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 マグニチュードは地震の持つエネルギーを表す値です。しかしこの数値、指数で示されている為、1増えるごとに三十倍強も違っています。正確には、2.0増えると1000倍だとか。
 何と言うか、表示される度に思うのですが、指数で示されても一般人にはピンと来ませんよね。ドラゴンボールの戦闘力がインフレしたみたいに、比例で示した方が分かりやすいんじゃないでしょうか。学術的には面倒そうですけど。

( ・ω・) 尚、M4.0と8.0では百万倍違う計算である

「いやぁ、お嬢ちゃんは本当に素晴らしい五感をしているよね。女じゃなかったら、海の男として雇いたいくらいだよ」
 まあ、何というか、生物学的に考えて、どうやってもシスは海の男にはなれはしないかな。
「それで、こういった状況になりましたけど、どうしましょうか」
 単純に海賊船から逃げ出すことを考えるのであれば、海原の只中であるという条件からして、真逆に逃げれば良いだけだった。だけど今はそっちに正体不明の船が四隻ある訳で――敵の可能性も考慮すると、素直な進路は取りにくい。
「東南の方向に進行することにしよう。海賊船から逃げることだけ考えればロスが生じるけど、不明船の動きから目的が読めるかも知れないしね」
「了解です」
 現状、海賊船は概ね北側に位置し、不明船は南側だ。東南に逃げるということは船長の言う通り真南に逃げるより追いつかれやすいけど、同時に不明船の動向も洗い出せる。急旋回してでもこちらに向かってきた場合は僕達の船が狙いで、そのまま直進したのであれば海賊船に用がある、反転したならば無関係の通りすがりっていうのが、大体の目安かな。
「じゃあ、僕は船底に行ってきます」
「ああ、宜しく頼むよ。お嬢ちゃんは見張り台に上がって、状況の変化を事細かに伝えてもらおうかな」
「オッケー」
「わたくしは、如何致しましょう?」
 うわ、アクアさん、一体、いつからこの場に居たのさ。本当、神出鬼没っていうか、気配を読みきれないって言うか。
「そうだな。戦闘になった場合に備えて甲板に待機と言ったところかな。坊やも、その時は上がってきて戦って貰いたい。但し、剣は振るわず、魔法主体でお願いするよ」
 本当、何と言うか、誰一人として僕を剣士として認めてくれないのが尋常じゃなく遣る瀬無い。

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