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 海胆と呼ばれる生物が居ます。ウニと読みます。海栗という別表記もあります。ウニ綱に属する棘皮(キョクヒ)動物を総称したものです。棘皮動物とは、文字通り棘を持った動物のことです。ウニ、ヒトデ、ナマコが代表例になります。彼らは五放射相称という、珍しい特性を持っています。動物は、左右対称に近い種が多いというのは共通認識でしょう。しかし棘皮動物は中心点から広がるように同じ部位が五つずつ備わっています。ヒトデが五芒星のような姿をしているのは、そういった理由です。ヒトデを五分割したらそれぞれが個体として再生するのは一部で有名です。ウニも剣山のような外見のせいで分かりづらいですが、中を覗いてみると五等分構造になっています。食材としてのウニは、主に生殖腺を指します。この場合に限って、雲丹という漢字を当てることもあります。やや褐色が入った橙色で、舌の様な姿をしているのは御存知かと思われます。外皮を割ると、これが五つ詰まっているのが基本になる訳です。漁獲量の8割が日本で消費されるらしく、まだ争奪戦の対象外みたいです。万人受けするタイプでは無いですし、今後もニッチな感じのままで行くのかも知れませんね。

(・ω・) 寿司ネタとしても、海外では不人気らしい

【井の中の蛙に過ぎないことからは目を逸らしておく】
月:学内の、俗物王コンテストにエントリーされてた。
黄:どう見られてるか、良く分かるんだよぉ。
月:美形とかなら謙遜も出来るんだが。
黄:反応に困るのは確かなんだよぉ。
月:どんなジャンルでもキングはキングとしておけば、
 とりあえず自尊心が傷付かずに済むであろう。


【実績さえあれば奇人でも許される】
黄:ところで、どんな審査をするんだよぉ。
月:自分を演出する系ならまだしも、
 凡俗っぷりの評価は難しいよな。
黄:日常を観察されるとしか思えないんだよぉ。
月:人権的に、ギリアウトじゃね。
黄:教授は大学の看板を背負ってる訳だし、
 幾らか監視されるのは業務内なんだよぉ。


【昨今は大して新しいことをしてない説が強いらしい】
月:人を褒めるのに、偉人を持ち出す奴が居るよな。
黄:織田信長に匹敵する革命児とかは聞くんだよぉ。
月:そういったのが、
 信長の何が凄いか語ってるのを聞いた記憶が無い。
黄:それが出来るなら、喩える必要が無いんだよぉ。
月:誰でも知ってるのを使う話術は分かるんだが、
 無教養を宣伝してるみたいで躊躇われる。


【戦で嫡男を失ったのが致命傷だった】
月:そこで私は、長宗我部元親を推していきたい。
黄:謎の人選なんだよぉ。
月:鳥なき島の蝙蝠ナメんなよ。
黄:四国をほぼ統一できたのは強敵が居なかったからという、
 むしろ揶揄されてる称号なんだよぉ。
月:ついでに言えば前半生の無理が祟って、
 家を残すことが出来なかった悲劇の人物でもある。

 月読イチオシの戦国大名といえば長宗我部元親です。初期も初期の頃に設定したのですが、経緯については当然の如く忘却の彼方です。多分、語感が九割だとは思うんですけど。口にしたくなる歴史上の人物ランキングで上位を狙える気がしますし、そういった意味で薄っぺらいマニアらしさが出ている気がしてなりません。
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 収入印紙と呼ばれるものがあります。租税など、国庫に入る金銭を納めた証として用いられる証書を総称したものです。財務省が発行していて、実に31種類もの額面が存在しています。郵便用の普通切手が16種類なので、さりげに倍近いです。切手の最高額が500円なのに対して、収入印紙は10万円というのが大きいと思われます。主な使い道は、課税文書に貼り付けることです。課税文書とは文字通り、税金が掛かる書類を意味します。代表例は契約書と領収書です。一定額以上のやりとりをした際は印紙税を払う義務が生じるので、収入印紙を使って証明とする訳です。払込用紙の金額が5万円を超えた際に、200円のを貼られたことがある方も多いでしょう。先程の10万円分を必要とするケースは億クラスの取引なので、よほど大きな仕事に関わっていない限り目にする機会は無いかも知れません。ちなみに電子契約であれば掛からないとする解釈が一般的なようです。法的な理屈はややこしいですが、コスト削減の為に推し進めたい面がありそうです。国としては収入印紙そのものの廃止を検討しているという噂がありますけど、そんな真っ当な行政改革を出来るのかという疑問は拭いきれません。

