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 カロリーと呼ばれる単位があります。英語表記はcalorieです。calと略すこともあります。エネルギーを示すものです。ラテン語で熱を意味するcalorに由来します。提唱者は19世紀前半の科学者、ニコラ・クレマン氏です。彼が提案したのは、1キログラムの水を0℃から1℃へ上昇させるのに必要な熱量でした。現代では1グラムに改められています。但し科学界隈ではジュールが主流になっていて、カロリーはあまり使われていません。我々一般人にとってカロリーと言えば、食品を摂取した際にどれだけ活動源として利用できるかでしょう。成分表を見ると、kcalと記されています。つまり1000倍です。言い換えると1kcalを完全に変換することが出来れば、1キログラムの水を1℃上げられる訳です。一日に必要な最低線が1000から1500kcal、望ましいのは2000kcal以上であることを考えると、恒温動物の燃費が伺えます。先進国では飽食が常態化し、むしろ低所得者層が糖分や油分を過剰摂取する状況になって久しいです。何ならカロリーが悪だとする風潮すらあります。2世紀前の人達からすればふざけんなと言われそうですが、価値観なんて時代と場所で全く変わるものという話なのかも知れません。

(・ω・) ヘルシーと低カロリーがほぼ同義なのは狂ってるかも

【回りくどい嫌がらせを仕込んできそう】
月:二流教授は雑務を押し付けられるが、
 私の様な三流ともなると無縁だ。
黄:関わるのさえ面倒って、ある意味すげーんだよぉ。
月:報連相はせねばならんからな。
黄:裁量権を与えたら何しでかすか分からないし、
 だったら自分で処理した方がマシなのは事実なんだよぉ。


【手間に見合うフグは立派なんだなって】
黄:無能な働き者が事態を悪化させるとは言うけど、
 こいつは低能力って訳でも無いのが難儀なんだよぉ。
月:使いこなせる器量人が居れば状況は変わる。
黄:効率重視の現代じゃ、無理する程でも無いんだよぉ。
月:頑張って処理すれば腹は満たせるけど、
 美味しくは無い食材みたいに言われとる。


【言うほど無垢な好奇心が原動力だろうか】
月:大学の七不思議って、定番が無いよな。
黄:そういうので喜ぶのが減る年頃なんだよぉ。
月:私はまだまだ大好きなんだが。
黄:精神年齢が高く見積もって中学生だからなんだよぉ。
月:この純粋なメンタリティこそが、
 学者稼業に最も必要なものなのだ。


【無意味だと気付いて撤去する学校も増えてるらしい】
黄:高校までと違って各々が好き勝手やってるから、
 共有できる感覚が少ないのはあるんだよぉ。
月:音楽室の肖像画みたいなのは減るわな。
黄:今更だけど、飾ってある理由が分からないんだよぉ。
月:偉人ではあるんだから教材の一環と言えるけど、
 クラシックに偏ってるのは問題な気がする。

 あの肖像画は、楽器のおまけにカレンダーを付けたのが始まりなんだそうです。そして後追いで当時の文部省が飾るよう推奨したのだとか。こんなノリであるあるネタになったのは、巡り合わせの妙だと思います。
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 江戸っ子と呼ばれる人達が居ます。文字通り東京の旧名である江戸で生まれ育った人物を指すのですが、定義は多様です。出自を重視し、祖父母の代から江戸在住であるというのが有名かと思われます。また気風が良い、短気、見栄っ張り、熱い風呂を好むなど、性質で区分することもあります。江戸は諸藩からの単身赴任者が多く、いわゆる男余りの状態でした。時代が下るにつれて少しずつ解消されていくものの、初期は8割が男性だったとされています。なので江戸住み三代目という考え方だと、江戸っ子はマイノリティになってしまいます。更に所属しているコミュニティも重要です。我々のイメージ通り江戸っ子は町人が主体で、武家は含まれていないことが多いのですから。意外にも江戸っ子の自意識は明治以降に育まれた面があります。東京と名を改めたと同時に薩長を始めとする余所者が幅を利かせてきて、地元の人間として鼻持ちならなかったからという見解です。その影響か、昭和世代くらいまでは江戸っ子であることが誇りの方も少なからず存在しました。近年は東京全体より、渋谷、青山、六本木といった街単位にアイデンティを見出すのか、消えゆく概念になっているようです。知り合いに江戸っ子と呼べる御年配が居るのであれば、数少ない生き残りなんだなと心の中で拝んでおきましょう。

