2024
デリンジャーと呼ばれる銃器があります。銃身が短く、携行性に優れた小型拳銃の通称です。元々はヘンリー・デリンジャー氏が開発したパーカッション式の単発銃に付けられた商品名です。彼の出身、またはメーカーの所在地からフィラデルフィア・デリンジャーとすることもあります。世に轟いたのは、とある事件が発端です。第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーンの暗殺に使われたのです。これで名を馳せてしまい、各社が類似品にデリンジャーの名を与えました。現代人の感覚だと中々に不謹慎ですが、1860年代なのでそこまで問題視されなかったのでしょう。ちなみに設計者の綴りはDeringerですが、一般名詞の方はderringerとrが一つ増えています。商標権などの揉め事を回避する為というのが通説です。それでセーフになるのかというのも湧いてきますが、ギリギリのパロディネームは今なお氾濫しています。気付いたら偽物の方が定着してたなんてケースは稀有ですけどね。
(・ω・) 女性の護身用という名目で各所に潜ませるのがド定番
【ドラマの類で満足しておけ】
マ:連中が路地裏に消えたからつけたねん。
ヤバい取引でもしとったらおもろいし。
玄:そう思える感性が危険だと思います。
マ:リスクを背負わんで収穫なしや。
玄:目の当たりにする機会はそうありませんが、
普通は見合うリターンだと受け取りません。
【言葉自体はともかく発言者に信用が無さすぎる】
マ:せやけど、忽然と消えおったんよ。
玄:単純に巻かれたのでは。
マ:尾行術を極めたウチに限って有り得へんで。
玄:何処からその自信が湧くのでしょう。
マ:探偵を支えるんは明晰な頭脳と揺るがない心やて、
ウチの語録にあるさかいな。
【生き方に干渉できるのは家族くらいのもんだし】
マ:そこでまたピーンやで。
玄:そのセンサー、本当に正確な動作をしてますか。
マ:会社勤めを辞める決断もこれやねん。
玄:経済的には明らかに困窮していますが、
活き活きしているので間違っているとも言い難いです。
マ:他人の生活や思て、好き放題な論評や。
【どっちにしても追跡失敗に変わり無いのでは】
マ:ウチの見立てやと刑事は仮の姿で忍者が本職やな。
玄:諜報員ならゼロでは無いでしょうけど。
マ:壁抜けくらいチョチョイのチョイやろ。
玄:突飛な発想が飛び出しました。
マ:脅威の跳躍力で屋上にジャンプしたいうんも、
個人的には捨てがたいで。
情報収集が主な任務という視点では、現代の忍者は探偵なのではと以前に触れました。ファンタジーだと戦闘能力も盛られますし。しかし徒党を組むイメージが無いのは相違点です。少数精鋭どころか一人で対応してこそ探偵みたいになっているのは、一種の風評被害なのかも知れません。
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