(・ω・) 無くなると困る業界に潰されるのが定番ルートだ

【売れっ子の漫画家なら武勇伝っぽいんだけどなぁ】
月:君の論文は無個性だと、学生みたいな評価を受けた。
黄:数だけを誇ってたら、パターン化もするんだよぉ。
月:量産作家は、変わらぬことに価値を持つんだが。
黄:大衆向けと比べるのは違うんだよぉ。
月:日程の都合で五つを並行で書いた時は、
 ネタ被りしまくった気がするのは否定しない。


【ここに居て良い実感を得る為に必要な儀式】
黄:真面目に読んでくれただけ感謝すべきなんだよぉ。
月:自身の研究が振るわない憂さ晴らしに、
 粗探しをする教授は珍しくない。
黄:人は何ゆえ己より下を求めるんだよぉ。
月:私も稀少な同等以下を拠り所としてるし、
 習性としか言い様がないんじゃないか。


【うまくいけば爽快だけどそれだけである】
月:そういや盗用の疑いで、査問されたこともある。
黄:その場合も吟味しないといけないんだよぉ。
月:ある意味で、私の論文が最も輝いた瞬間と言えるな。
黄:常に追い出す口実を見付けようとされてるんだよぉ。
月:目の敵にする意義があると考えてる辺りが、
 この大学如きで燻ってる理由なのだろう。


【ついでに予算と人脈も確保しにくい】
月:そもそも、盗んで執筆して何の意味があるというのだ。
黄:実力はともかく、姿勢だけは立派なんだよぉ。
月:迅速な結果を要求される立場でないのはともかくとして。
黄:締まらないんだよぉ。
月:外野にとやかく言われず集中できると言えるが、
 緊張感が不足してるのも事実である。

 原稿料が出るならいざ知らず、論文は質が重要で大量に書くだけでは意味が無いのではと思わなくもありません。しかし働いてる感を出すのに手頃な気もします。月読教授にも体裁とかあるんだとすれば、可愛く見えるようなダメ人間度が増してるような微妙な気分です。

 水虫と呼ばれる疾病があります。汗疱状白癬(カンポウジョウハクセン)、足白癬(アシハクセン)、水瘡(ミズクサ)といった別名もあります。白癬菌に代表される皮膚糸状菌が主に足で繁殖して、皮がぶよぶよになったり、水ぶくれを起こすなどの症状が出ている状態を総称したものです。命に関わることは少ないですが、痒くて溜まらないという現実的な弊害があります。この菌は毛髪や角質を栄養にするのですが、それだけで殖えることはありません。充分な温度と水分を必要とします。現代人は靴を四六時中履いている為、格好の棲家になってしまっている訳です。なので理屈の上では手袋や密着する帽子をずっと着用していたら発症しかねません。ただ、足は発汗量が多いこともあり、率で言うと図抜けています。逆に考えると、彼らが嫌がることをすれば対策になります。つまりは清潔を保ち、如何に乾燥させるかです。具体的には、こまめに足を洗う、通気性が良いものを選ぶ、同じ靴を続けて履かない辺りです。感染症なので、不特定多数が素足で同じ場所を踏む場合は注意が必要になります。余談ですがミズムシ科という分類があり、そこに属する昆虫が同名を冠しています。えらい迷惑な話だと思いますが、シンプルな名称ゆえに被るのは仕方ないのかも知れません。

(・ω・) 病気の方の虫は、どっから来たんだろうか

【ルールの穴を突いて座れるクッションを持ち込もう】
月:実績を上げると教授の椅子が豪華になっていく、
 ランク制が採用されることになった。
黄:バラエティ番組のノリなんだよぉ。
月:情けで座布団の使用は認められるが、
 私費での購入は不可だ。
黄:廃材で作ったかのような竹細工に腰掛けてるのが、
 渾身のギャグでないことだけは理解したんだよぉ。


