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 狂言と呼ばれる芸能があります。キョウゲンと読みます。そのルーツは実に古く、8世紀頃、大陸から渡ってきた散楽にあるというのが定説です。これは現代でいうサーカスや大道芸に近かったとされています。これにコント的なお笑いを加えた演目を猿楽、物語性を重視した悲劇を能、セリフを主軸として進める喜劇を狂言と称するようになりました。室町時代から江戸時代に掛けて三大流派である大蔵流、鷺流、和泉流が確立されます。江戸幕府の庇護を受け発展していたのですが、明治維新の余波で存続の危機を迎えてしまいます。鷺流は廃絶し、更に大戦など厳しい状況が続くものの何とか今日に至ったという訳です。言葉としての狂言は、現代でも定着しています。狂言回しは、ストーリーの進行や解説を担う司会役という意味です。また犯罪をでっちあげ、自身の利となる状況にすることを狂言と言います。これは狂言が庶民に浸透した結果、芝居の代名詞になった為というのが通説です。狂うという字だけ見ると謎の単語ですが、頭おかしいが褒め言葉になるケースもあるんですから解釈次第ですよね。

(・ω・) 何事も、一元的な見方で考えてはいかんのじゃ

【肉体はともかく中身は腐ってると言えなくもない】
メ:ゾンビが溢れた世界で、
 どう生き延びるかを想像してる。
朱:手こずるような相手でしょうか~。
黄:天使が材料かも知れないんだよぉ。
朱:中々の惨劇です~
黄:それを悪魔と呼ぶのかもという件については、
 気付かなかったことにしておくんだよぉ。


【保存食が大量にあるのも助かる】
メ:ホームセンターに立て籠もるのが基本らしい。
朱:国に依っては、銃器すらあります~。
黄:オーバーキルの懸念が出てきたんだよぉ。
メ:命脈を断ってやるのも慈悲。
黄:こういう大人しそうなのが非常時に、
 ノリノリでぶっぱしやがるんだよぉ。


【そもそもストーリーを求めるなという風潮】
朱:ゾンビものって、後半がグダグダなんですよね~。
メ:味方サイドが全滅するか、
 当面の危機は去ったで締める印象。
黄:人類の大半がゾンビ化してるんじゃ、
 数名のチームでどうこう出来る訳ないんだよぉ。
メ:特効薬が開発されましたも釈然としないし、
 パニックホラー部分だけ楽しめば良いかなって。


【作品として世に出すならいざ知らず】
黄:頭の中では、どう決着するんだよぉ。
メ:導入と山場ばかり繰り返してる。
朱:素人の作劇です~。
黄:当人が満足なら好きにさせるんだよぉ。
メ:最強のオウリュウ・ゾンビとの死闘が最高潮。
黄:勝手に使うなと言いたいけど、
 干渉する権限を持たないのが歯痒いんだよぉ。

 ゾンビに限った話ではありませんが、窮地を強調すればするほどキレイに畳むのは難しくなる訳でして。例えば映画なら2時間でどうにかしろってのが端から無理なのです。とはいえ途中まで楽しんだなら良いだろは制作者の理屈で、消費者の余韻を大事にしたいというのも真っ当な意見ではあります。
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