのが定説です。薩摩芋の名も、鹿児島の旧名である薩摩に由来しています。荒れた土地でも良く育つ、いわゆる救荒作物でもあります。戦中戦後に食べすぎたせいか、現代でもおやつと思えない御年配は少なくないようです。近年では生産量の半分以上を中国が担っています。食糧事情が良くなかった頃はそのまま食べていましたが、近頃は飼料用や加工用の比率が大きくなったとのことです。美味しいは美味しいですけど、米、パン、麺のように毎日食すのは難しいのでしょう。とはいえ白米と比べたらビタミンミネラル食物繊維が豊富なので、時たま食卓に並べるのも健康的かと思われます。 (・ω・) 食べると腸が活発になるネタを最近見ねぇなぁ 【走る理由を考え出したらもうダメだ】 朱:貴子さん達で勝負をしたら、 誰が優勝するんでしょう~。 黄:揉めそうな話題なんだよぉ。 須:種目はなんじゃ。 朱:長距離走はどうですかね~。 黄:三者まとめて根性に問題があるから、 ギブアップで成立しない気がするんだよぉ。 【バレた時の失望感の方がデカい】 朱:ですけど日本人は精神論が好きと聞きました~。 黄:始祖に近いこいつらがチキンだから、 ああはなるまいと発展したんだよぉ。 須:それっぽい理屈を付けてきおる。 朱:完璧すぎると近寄りがたいです~。 黄:親しみ易いを通り越して俗物に近いけど、 無理に着飾るよりはマシなんだよぉ。 【嵌まったらトドメを刺さなくても満足しそう】 朱:何でも有りの戦闘だとどうなりますか~。 黄:卑怯者が有利だから、月読が濃厚なんだよぉ。 朱:闇討ちを躊躇いそうもありません~。 須:姉貴はそんなこと、せんじゃろ。 朱:微妙に言いよどんでます~。 黄:どちらかというと蟻地獄を作るタイプで、 手を汚さない方策を選ぶとは思うんだよぉ。 【負の感情を抑えるって概念が乏しいからなぁ】 黄:いっぺん三つ巴の大喧嘩をしておけば、 貴子の存在感が出たかも知れないんだよぉ。 朱:個別にはエピソードがあるんですけどね~。 黄:ギリシャ神話の内紛を見習うんだよぉ。 須:あいつらを参考にしてええんか。 黄:なんとなく触れてみたけど、 あれこそ他山の石の典型例かも知れないんだよぉ。 ふと思い立って反面教師を検索してみたところ、毛沢東に由来するというのが出てきました。汚職官僚を敢えて追放せず、手口や末路を知らしめるのが由来だというものです。うまくいったかについては、言及しませんけど。むしろこの行動こそ反面教師とすべきなのではと、言っちゃいたくなります。 アルカトラズと呼ばれる島があります。カルフォルニア州サンフランシスコ湾に浮かぶ小島です。8ヘクタールに満たない小ささで、自然の状態だと野鳥が住み着いている以外に特筆すべき点はありません。しかし名前は世界に知れ渡っています。理由は、全米から凶悪犯を集めた刑務所が存在していたからです。船舶の往来が増えた19世紀に灯台を建てて活用していたのですが、地理上の重要性から要塞化していきます。そして南北戦争の前後に捕虜や軽犯罪者が収容されるようになりました。以降も管理は軍がしていたのですが、1934年に連邦刑務所となり、犯罪者の見本市とでも言うべき監獄として名を轟かせるのです。背景には、禁酒法や大恐慌で暗黒期と呼べる世情になったことがあります。これらに対する見せしめとして、大物ギャングなどを締め上げる必要があった訳です。中にはアル・カポネの様に時代を代表する人物も含まれていました。厳しい監視体制はもちろんですが、周囲の海流が激しいので逃げ出すことはほぼ不可能です。しかし通常と比べて一人当たり三倍程の経費が掛かるといった問題もあり、1963年に閉鎖されました。ほとんど海の中なので、老朽化が限界だったのも大きい様です。その後も一悶着ありましたが、国立公園化を契機に観光地として開放されます。なんと来訪者が年間数百万人にもなる人気スポットです。日本一であろう網走刑務所が数十万人ですから、こちらのスケールも並外れてると言えますね。 (・ω・) 網走は僻地なことを考えると普通に凄いけど 【天叢雲を捧げて許して貰いました】 朱:少年マンガ視点だと、 八岐大蛇さんを酔い潰して倒すのは微妙です~。 黄:格上相手に工夫するのは良いんだけど、 弱体化させるのは受けが悪いんだよぉ。 須:勝負に見栄えを気にするんはアホのすることじゃ。 黄:負けてたら姉に勘当されたバカ弟で終わってたし、 地味に背水の陣だったのが面白いところなんだよぉ。 