2009
普天間問題で小沢氏が、下地島案を提出したことが論議を呼んでいます。いや、本島じゃないにせよ、そこも沖縄じゃん。マニフェストの県外って字は読めるんですかとツッコミを入れたいのはさておき、何より言いたいのは――。
( ・ω・) こういう具体案が、総理じゃなく小沢『幹事長』から出てくるのは、確実に間違ってますよね?
「そっちの小さいお嬢ちゃんは――」
「あたし?」
「見た目通りの盗賊じゃな。レベルで言うと二十二程か。まだ若いというのに、大したものじゃな」
「えへへ~」
まあ、シスはどう考えても天分に恵まれた根っからの盗賊だもんね。この際だから、それ自体の是非は言わないけど、何とか真っ当な方向での更正方法を考えないとなぁ。
「そして、美人のお嬢さんの方じゃが――」
「どうして、いきなり小声になるんですか」
「言って良いものか、はばかられるものがあってのぉ」
何を今更。僕の勇者レベルを言っちゃったんだから、もう全員、晒しちゃって下さい。
「僧侶レベルが二十三あるのは順当とも言えるのじゃが――同時に、遊び人レベルも二十程ある」
「ですの?」
「……」
何だろう。赤の他人のアダムスさんが唸るのは分からないでも無いけど、僕としてはむしろ納得できる部分の方が大きいんだけど。
「それは、アクアさんだからです」
「そういうものなのかの」
「そういうものなんです」
うん。自分で言っておいてなんだけど、これ以上に納得できる理屈も無いから、順応って恐ろしいよね。
「しかし、若いパーティだというのに、全員が一人前と認められる力を持っているとは、中々に前途有望じゃの」
「そうとも言えませんよ。こういう時代ですから、バラモスを倒せる力が無い以上、結末は同じでしょうし」
「かも知れんのぉ」
盛り上がれる話題では無いけれど、見ておかないといけない現実は現実として処理しないといけない。僕も前よりは直視出来る様になったし、真面目に考えないと。
「それで、本当に転職は良いんじゃな?」
「勇者レベル三じゃ、一人前とは言えないでしょう?」
別に、いじけてなんかないんだからね。