(・ω・) 若者がやってもキャラ作り感は否めない

【謎の道徳心を発揮されても困る】
玄:ところで犯人に襲い掛かられたら、
 どう対処するかの問題は解決しましたか。
マ:トリックより難題やで。
玄:何より怖い解決編での逆ギレです。
マ:探偵に手ぇ出すなんて風上にも置けんはずやけど、
 そないに紳士的なのんは人殺したりせんわなぁ。


【安楽椅子探偵の亜種だと思えば何とか】
玄:プレートアーマーを着込むのはどうでしょう。
マ:拳銃くらいなら防げるやろな。
玄:更に実は機械仕掛けで、本体は別室なら完璧です。
マ:そら現場に居る絶対的必要性なんてあらへんけど、
 集まった面々が納得するかっちゅう話やで。


【生活するにはどれくらいの売上が要るんだろう】
マ:用心棒を雇うのはあかんのか。
玄:富豪か王侯なら有り得ます。
  いずれもマモンさんとは関係ありませんけど。
マ:投資かなんかで一発当てて、
 地主が喫茶店を始めるノリで働きたいもんや。


【逆にあそこで辞めておけばとも言われるんだけど】
玄:やはり対処能力を極限まで高めるのが、
 シンプルに最適解と言えませんか。
マ:いうて一回も負けられへんのやで。
  格闘技の世界王者かて全戦全勝は稀や。
玄:道半ばで倒れた方が後世で有名になるかも知れません。
マ:早逝の天才を持て囃すんは良くあるけど、
 打ち切りマンガの過大評価に通じる気ぃするねん。
 
 賭博を成立させるには武力が必要と言いますけど、推理対決も似たようなところがあります。とはいえ普通なら警察官を何人か配置しておけば滞りなく進められるはずです。クローズドサークルだと自力でどうにかするしかないんですけどね。

 空海という人物が居ます。クウカイと読みます。平安時代初期の僧侶です。真言宗の開祖であり、おそらくは日本史上で屈指の知名度を持った坊主でしょう。家名が佐伯、幼名は眞魚なので、俗名は佐伯眞魚(読みは諸説あり)とすることもあります。少年と呼べる時期に高等教育を受け始めるのですが、実学に近く相容れないものがありました。大衆の救済を目的として出家し、修行生活に入ります。始めは教海、しばらくして如海を名乗りました。空海の名は、悟りを開いた洞窟から見える空と海の素晴らしさが由来と言い伝えられています。転機は密教との出会いです。のめり込むものの日本に持ち込まれていた経典は不完全で、知見を深める為に遣唐使の一員となって留学しました。本来、学問を修める為の渡航だと20年くらい帰ってこれないはずなのですが、わずか2年で舞い戻ります。『俺が十年掛かった必殺技を一週間で身に付けただと』的に、物凄く憶えが良かったのかも知れません。帰国後の活躍は、まさに八面六臂です。真言密教を興し、金剛峯寺を始めとする数々の寺院を建立しました。また芸術への貢献も多大です。特に書は三筆に選ばれるほどの腕前で、別名を用いた弘法にも筆の誤りはあまりに有名です。唐で習得した最新技術も惜しみなく伝授し、建築や水利を大幅に進歩させました。この上で初志である弱者への支援もこなしていたという、一人の実績であると信じがたいのが空海なのです。現代の後継者達も気概くらいは真似して欲しいものですが、根腐れを起こしているので理論的に不可能な気もします。

