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 他山の石という言葉があります。自分とは関係が薄い山から出た、大した価値の無い石ころを意味しています。語源は実に古く、中国で紀元前9世紀から7世紀の詩を編纂した詩経にあるとされています。これに記された『他所の山から出た凡庸な石でも、珠を磨くのには使える』といった感じの一節が確認できる最古のものです。転じて、他人の失敗も自分の行動に活かすことが可能、と反面教師に近いニュアンスで使われるようになりました。一方で、人様の善い行いを参考にすべきという、いわゆる誤用も浸透しつつあるようです。表現とは、本来のとは違っていても大多数がそう認識するようになれば変質するものではあります。なので誤っているからといって全否定するつもりはありません。問題は、拮抗している場合、取り扱いが実に面倒くさいということです。元々の使い方をすると何割かには通じません。そして新しい解釈だと誤用警察が飛んで来る訳で、良い所が無いのです。なので、煮詰まるや姑息といった微妙なラインの単語は、使うのを躊躇ってしまうところがあったりするのですよ。

(・ω・) つまり、摘発を食らった方々を他山の石としているとも言える

【銭が無いのは首が無いのと同じと言う人も居るくらいだ】
真:最近の悩みは、全体的に予算が厳しいことですぅ。
黄:母親も研究費が足りてないんだよぉ。
月:姉は姉で広報用の資金を欲しがってるな。
玄:お金が全てというのは極論ですが、
 先立つものが無いと出来ることは減ります。
真:その縛りが新たな技術を生むこともあるけど、
 無制限に越したことはないのが現実ですぅ。


【折角のコネを無為にしているとも取れるし】
朱:一家を支える、強力なスポンサーが欲しいところですね~。
月:私は根性無しだから支援しないぞ。
玄:師匠に、その手のことは期待してませんから。
黄:言い切るのが凄いんだよぉ。
朱:これで信頼関係が損なわれないんですから大したものですよ~。
真:元から当てにしてなくてあっけらかんと流すのを、
 そう呼んで良いのかは甚だ疑問ですぅ。


【いっぺん立場を入れ替えて相互理解すべきな気がする】
猫:にゃーみゃあ。
朱:『利益を社会機構へ還元するのは大企業の責務だが、
 貴様らがそれに相応しいかは熟慮を要する』だそうです~。
玄:お金は、とりあえず使わないと死に金のままですよ。
真:血と汗と涙の結晶なんだから、慎重になるのは当然ですぅ。
黄:税金として労せず吸い上げる権限を持った公僕と、
 やりくりに苦労する庶民との感覚差が出まくってるんだよぉ。


【妹は質実剛健というか現実主義なんだな】
黄:しかしこいつらが経済的に潤ってしまうと、
 パワーバランスが崩れてとんでもないことになりそうなんだよぉ。
月:この中だと、玄武が四神筆頭になるイメージがどうしても湧かない。
玄:最終目標の一つです。
真:そんなのは一億の並行世界を探したとしても、
 数えるくらいしか無さそうだからしょうがないと言わざるを得ないですぅ。

 文化的な見地からすると四神のトップは青龍ですが、たまに朱雀が担当している作品もあります。絵的に炎の鳥が映えるからでしょう。つまり玄武がなろうとするのであれば、美的感覚から変えないといけない気すらしてきました。
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