【龍族に効く毒を調達できるのかは気になるけど】 黄:というか英雄として描いた逸話でこれなんだから、 実際はもっと外道な可能性があるんだよぉ。 朱:お薬を混ぜたとかでしょうか~。 須:儂は、そこまでしちょらん。 朱:櫛名田さんの御両親がってことですかね~。 黄:あの一家にしても崖っぷちだったんだから、 その程度のことは悪だと思ってなさそうなんだよぉ。 【看板メニューが分からない定食屋みたい】 黄:須佐之男は、学業成就の神様でもあるんだよぉ。 朱:反面教師だと解釈しました~。 須:どんな風に見とるんじゃい。 黄:とはいえ、縁結び、病魔退散、水難火難除去と、 てんこ盛りの一つではあるんだよぉ。 朱:本命が無いと、御利益は期待できません~。 【結果として自己肯定感だけが過剰に育った】 黄:さっきの泥酔作戦が、 頭脳プレー的に扱われたのかも知れないんだよぉ。 須:冴えとるじゃろ。 朱:ハードルが低いです~。 黄:貴子として生を受けたのに加えて末っ子だから、 甘やかされまくったのが伺えるんだよぉ。 弱卒が機転と策謀で強者に食らいつこうとする年少向け作品は少なからず存在します。しかし大ヒットの域に達したものがあるかと言われると、私の記憶からは導き出せません。そういうのは王道を嗜んだ後だから楽しめる訳で、顧客層が薄くなってしまうのは構造的必然なのだと思われます。 六文銭という概念があります。古い通貨単位である文(モン)の貨幣を6枚まとめた状態を意味します。これだけで三途の川の渡し賃と受け取る方も少なくありません。一般に、冥界を流れている三途の川を渡るには舟を用います。その運賃であるというのが世間に浸透しているのです。その為、棺に六文を入れて役立てて貰おうという風習が存在します。近年では、貨幣の意図的な破損は犯罪になる、火葬場に迷惑が掛かる、そもそも文なんて単位はとっくに廃止されているなどの理由から、紙に図柄を印刷した冥銭で代用することもあります。どうして六文であるかについては、仏教思想が強く関わっているとされています。六道輪廻の考え方は有名ですが、それぞれの世界には救いを差し伸べてくれる六地蔵が存在します。御賽銭として一文ずつ渡せるよう、この額になった説です。そして『あの世に行く際は六文が必要である』部分が抽出されて、良く知られる手間賃に変化したという解釈が有力視されています。真田家の家紋としても知られていますが、死を恐れぬ覚悟の象徴として採用されました。地獄の沙汰も金次第なんて言葉がありますけど、下っ端鬼なら賄賂が通じそうですし、幾らか持ち込んでおいた方が良いのかも知れません。 (・ω・) 何で現世の金が使えるねんとツッコんではいけない 【閉じ込められる存在が居るのかはさておくとして】 黄:須佐之男の邪気から産まれたとされる、 アマノザコという女神が居るんだよぉ。 朱:隠し子が多いです~。 須:儂らは髪一本からでも誕生させられるけん。 朱:実験がしたくなります~。 黄:ほのぼの系の日本神話だから平和寄りだけど、 ダークファンタジーなら監禁させられてるんだよぉ。 【朱雀も似たような立場だと言ってはいけない】 黄:天狗や天邪鬼の祖先とも言われてるんだよぉ。 朱:完全に悪役ですね~。 須:元気なんはええこっちゃ。 朱:生産責任を感じてません~。 黄:こんくらいじゃないと主神級は務まらないんだよぉ。 朱:一挙手一投足が国の行末に関わるとか、 押し潰されかねないのは確かです~。 【ポジティブと呼んで良いかは微妙なライン】 黄:天邪鬼のオリジナルと言われてるだけあって、 すっげー捻くれ者なんだよぉ。 朱:月読さんからしたら姪っ子ですし~。 須:姉貴のせいってことじゃな。 黄:押し付けてきたんだよぉ。 朱:この転嫁っぷりは、 まさに姉弟といったところです~。 【分離したから丸くなった感があるな】 黄:そして彼女の子供であるアマノサクは大暴れして、 邪神の長みたいになったんだよぉ。 朱:お爺ちゃんの知らないところで被害が増えてます~。 須:なんじゃい。 黄:高天原でヤンチャした須佐之男に似てるんだよぉ。 朱:ここは『儂の若い頃を見てるようじゃ』と、 お約束の発言をしてもらいたいですね~。 悪心を追い出したら外界で悪名を轟かせるとか、ピッコロ大魔王かと思ってしまいました。案外、元ネタの一つなのかも知れません。この手の設定はありそうでいて、パッと思い付かない辺りそこそこ珍しいんですかね。 |
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