(・ω・) まず仏教の根幹である思考を放棄してる節がある

【少なくても言葉以上の悪気は含まない】
マ:先月の収支が大幅な黒字やったんや。
玄:四月バカの季節ではありませんし、
 とうとう頭がおかしくなってしまいましたか。
マ:雇用主に対する言い草やないで。
玄:やんわり言ったら嫌味感が強いですし、
 これくらいド直球の方が気楽でしょう。


【名探偵ほど丼勘定な偏見がある】
マ:ちょっと公営賭博で大穴当てただけやがな。
玄:それを事務所の収入にする度量が凄いです。
マ:金は金やろ。
玄:経理的に問題は無いんですかね。
マ:そこは裏技でちょちょいのちょいや。
玄:警察でなく税務署に目を付けられそうな探偵は、
 地味に珍しい気がしてなりません。


【歴史作品も史実ベースだから盛り上がるんだし】
マ:将来インタビュー形式で事件を語るのが夢やねん。
玄:コンプライアンスにうるさい昨今ですと、
 被害者どころか加害者側の許可も必要そうです。
マ:うまいことボカしたらいけへんか。
玄:多分ですけど、興味を惹かないと思われます。
マ:実話ゆうことに意義があるんは、実に難儀や。


【法外な制裁金を課さないと抑止にならない】
マ:助手の手記いう設定でもあかんのかいな。
玄:死後に発見された感じなら或いは。
  現代でしたらどうにもならないでしょう。
マ:居直って、裁判も宣伝にする方向で行くわ。
玄:近頃の週刊誌はそういった戦略が主流ですね。

 元々ゴシップに関心が向かない気質なので、あれだけの市場規模になる理屈がイマイチ分かっていません。一欠片として知りたくない訳でもないですが、儲けさせるのは腹立たしいので目を逸らしている部分はあります。炎上系と呼ばれる方々にも共通していることですが、本当に困らせたいならガン無視して干上がらせるのが一番のはずなんですよね。

 鯉の洗いと呼ばれる調理品があります。一般的には、鯉を薄切りにして氷水で洗浄したものを指します。最初は温水で湯がくなど、地方に依って手法の違いがあるようです。御存知の通り、鯉は広域に生息する淡水魚です。生命力が強く、少しくらい汚れた水だろうと平気で繁殖します。内陸でも手に入る貴重な蛋白源の為、古来から食されてきました。しかし生食は一般的ではありません。寄生虫、染み付いた泥臭さ、毒を持った部位があるなど一筋縄ではいかないからです。なのでしっかり管理した個体でないと無駄なリスクを背負う調理法だったりします。伝統料理として受け継がれてきましたが、流通の発達で海水魚の入手難度が下がり、影が薄くなりつつあります。キチンと処理をすれば負けないくらいの味といっても、敢えて口にする理由が不足しているのは間違いないでしょう。とはいえ薬として珍重されていた程に栄養価が高く、個性的ではあるので機会があれば試してみたいところです。

(・ω・) 長野では煮物用がスーパーに並んでるらしいな

【ちょっとテが多いですね】
マ:探偵には教授のプロフェッサー、
 医者のドクター的な呼び名があらへんよな。
玄:一応、ディテクティブが相当なのでは。
マ:そうゆわれて認識できへんやん。
玄:そもそも発音しにくいです。
マ:可愛い感じに略すんも難しいし、
 とんだ業を背負わされたもんや。


【拳法家と僧侶以外に使うのは勇気が要る】
マ:先生ゆうとこもあるみたいやけど、
 汎用な上に気取ってて嫌や。
玄:スマートすぎる感じは分かります。
マ:ここは老師くらいで勘弁したるわ。
玄:老は熟練くらいの意味なんでしょうけど、
 それで良いのかと思ってしまいます。


【特に日本人は謙虚を尊ぶし】
マ:犯行声明の探偵版は何なんや。
玄:ちょっと仰っている意味が分かりません。
マ:わざわざ犯人て主張するんは目的があるからやん。
玄:真意を隠す、顕示欲、手柄になる辺りでしょうか。
マ:解決する側もアピールすべきちゃう。
玄:名探偵であれば普通に知れ渡りますし、
 やりすぎると構ってちゃん感が増しますよ。


