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 主人公の定義はいくつかあると思います。一つに、誰の主観で物語が進むかというもの。いわゆる群像劇だと指定しきれなくなるのは、必然と言えましょう。他にも、登場人物の相関図を纏めた際、中心に居る人とする解釈もあります。傍観者に近い狂言回しが主役ということになっている作品もありますが、個人的にはあまりピンと来るものではありません。作者が、こいつが主人公だからって断言したら、それが唯一絶対の解釈となるパターンもありましたね。唯、作り手と受け手の見解が異なってもいいとは思うんですよ。私としては、ドラえもんの主人公はのび太派なのですが、世には色々な意見があるようでして。となると、ドラえもんのオマージュというか、インスパイア作品である黄龍ちゃんの主人公は朱雀なのかという話になりますが、別にそれで問題無い気もしてきました。でも、人物相関図を思い浮かべてみると、意外に朱雀と直接の関係があるのって少ないんですよね。四神関係と、もはや存在すら忘れられてる先代朱雀くらいでしょうか。それでマスコットとして愛されてるんですから、やっぱり主人公の資質を持ち合わせてる気がしてきました。

(・ω・) よっぽどのテーマが無い限り、主人公なんて誰でもいいってのも事実だがな!

【害獣過ぎるからおだてて祭り上げてる説もある】
朱:今年は酉年、私の年ですね~。
白:この場合の酉って、鶏のことらしいけどね。
黄:古来より卵と肉を提供してくれた、優秀な家禽なんだよぉ。
白:虎と同じく、十二支に入るのも分かる感じがするね。
黄:そういう話をしたらネズミと同格なのはいいのかという気もするから、
 深く考えたら負けの感もあるんだよぉ。
 

【社会は結局トランプタワーみたいなものよ】
猫:まーお。
朱:『猫は十二支に入ってないんじゃねぇ。
 仲良しごっこなんてこっちからお断りしてるだけだ』だそうですよ~。
黄:言うのは、誰でも出来るんだよぉ。
白:猿と犬が入ってる時点で、かなり雑な見解だよね。
黄:会員制の組織とか、むしろ派閥があった方が健全に思える辺り、
 意思統一とか、分かり合うのが如何に難しいかという話になるんだよぉ。


【戦闘特化のカマキリすら幼虫期は雑魚なんだぞ】
白:ともあれ鶏に敬意を評して、今夜は鶏肉と卵のフルコースってのはどうかな。
黄:どうあろうと、肉に結び付けるんだよぉ。
朱:この理屈だと、寅年は食べられちゃいますよね~。
黄:辰年は、返り討ちにしてやるんだよぉ。
白:ネズミは、どうやって自己防衛したらいいのさ。
黄:あいつら、繁殖力でめでたい扱いなんだから、バトル漫画の雑兵よろしく、
 ある程度蹴散らされることは大前提なんだよぉ。


【龍族は霞だけで千年くらい生きていけるイメージ】
白:こうして見ると十二支って、意外に殺伐としてるよね。
黄:虎とかいう純血の肉食獣を混ぜた時点でこの結論は分かりきってるんだよぉ。
朱:デスゲームに殺人狂を混ぜるくらいの安直さを感じますよね~。
白:じゃあ、何を入れたら玄人好みになるのさ。
朱:哺乳類に偏りすぎてますから、両生類枠でカエルさんはどうでしょうか~。
黄:結局は、虎が美味しくいただく未来しか見えない辺り、
 食物連鎖の無常というものを感じ入ってしまうんだよぉ。

 十二支ネタは大分前に散々いじり尽くした感があるのですが、具体的に何を書いたかについては、今一つ憶えてません。
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