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2025

1212

 ルビコンと呼ばれる河川があります。イタリア半島の根本辺りを流れていて、現代イタリア語で発音するとルビコーネ辺りです。共和政ローマ時代、この川は属州ガリアとの境界線でした。属州とは、ローマ本国に従う地域の一種です。租税の負担を課せられ、大小はあれど不満が蓄積しています。紀元前1世紀初頭、ガリアは従順な部類でした。しかし東方からゲルマン人が流入し、反抗的になっていきます。そこで前1世紀中頃、かのユリウス・カエサルが立場を分からせる為に進軍しました。後にガリア遠征と称される戦いです。ここには三頭政治の一角であったカエサルが、更なる権力を得たい思惑もあります。数年の時を掛けて戦果を挙げるものの、政敵から疎まれて解任と帰国命令を出されてしまいました。このまま帰ったら碌なことにならないので、カエサルは反逆を決意します。分水路は、ルビコン川です。国境に等しい線を軍と跨いでしまったら後戻りは出来ません。このことから『ルビコン川を渡る』は故事として、修正不能な決断の意味を持っています。有名な『サイは投げられた』も、この時に発したというのが通説です。幾年に渡る内乱で勝利したのはカエサルでした。結果、終身独裁官という随一の存在になります。皇帝とは別物ですが、彼の名がドイツ語のカイザーなどに派生した程の立ち位置です。元来、生きるとは選択の連続と言えます。しかしここらが実に面倒なのも事実な訳でして。凡人は流されてしまいたくなるのも、致し方ないのではないでしょうか。

(・ω・) 巻き込まれた雑兵に決定権は無かったけど

【元の信用が皆無だから可能な荒業】
月:困った時に助けてくれるのが真の友達らしい。
黄:嫌な前フリなんだよぉ。
月:良い投資があるとかは言わんから安心しろ。
黄:どんな手口を持ち出すかだけ興味あるんだよぉ。
月:私なら実地での研究だと言い張れば、
 案外、シャレで済むんじゃなかろうか。


【真面目に考えたら不信しか湧かない】
月:恋人が金目当てか確かめる目的で、
 借金持ちだと嘘をつくみたいな話は聞く。
黄:疑った時点でもう終わりなんだよぉ。
月:とはいえ血縁だろうと完全に信頼は無理だ。
黄:人間関係は基本的に面倒だけど、
 そこら辺はふわっと生きてるのが大半なんだよぉ。


【夜逃げされても勉強代の精神で】
月:普段は無心なんかしないやつが、
 急にガチな借り入れ申し込んできたら困るよな。
黄:本当に追い詰められてるかも知れないんだよぉ。
月:今の環境を全精算する可能性もある。
黄:そこら辺は見る目が試されるというか、
 人間力がものを言う局面なんだよぉ。


【たくさん稼いでガッツリ使えが正解と言える】
月:長い人生、金で解決するのは大した問題じゃないが、
 完全に尽きると行き詰まる謎のシステムだ。
黄:計画性の大事さが分かるんだよぉ。
月:無駄遣いが楽しいのは最早バグだろ。
黄:個人レベルではそうだけど、
 ケチだらけじゃ経済が冷え込むのも事実なんだよぉ。

 社会を円滑に回す上で通貨は不可欠です。人類史を見たら否定できないでしょう。一方、金のせいで不幸になる人や国家もあります。ここら辺は火や刃物で死ぬこともあるのと同類なんですけど。結局、道具やシステムの類に過ぎないと認識するのが肝要ではないですかね。
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