【その位ならという負け犬根性の持ち主が大半だぞ】
黄:大学からどういう扱いを受けてるのか、
 外来が一発で判断できるのは便利なんだよぉ。
月:この圧倒的他人事感。
黄:貢献度合いで大して給料が変わらないんだから
 こういったところで差をつけるのは合理的なんだよぉ。
月:日本の横並びシステムに守られてる自覚はあるが、
 だからと言って嫌がらせの対象にするのはどうだろう。


【程々が最も幸せという教訓が含まれてるのか】
月:極まると、玉座みたいなのになりそうだ。
黄:ちょっとした罰ゲームなんだよぉ。
月:内装は古びた校舎だから、合わないことこの上ない。
黄:教授なんてのは学内で持ち上げられてるだけの、
 裸の王様ってことなのかも知れないんだよぉ。
月:底辺と頂点の、どっちが先に音を上げるかの勝負だな。


【出オチとしては面白かったと一部で好評】
月:予算内でオーダーメイドくらいに落ち着くんかね。
黄:それはそれでセンスが問われるんだよぉ。
月:私なら、快適さ重視でゲーミングチェアを要求する。
黄:こういったアホがトンデモを発注して、
 システム自体が無くなる結末が見えたんだよぉ。
月:頭おかしい大学だと思われるデメリットもあるし、
 来月には撤回される方に賭ける。

 長時間腰掛けて作業する仕事は、姿勢の快適さが生活の質に直結します。なので椅子は合うものを使いたいのですが、勤め人は組織から支給されてるケースが多い訳でして。実際に酷いのを強要されたら労基案件な気もしますけど、月読教授が喚いて動いてくれるかは分かりません。

 ラッキーセブンという概念があります。御存知の通り、一部の文化圏で7の縁起が良いことから、幸運の象徴として扱う考え方です。現代日本人でこの数字を疎ましく感じる方は、あまり多くないと思われます。由来については、諸説あります。七福神や七草粥など、セット扱いするのに丁度いい値というのはありそうです。旧約聖書では創造神が6日で世界を作り上げ、7日目を安息日としました。一週間が7日の源流でもあるのですが、宗教的な意味合いが影響している可能性も考えられます。しかし一般的には、野球にあるとするのが有力視されています。19世紀のメジャーリーグで、優勝が掛かった一戦での出来事です。7回の攻撃で平凡なフライを打ち上げてしまうのですが、強風のお陰でホームランになりました。それが決定打となり、勝利投手がインタビューで『ラッキーセブン』と発言したのが始まりという説です。元から7回は先発投手の疲労が見え始め、更に打者は慣れてくるので動きが出やすいイニングなこともあって、今なお継承されています。一方で、タイなどでは7を不吉な存在として扱います。これは漢数字での発音が、失敗を意味する単語と似ているからだそうです。日本でも四は死に通じるとか言いますし、数学的な意味合いだけで決まるものでは無いのかも知れません。

(・ω・) 7に過剰反応するのは、特定の賭博好きみたいで躊躇われる

【趣味以外の理由が有り得るんだろうか】
月:シンデレラをベースに、新たな物語を創造したい。
黄:特に教育的テーマがある訳でもないし、
 好きにすれば良いんだよぉ。
月:思い付いたのは、魔法を掛けられたのが、
 シンデレラ以外にも何人か居るって始まりだ。
黄:魔女の意図が分からないんだよぉ。
月:原典からして目的が不明瞭だし、
 遠巻きに覗いてても驚きは無いな。


【憧れで飯は食えないし妥当な選択である】
月:息を呑むほどの美女が五人くらい集まったら、
 どういった展開になるか予想がつかん。
黄:王子様の器量が試されるんだよぉ。
月:現代なら、アイドルで一儲けするって手もある。
黄:苦労してきた子達は強いんだよぉ。
月:虐げられる生活から脱却したいが最優先で、
 王家に拘る必要なんて無いんだ。


【引き算しすぎてもペラッペラになるという】
月:ここで婆さんの目当てが、
 真・シンデレラの選出であることが発覚する。
黄:男性向けにシフトしてきたんだよぉ。
月:多様な客層を取り込んでこそ大ヒットを望める。
黄:食い合わせが悪くて、どっちつかずになるんだよぉ。
月:そう考えると老若男女に受けるって、
 盛り込めば良いって訳じゃないから大変だ。


