ワセリンと呼ばれるものがあります。石油が原料の炭化水素群を脱色、精製した油状物質の通称です。元は商標だったのですが、一般名詞化しています。正確には今も保持しているのですが、浸透しすぎて野放し状態なんだそうです。英語圏では配慮して別の名前を使うケースが多いらしいですけど。主な使用法は肉体表面の保湿、保護です。適度な粘性を持ち皮膚や髪に塗る程度では害にならないことから、外部からの刺激を防いでくれます。直接的な治療効果はありませんが、傷口を塞いで応急手当としたり、湿潤療法の補助に用いたりもします。鼻の内側に塗ることで、花粉の侵入を阻害するなんて使い方もあります。私もやってみましたが、それなりに効果を感じなくもありません。ワセリンは19世紀後半、アメリカの化学者であるロバート・チェセブロー氏に依る製造が始まりとされています。元は油田の機械にまとわりつく油の一種で嫌われていました。しかし技師達が潤滑剤や軟膏として使っているのを見て商品化したという流れです。一見すると厄介者でも活用方法を模索するのが、人間の智慧という気がする話ですね。 (・ω・) 野球の不正投球で使う定番アイテムでもある 【天照大御神に起源を持つ由緒正しい考え方だ】 白:応援グッズ三種の神器とは何なのだろう。 天:ケミカルライトは入りますよね。 白:一強で他が埋まらないんだけど。 ア:どうして三に拘ったんですの。 白:それが日本の作法だと聞いてるからしょうがない。 【それでファンが納得するかは別の話である】 白:とはいえグループ内でも人気が偏ってたりするし、 必ずしも同格である必要は無いのか。 天:毒を吐いてきました。 ア:運命共同体に上下はありませんわよ。 白:ならば卒業する時は解散しないと筋が通らないのでは。 天:内情はどうあれ、思いを受け継ぐとか言っておけば、 最低限は取り繕えるので問題ありません。 【だから貴様は何処の国の出身なのだ】 白:楽器の一つくらい使えた方が良いのかな。 天:ガールズバンド路線ですか。 白:母国の打楽器なら少しいけるけど。 ア:この、デフォルメされた虎の置物がですの。 白:頭、胸、腹をポカポカと叩くのが基本だね。 天:よそさまの文化をどうこう言うつもりはありませんが、 現状の客層には合わないでしょう。 【神事なんて大体そんなもんだろ】 白:祭りで使う時は、最後に粉砕するのがお約束。 ア:ロックですわ。 天:そうでしょうか。 白:狩猟の神様である虎に打ち勝つことで、 獣に負けない強さを得るんだったかな。 天:何となく筋が通っているようでいて、 ノリで設定された匂いしかしません。 ケミカルライトをサイリウムと呼ぶことがあります。これは初の商品名だったものが、通称として定着した為です。しかし元のサイリュームだと商標に引っ掛かるので、サイリウムで販売している会社が結構あるのだとか。それでセーフなのとか思ってしまいますが、大丈夫っぽいのが適当ですよね。 PR ヤムイモと呼ばれる根菜があります。ヤマノイモ科ヤマノイモ属の内、根っ子を食用とする植物を総称したものです。日本人に馴染み深いのは、長芋や自然薯辺りでしょうか。世界的にはダイジョという種が有名で、主に熱帯で栽培されています。和食では副菜として扱いがちですが、でんぷん質が豊富なので主食にする地域も少なくありません。練って茹でたり焼いたりすることで、餅のようになるんだそうです。ナイジェリア、ガーナ、コートジボワールのアフリカ3国で9割近くが生産されています。特にナイジェリアだけで3分の2程度になるという、ヤムイモ大国です。一方で、タロイモというものもあります。こちらはサトイモ科に所属し、里芋も範疇です。同じく暖かい地域で作られていますが、アジア原産ということもあって育てている国が広がります。それでもやっぱり1位はナイジェリアです。地理に疎いので良く知らなかったのですが、これからはイモ王国であるとペラい知識をひけらかそうと思います。 (・ω・) なお原油埋蔵量がアフリカトップで、他の資源も豊富らしい 【せめて衝撃を分散して急所は守らないと】 ア:白虎さんって変な体勢で落下しても、 綺麗に着地できますわよね。 白:猫扱いが極まってる。 天:実際に可能なので仕方ありません。 白:一瞬で下がどっちか判断して捻るだけじゃん。 ア:常人には難しいから、受身が必要なんですの。 