サッカリンと呼ばれる化合物があります。英語では、saccharinと表記されます。数多ある人工甘味料の元祖と言って良い存在です。1878年、コールタール研究の副産物として発見されました。砂糖の数百倍の甘さを持ちながら化学的に量産が可能な為、特に物資不足であった大戦時に重宝されることとなります。一方で、健康被害の懸念が常に付きまとっている物質でもあります。1960年代から70年代に掛けて発ガン性の疑いを持たれた時が最高潮で、日本を含む幾つもの国で一時的に使用禁止となりました。後にデータの信憑性が低いということで解除されたものの、現代に至るまで大量の摂取は望ましくないと制限が掛かっています。極めて低濃度でも味覚に刺激を与える、いわゆる後味が残るタイプの調味料です。それが苦手という方も多く、単純に味で使用しないケースもあります。ローカロリー、またはノンカロリーを謳った人工甘味料は幾つもありますが、理由は消化できないからです。そんなものを体内に入れる害と、砂糖を筆頭とする天然甘味料に依る生活習慣病のリスク、どちらが上であるか明確な答えは出ていません。何なら現在進行系で実験中と言われても否定できないのが、世知辛さな気がしてきました。 (・ω・) 甘味に逆らえないように出来てるのが諸悪の根源なのでは 【政治系のポスターがたくさん貼ってある家みたいだ】 ア:この度、カフェをオープンしましたの。 朱:黄龍さんの商売敵ですか~。 黄:うちは別に仕事でやってる訳じゃないんだよぉ。 ア:でしたら、フライヤーを置いても問題ありませんわよね。 朱:中々の厚かましさです~。 黄:この手のは全て断るか受け入れるかの二択なんだけど、 どうあれ押し付けてくるに違いないんだよぉ。 【特殊な結界で立ち入りを拒むくらいはしそう】 黄:コンセプトはどんな感じなんだよぉ。 ア:わたくしの侍女達に運営を任せてますの。 朱:華やかっぽいですね~。 ア:無論、女性以外はお断りしておりますわ。 黄:それは聞くまでも無いんだよぉ。 朱:もしも分け隔てなく入店できたら、 黄龍さんの現役復帰以上に衝撃を受けるところです~。 【店がやらかしたらイメージを損なうしな】 黄:冷やかしで一回くらい行ってやっても良いんだよぉ。 朱:あの黄龍さんが御来店と宣伝しましょうか~。 黄:王室御用達や芸能人みたいな扱いなんだよぉ。 ア:その様な影響力がありますの。 黄:素で傷付く発言のようでいて、 普通に恥ずかしいから許可しないでおくんだよぉ。 【クレジットカードなんて支払えれば何でも良いだろ】 ア:利益を求める訳でもありませんから、 お客様は選り好みさせてもらいますわ。 朱:お嬢様の戯れです~。 黄:会員制クラブはそんなもんなんだよぉ。 朱:メンバーであることがステータスらしいですね~。 黄:興味ない層からしたら何が誇らしいのか分からないけど、 世間ではありふれてる業態なんだよぉ。 あまり空港に行かないので噂程度ですが、使えるラウンジでマウント合戦をしていると聞いたことがあります。特定のクレカを所持したり、座席のランク次第で利用できるスペースがあるんだそうです。知らないと単なる高級サービスにしか見えない辺り、無知はヒエラルヒー社会の天敵なのかも知れません。 PR 白毫、或いは白毫相と呼ばれるものがあります。ビャクゴウ、ビャクゴウソウと読みます。毫とは細い毛のことです。なので漢字だけを見ると白くて細い毛なのですが、熟語としては主に仏の額にある丸っこい印を指します。あれはホクロや出来物の類ではなく、纏めた長毛なのです。その長さは4.5メートル程になるとされています。右巻きで、ここから光を放つことで闇を晴らします。仏像、仏画といえば後光で、後ろが輝いている認識でしたけど、色々あるみたいです。悟りの証なので、如来、菩薩クラスでないと持ち合わせていないのが一般的です。そう言われると、菩薩に昇級した瞬間に伸びるのかとか思ってしまいます。連中なら有り得るかなと、深く考えない方が良いのかも知れません。余談ですが、紅茶の一種をペコと称することがあります。