【当院で大手術に成功しましたは有効か否か】
マ:窓に実績を張り出すくらいでええか。
玄:学習塾みたいです。
マ:率を書かず件数で済ますんがコツや。
玄:この売り場で高額当選が出ましたっぽくもあります。
マ:母数を示さん結果に、意味なんてあらへんのになぁ。

 塾講師、探偵、医者に共通しているのは、個人の技術が成果に大きく影響する点です。しかし分かりやすく表現するのは難しいので数字を誇示するほか無いのでしょう。口コミの波及効果はバカにできませんが伝言ゲームでどう歪むか分かったもんじゃないですし、正しく能力を知るのは実に難しいと言わざるを得ません。

 タツノオトシゴと呼ばれる生物が居ます。トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属に所属する魚類の総称です。頭部と胴体に角度があることや、ひょうきんな顔付き、甲殻類のように硬質な表皮、渦を巻いた尻尾などの理由で認識しづらいですが、れっきとした魚です。中国名が海馬、英語圏ではシーホースと、やたら馬扱いされていたりするんですけど。見た目が特徴的な為、江戸時代まで虫に分類されていました。骨はあるので捌いたら誤認しない気もするのですが、全長10cm程度で可食部が少ないのでそういう発想に至らなかったのでしょう。丸ごと乾燥させて、漢方の原料にするのが主な活用法です。雄が出産するという、珍しい生態が知られています。受精卵を引き取り、育児嚢と称する袋で育てるのです。外敵から保護するだけではなく、何と栄養を与える機能も備えています。こうなってくると卵生と胎生の境界が曖昧になってきてしまいます。前述の通り薬用や観賞用として高需要なのですが、乱獲で絶滅が危惧されている種でもあります。学術的にも謎が多いので、求めるのは程々にしたいものです。

(・ω・) その制御ができないからこそ人なんだけど

【幽霊や動物は古典の域という恐ろしさ】
玄:推理ものは膨大な作品数を誇る為、
 斬新な探偵の肩書が皆無に近いそうです。
マ:ゆうて訴求力を犠牲にすれば何かあるやろ。
玄:それに意味があるんですか。
マ:考えすぎると訳分かんなくなって、
 本来の目的を見失うんは珍しないで。


【別にミステリーに限った話じゃないのでは】
マ:技能系の職業は活かせそうやから既出やろな。
玄:流石に爪楊枝職人は無理なのでは。
マ:こう、削りの技が解決の糸口になるとかどや。
玄:単発はともかく連載は絶望的でしょう。
マ:初期設定は突拍子も無いけど、
 気付いたら王道になっとるのはようあるわ。


【よっぽどの雑魚でない限り複数は無理】
マ:ウチみたいな元会社員なんて目新しさがあらへん。
玄:今からでも過去を盛りますか。
マ:経歴詐称やんか。
玄:ちょっと大袈裟に吹聴するだけですよ。
マ:殴り合いの喧嘩をしたことあるだけやのに、
 何人も相手に勝ったて言い出すオッサンやな。


【目撃者として軽く事情聴取されたくらいかな】
マ:実は学生時代、幾つもの事件に遭遇しとったんや。
玄:ありがちな後付けです。
マ:せやけど何一つ解決しとらんどころか、
 容疑者になった訳でも無いゆうんは珍しいんちゃう。
玄:そこで名探偵に出会ったならまだ分かりますが、
 単なる野次馬みたいですし、違うんでしょうね。

 ミステリアスなキャラの過去を語るべきか秘匿すべきかは、判断が割れるところかと思われます。そりゃ、見合うだけのエピソードを用意できるんなら盛り上げられますが、下手を打てば一気に魅力が薄れてしまう訳ですし。そこら辺の匙加減が絶妙だと、うまい作者と呼ばれるんでしょうね。


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