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 昨日、電気料金が高いぞ、フルァ、と書いたところ、タイミングの良いことに、東電の価格設定要素の一つである原価が水増しされているのではないかという疑惑が噴出してきました。よぉし、やっぱり戦争だな。いや、別に潰すまではいかんでいい。発電送電分離した上で、参入を自由化するだけで許してやる。電電公社が民営化してNTTになった時は、結局、インフラ自体はNTTが握ってて、かなりの既得権益が残ったからな。送電屋は新規立ち上げするくらいの勢いでいかないと意味が無いんだけど、この国じゃなくても、非現実的だと気付き始めた。

( ・ω・) 私は投げた! 誰か、この意志だけを引き継いでくれ!

「んじゃ、まあ、伝えましたんで」
 しばらく会えないかも知れないし、他の船員達にも挨拶してくおこうかな。
「この業界、いつ現世とお別れになるか分からない、因果なもんだしねぇ」
 軽く気落ちさせてくれたシスの発言は、華麗に受け流すとして。
「うぎゃぁぁぁあ」
「ん?」
 やや高いところから、舳先近くの甲板を見遣ってみると、さっきの僕の戯言通り、お師匠さんとクリスさんが剣を交えていた。尤も、剣技に対してそこまで情熱がある訳じゃない上、年齢的にも上限が見えてるお師匠さんと、育ち盛りの十代の六年を剣に捧げたクリスさんじゃ、その開きは埋めがたいものになって然るべきで。平たく言うと、一方的な虐待にすら見える。クリスさんも、大人気ないと言うか、何と言うか。
「ケインズ一刀流、波状の太刀、『小波』」
「ぐげぇ……じょ、嬢ちゃん、あなたは間違っている。俺の知る限り、ケインズの爺は、こんな弱い者イジメの剣を振るうことをよしとはしなかったはずだ」
 あらら。自分で、弱い者って認めちゃったよ。
「私は、中目録止まりだったからいーのよ」
 そしてクリスさんも、その理屈もどうなんですか。大体、ケインズ一刀流の指導体制がどうなってるかは知りませんけど、大師範であるケインズ翁が亡くなってる今、昇級とか滞ってるんじゃないですかね。

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