オレンジペコで名を知られていますが、これは白毫を中国の厦門方言で発音したものに由来するというのが通説です。茶葉の産毛が細かった為にそうなったのだとか。西洋系の言葉にしか見えないのに、世界というのは何処で繋がってるか分からないものですね。 (・ω・) 茶は中国の重要な輸出品目ではあった 【徒手と武器持ちで競技として成立するのだろうか】 白:アルテミスって、狩りを司ってるらしいね。 ア:ほんの嗜む程度ですわ。 白:今度、勝負してみない。 黄:何で対抗意識を燃やしてるんだよぉ。 白:野生代表として、神の戯れに負けてられないかなって。 黄:食いっぱぐれなければ優劣を競うものでもないし、 そもそも、いつ筆頭になったという話なんだよぉ。 【スケールを疑われるから仕方ないだろ】 朱:そう言えばアルテミスさんは全ての山の支配者だと伺いました~。 黄:狩猟と獣が結び付いて、守護者的な役割なんだよぉ。 白:ひょっとして、許可とか取らないとマズいの。 ア:わたくしの管轄外であれば御随意に。 朱:肩書って、大袈裟になりがちです~。 黄:ギリシャ近郊の、とでも付けておけば良いのに、 何故かホイホイ世界を統べてるとか言っちゃうんだよぉ。 【派手なエピが割り振られなかった理由は謎のままだけど】 朱:アルテミスさんのライバルはどなたになるんでしょう~。 黄:月読でないことだけは確実なんだよぉ。 月:主神の子の中でも重要な立ち位置で、月を司る私だぞ。 朱:設定は、盛れば良いという訳ではありません~。 黄:これだけ似た感じなのに差が付いたのは、 生まれ持った資質が全てでは無い証明なんだよぉ。 【両方いけるタイプが往来するくらいだな】 黄:世間的には、双子のアポロン辺りなんだよぉ。 ア:どう思うかは自由ですの。 月:当人は歯牙にも掛けてねーな。 朱:そもそも競い合う関係なんですか~。 月:アポロンが男の園を築きだしたらバランスが取れる。 黄:完全に住み分けが成立してて、 干渉し合う余地が残されていないんだよぉ。 黄龍ちゃん世界のアポロンは、謎の存在です。最も近い身内なのに、アルテミスが興味を持っていないせいで語らないのが主要因なんですけど。妹だったら溺愛していたとするなら、差別な気もします。しかし欲望のままに生きるギリシャ神話的には、これが正解なんじゃないですかね。 チョンボという行為があります。元は、麻雀用語です。この遊戯は牌に描かれた絵柄を揃えていき、うまくいったら得点を行き来させます。難しい組み合わせだと高得点の傾向はありますけど、同時に美しさも評価に入っていたりします。これを繰り返していき、最終的な持ち点の多寡で勝敗を決するというのが一般的なルールです。当然のことながら、やってはいけない細かい規則が幾つかあります。必要な最後の1牌が間違っているのに完成を宣言してしまう(誤ロン、誤ツモ)、あと1牌で出来上がると嘘をつく(ノーテンリーチ)、積んである牌山を崩してしまう、などです。こういったやらかしを、チョンボと総称しているのです。これらには罰則が設けられていて、罰符(バップ)という点数を支払わないといけないものはそれなりに重かったりします。見方を変えるとそれなりに過ぎないので、もっとヤバい状況を逃れる為にわざと行うダーティな戦術も創作では定番です。ここから転じて、個人や組織の失策をチョンボと表現する人も居ます。語源は、中国語で間違った上がりを意味する錯和(ツァホウ)にあるとするのが通説です。日本の麻雀はアメリカ経由で流行したのに、言葉は中国のを流用する辺りが実にらしいと思います。 (・ω・) 緑一色がアメリカ発祥なのは、一部で有名な話 【弟子を取っても先に死にかねないのがネックだ】 ア:後進を育ててこそ一流と言いますの。 朱:青龍さんが聞いたら頭を抱えそうです~。 黄:あれは典型的な一代限りの傑物なんだよぉ。 朱:ですけど、寿命が無いから問題はありません~。 黄:その精神で五千年以上も負担を掛け続けてきたから、 抜けた時の崩壊は人間の英雄の比じゃないんだよぉ。 【何故ならばロクに働いてないからな】 ア:わたくしも、後継者を見付けたいと考えてますわ。 