【苛めてたのには事情があったとかされても困るし】
月:なんやかんやで元家族への復讐も済ませて、
 それぞれが別の道を歩く感じで決着だろう。
黄:そこは忘れないんだよぉ。
月:どうやり返すかがメインディッシュまである。
  初期シンデレラはねっとり描写してるぞ。
黄:成敗される為に生み出されたキャラクターだし、
 救われるのはむしろ冒涜って解釈はあるんだよぉ。

 シンデレラは定期的にネタとしていますが、誰でも粗筋を知っている物語というのは便利です。不遇な身から大注目されることを、英語圏でもシンデレラストーリーと表現するらしいですし。そういえば後妻を見る目が無かった父親について触れられることって少ないですけど、継母と義姉は猫を被ってたんですかね。

 ペリカンと呼ばれる生物が居ます。ペリカン目ペリカン科に属する鳥類を総称したものです。伽藍鳥(ガランチョウ)という和名もあります。かなり大柄な水鳥の一種で、白色か灰色の個体が多いです。最も印象的な特徴は、嘴でしょう。数十センチにもなるそれは代名詞的存在で、嘴が大きい鳥と聞かれて真っ先に連想する方も少なくないと思われます。下顎的部位は喉袋と名付けられていて、ゴムのような伸縮性を持ち合わせ結構な大きさになります。彼らは魚を主食としているのですが、掬って丸呑みにする訳です。またここを広げて震わせることで排熱し、体温を下げる使い方もします。相当な悪食で知られ、口に収まるなら何でも捕食を試みます。鳩を飲み込んだ前例が有名らしいのですけど、とりあえずで犬や猫を挟んでみたりもするそうです。一見するとじゃれているように思えますが、割とマジなのかも知れません。野生だと群れで生活していて、時に数千から数万羽にもなるとのことです。あの頭部からは想像できないほどに飛行が得意なのだとか。日本では迷鳥としてしか観測されていませんが、人間的には資源を食い漁る害鳥になってしまうんですかね。

(・ω・) 養殖してるとこに現れたら、メッチャ迷惑ではある

【文句言ってるけど同類だからな】
亜:稀少金属の独占は、許されざる悪逆だよね。
朱:いきなり社会派です~。
玄:欲しいレアメタルが入手できず、
 腹を立てているようにしか見えませんけど。
黄:買い占めが起こった時、
 自分も店に駆け込んだのを棚に上げる人みたいなんだよぉ。


【核反応で作ることは可能だけどコストに見合わない】
亜:元素は基本的に生み出せないのが辛い。
玄:錬金術に手を染めるというのはどうでしょう。
朱:時代が遡ってます~。
黄:科学は、前に進み続けるとは限らないんだよぉ。
亜:生き様もだけど、回り道が不利とは決まってないから。
黄:良い感じに纏めようとしてるけど、
 問題は何一つ解決してないのが通常営業なんだよぉ。


【熟成しすぎて腐ってる可能性がある】
朱:黄龍さんの説法を編纂したいです~。
月:一万年も生きてるんだから、
 さぞや大層なものになるであろう。
黄:小馬鹿にされてる気がするんだよぉ。
月:普段の発言が為になるかと言われたら。
朱:含蓄があるようでいてそうでもないような、
 絶妙に悩まされる感じだと思います~。


【相当の個性が無いと頑固職人は生き残れない】
黄:完璧な出来だと頭を使わずに受け入れちゃうから、
 敢えてヌルくしてるんだよぉ。
朱:だから崇められなくなったんじゃないですかね~。
月:宗教的には、盲目的に従わせる方が長続きする。
黄:そんな信者、こっちからお断りなんだよぉ。
月:硬派な雰囲気を出してるけど、
 流行についてけないクリエイターの論理だよな。

 宗教と科学に何かしらの違いがあるとすれば、前者は経典が絶対で後者は常に懐疑的な点です。つまり良くある『科学的に有り得ない』という言い回しは、さりげに科学から最も遠い考え方になります。とはいえ思考し続けるのは大変なので、易きに流れるのが人の宿命だとも思っています。


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