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 去年の衆議院選が終わった直後のブログを読んだのですが、なーんか大体、当たってますね。日本の政治がえらいことになるとか、支持率がジェットコースターを引き起こすとか。何で頭使えば分かることを、ちゃんと考えないんですかね。むしろここに、社会の摂理を紐解くヒントが隠されてる気がします。

( ・ω・) 想像力の欠如が世界を萎縮させると、最近は思いつつあるんですよ

「そう深く考えるなよ。案外、ああいうタイプは勢いで押せば、崩れるもんだぜ」
 ゴメンね、ホセ。今、最も優先すべきなのはこの海賊団をシッチャカメッチャカにすることなんだ。
 とはいえ流石にここまですると、心がシクシクと痛んでくるよ。
「それもそうね。それじゃあちょっと、頑張ってみようかしら」
 あんまり、宗教そのものには興味が無い僕だけど、この時ばかりは祈りを捧げる心持ちになった。人間の業って、何処まで行っても深いものなんだなぁ。

「うむ。どうやら貴様、ホセより知恵が回るようだな」
 ドンの夕食に招かれて言葉を交わす中で、こんな遣り取りがあった。
 うーん。基本、脳筋だらけの海賊団の中では少し頭の切れるホセより上って言われても、褒められた気がしないなぁ。
「そりゃ、どうも」
 もちろん、おくびにも出さないで社交辞令は返しておくけどね。
「やる気と忠誠心次第では、近い将来、俺の側近になるやも知れんな」
 いえ、僕と致しましては出来うる限り早く用を済ませて、逃げ帰る気で満々なんですけどね。
 それと、エンリコは良く分からないけど、ホセは嫌々働かされてるし、ヘラルドも自分のことしか考えていない。ドンの人物査定には、相当の疑問が残る訳で。
「で、何をしろって言うんだい?」
 そんな、数々の考えを全て飲み込んだ上で、腹の内を読み解く。つまりは、信頼を得る為、そして能力を証明する為に、一仕事しろという前振りだって考えるのが妥当だろう。
「ふん、話が早くて助かるな」
「幸い、頭は親父に似ずに済んだんでね」
「んあ?」
 しかし演技とはいえ、お師匠さんの弄りやすさは便利極まりないなぁ。

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