朱:良く分かりません~。 黄:ギリシャ神話の高位神としてなのか、 愛の伝道者としてなのかで意味合いが変わるんだよぉ。 ア:女神の役目なんてのは、誰がやっても大差ありませんの。 黄:一見すると暴論に聞こえるけど、 ギリシャ神話の本質を突いているようにも思えるんだよぉ。 【幹部で止めるのはそれはそれで難しいし】 黄:神族は不老であっても不死では無いから、 受け継ぐ存在は普通に作るべきなんだよぉ。 朱:代替わりする神話は多いです~。 ア:先代最高神の末路は隠居、幽閉、誅殺と様々ですわね。 朱:偉くなんてなるものじゃありません~。 黄:その感想は正鵠とも言えるんだけど、 今日も今日とて猿山のボス争いは続くんだよぉ。 【とりあえず真似ておけば責任を取らなくていい】 ア:世代交代は、現王朝の正当性を示すのが目的ですのよ。 朱:思ったより生々しい事情でした~。 黄:人間はいずれ絶対に譲り渡さないといけないから、 始祖もやってたことにした方が都合いいんだよぉ。 朱:前例主義が極まってます~。 ア:過去に学ぶのが知恵であるのと同様に、 悪用するのもまた人の業やも知れませんの。 クリエイター界隈での評価項目に、どれだけ後世に影響を与えたかがあります。単品で素晴らしくても一代限りだと歴史的には変わり種で終わってしまう訳でして。科学研究でも言えることですが、優劣を語るのでしたら長い視点を持たないといけないんでしょうね。 アンモナイトという動物が居ました。4億年から6500万年前までくらいに繁栄した海洋生物で、恐竜と同時期に絶滅したとされています。カタツムリに似た化石が大量に産出している影響か、同時代を代表する知名度を持っています。世界中で大繁殖し、人間の大きさに近い大型種が確認されている程にこの世の春を謳歌していました。その形状から巻き貝の仲間だと思われがちですが、最近の研究ではイカやタコの方が近いとも言われています。なぜ姿を消したかについては諸説ありますが、大幅な気候変動の為というのが有力視されています。前述の通り、アンモナイトは非常に多くの化石が発掘されてきました。しかし恐竜という概念の確立が二百年ほど前であるのと同様に、アンモナイトも古代の生き物だとは認識されていなかったようです。具体的にはヘビやミミズの類だと思われていました。崖崩れしているところを掘ってみたら見付けられるかも知れない程度にありふれた存在で、特別感が無いのも一因な気がします。そういった訳で、よっぽどの付加価値が無い限り市場価値は上がりません。虹色に光っているのが数万円らしいのですが、恐竜だったら幾らになるんだっていう話ですよ。 (・ω・) 同好の士の会合とか、何を語り合うんだろうな 【慕われてないのが調子に乗るのは痛々しい】 ア:神に最も必要なのは、カリスマですの。 月:根源的かつ、絶対普遍の真理が心に突き刺さる。 黄:歩いてるだけで光を放つようになってこそ、 神々しさと呼べるんだよぉ。 玄:ですから、獲得する方法を聞いているんです。 月:それが分からないから、 皆が苦しんだり勘違いを繰り返してるんだ。 【持つ者の傲慢がこれ程かと思い知らされる】 黄:仕草や物言いを工夫することで演出できるけど、 本物と呼べるかは怪しいんだよぉ。 月:宝石と似ていて、磨きを掛けることは可能でも、 限界があるって感じなんだろうなぁ。 ア:女の子は、誰しも一つきりの輝きですわ。 玄:この圧倒的上から目線に対して、 論理的に言い返せない自分が歯痒くて仕方ありません。 【万人に受ける旋律の存在からして怪しい】 ア:今日は、アテナお姉様への想いを歌いますの。 黄:全力で追い出したいんだよぉ。 朱:とてもお上手かも知れませんよ~。 黄:それはそれで腹立たしいんだよぉ。 朱:楽曲は世界を平和にするはずなんですけど~。 黄:楽しむ心のゆとりがある状態を泰平と呼ぶだけで、 奏でるだけでどうこう出来るもんでも無いんだよぉ。 【同じ一族だし受け入れる気もする】 黄:朱雀のエキセントリックソングみたいに、 誰も彼もに影響を与えるのも大概なんだよぉ。 朱:いっそのことデュエットしましょうか~。 黄:干渉して、未知の現象を引き起こしかねないんだよぉ。 ア:全宇宙に気持ちが伝わったりするかも知れませんわね。 黄:あまりに壮大な愛の告白だけど、 当のアテナは困惑しそうなんだよぉ。 何で知ったかはともかくとして、日本で名前を認識されてる度合いでいったら、アルテミス>>玄武≧月読>黄龍くらいになるんでしょうか。アジア系だというのにこの弱さは、生まれ持った欠点があるんですかね。月読に至っては出自を考えるとどうにかしている低迷っぷりなので、研究材料としては興味深いと言えそうです。 塩湖と呼ばれる地理学上の分類があります。エンコと読みます。陸上の巨大な水たまりを湖、池、沼とするのは御存知でしょう。湖は、一般的に最深部が5メートル以上のものを指すとのことです。但し厳密な定義は難しく、大きければ湖、小さいのが池、植物や泥が多くて透明度が低いなら沼という区分も間違っていません。塩湖は、一リットル当たりの塩分量が0.5グラム以上の湖であると、日本陸水学会は定義しています。これも国などに依って振れ幅があるので、淡水と呼ぶには塩気が強い場合に適用されるくらいの認識で問題なさげです。ちなみに海水は、一リットルにつき30グラム以上の塩が含まれています。塩湖が誕生する経緯は様々です。乾燥地帯で流れ込む水量が出ていくより多く、蒸発と共に高濃度となっていくケースが一例です。異様なまでの塩分が含まれていることで有名な死海は、排水される川が無かったりします。他にも岩塩のような鉱床に接していて成分が溶け込むこともあります。天と地の境界が無くなったかのような絶景で知られるウユニ塩湖は、僅かに張った水の底が真っ白な塩だからこそ映えるのです。海から遠い土地だと貴重な塩の産出地であり、生活に密着した側面を持ち合わせていたりもします。 (・ω・) 国内でもウユニ塩湖に近い場所はあるらしいよ 【全体の整合性より盛り上がりを重視してるから】 ア:今度、弓術の大会に出ますの。 朱:そういえば、狩猟の女神様でもありましたっけ~。 黄:ギリシャ神話の高位神は担当が多いんだよぉ。 朱:名義だけじゃないのが凄いです~。 黄:色んな信仰が混ざり合った結果なんだろうけど、 そのせいで本筋が混沌としてるんだよぉ。 【神話の沽券を賭けた一大超決戦と化しそう】 朱:弓は世界中にありますし、規模が大きそうです~。 黄:歴史的背景の厚さが違うんだよぉ。 ア:優勝で得られる栄誉も凄いですわよ。 朱:副賞で、どんな願いでも叶える的なのは無いんですか~。 黄:趣旨が変わるんだよぉ。 ア:場外での駆け引きや妨害がメインとなって、 勝負がおまけになりそうですわね。 【水中で銛を発射して魚を仕留めるやつです】 朱:ところで、形状が幅広いはずですけど、 何処までを弓として扱うんでしょう~。 黄:張力で飛ばして、的に刺さるくらいで良いと思うんだよぉ。 ア:規定は存在せず、主張を尊重してますわ。 朱:紳士的です~。 黄:月読みたいな捻くれ者がスピアガンで参戦しそうだけど、 あれもボウガンの変形と言われたら否定できないんだよぉ。 【仕留められてきた鳥達の記憶が流入でもしてるのか】 朱:ですけど、見学は控えさせてもらいます~。 黄:好奇心旺盛な朱雀らしくないんだよぉ。 朱:鳥類なので、背筋がゾワゾワするんですよ~。 ア:意外なところに弱点がありますのね。 黄:ぶっちゃけ通説の吸血鬼並に特効だらけだから、 一つや二つ判明したところで今更なんだよぉ。 肉体的に貧弱な人類が自然界で生き抜く為に獲得した知恵の一つが、飛び道具です。初期は石を投げる程度でしたが、スリングという補助具を得て少し効率的になります。そして弓は革新とでも言うべき発明品で、一万年以上は愛用していたとされています。そこからすると銃なんてのはせいぜい数百年の付き合いで、今後も使い続けるかは不透明なのかも知れません。 |
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