【人間だと小さく見えて逆効果だな】 ア:パフォーマンスに利用したいですわ。 天:いきなり飛び降りてきたら驚くでしょうけど。 白:バトル作品の助っ人登場みたい。 天:決めポーズも必要です。 白:やんのかステップでもしようか。 ア:背中を丸めて威嚇を始めたら、 頭がおかしくなったとされそうですの。 【メザシ感覚でバリボリ齧れば良いんじゃない】 天:白虎さんは体操選手並の運動神経ですが、 オーバースペック気味なところはあります。 ア:余すところなく使い切りたいと考えてますわ。 白:ほぼ全ての部位を活用するアンコウ的な。 天:渋いところを突いてきました。 白:頭と骨以外は食べられるって話だけど、 個人的には無駄なく胃に収めたい。 【こうやって何事も一律禁止が推し進められる】 白:トランポリンはどうかと相談したら却下された。 天:設営からすれば面倒でしょうね。 白:事故ったらどうするんだと言われて、 大丈夫だと主張しても聞いてくれない。 ア:お酒を飲んで運転する方の言い分ですわ。 天:私が走り幅跳びをするより安全でしょうけど、 理解してもらうのは難しそうです。 虎もやんのかステップをするのかという疑問が湧いたので探してみたのですけど、見付かりませんでした。少しでも自分をデカく感じさせるのが目的なので、巨体だと必要ないのでしょうか。象辺りを相手にするならどうかと思いましたが、そんな虎は威厳が無い気もします。 轆轤と呼ばれる器具があります。ロクロと読みます。現代日本語では円形の陶磁器を作る際に使う、回転する土台を指すことが多いです。他にも回して木を削る轆轤鉋の略称として、または重量物の上げ下げで役立つ滑車に対して使用することがあります。御存知の通り、土器の歴史は長いです。少なくても一万五千年前には存在していたとされています。粘土を捏ねて焼くことで容器とし、煮るという調理法を確立させました。ここで問題となるのが形成です。縄文土器は紐状にした粘土を積み上げることで形作るのですが、手作業なので安定させるのは難しかったでしょう。轆轤がいつ何処で誕生したのか分かっていませんが、革新的だったことは間違いありません。何せ粘土の塊に指を押し当てるだけでほぼ真円の器になる訳ですから。もちろんこれはこれで技術を要しますが、量産しやすくなったという意味でも分岐点です。かつては弥生土器も轆轤で作られていたと考えられていましたが、現代では否定されています。正確な記録はありませんが、日本に入ってきたのは飛鳥時代くらいというのが通説です。神妙な顔をして轆轤の前に座るだけで頑固職人っぽさを出せたりする辺り、今なお日本人の意識に根付いていますよね。 (・ω・) 妖怪・轆轤首は有名だけど、どうして冠したかは不明らしい 【興味はあるけど触れるには勇気が必要】 白:運転できるマネージャーが欲しい。 ア:贅沢なことを言い出しましたの。 白:免許取れる年のスタッフすら居ないじゃん。 天:そんな時こそ執事付きお嬢様の出番です。 白:心当たりが。 天:何でしたらアルテミスさんが筆頭候補ですけど、 本人が背景を語らないので謎のままです。 【再会することは無いって考えると普通に切ない】 天:白虎さんも、良いところの娘さんですよね。 白:好き勝手したいから単独で留学したんだし。 ア:理解ある御両親ですわね。 白:ネコ科って巣立ちはいきなり野生に放り込む訳で。 天:その例えを持ち出した理由が分からないのですけど、 何故かしっくり来るのが不思議でなりません。 【心を入れ替えて覚醒するパターンもあるから】 天:町内の仕事が多いですし必要ですかね。 白:要不要じゃなくて、車内で偉そうに待ってみたい。 ア:一回やったら満足すると予想しますわ。 天:玩具を欲しがってはすぐ飽きる子供っぽいです。 白:私にとっちゃ、この活動自体がホビーだし。 天:スポ根作品でしたらナメた発言として扱われますけど、 白虎さんに関しては紛れもない事実なんですよね。 【絵面が面白ければ大抵のことは許される】 ア:仕方ないので、人力車を用意しましたの。 白:そんな重労働させるのは気が引けるんだけど。 ア:動力は白虎さんですわよ。 天:体力的に適任ですね。 白:ここまで全てが間違いで構築されていると、 逆にアリなんじゃないかと思えるのが恐ろしい。 何かのアイドルアニメでリアカー移動するのを見たことがあります。昭和の政治家みたいなドサ回り感を出せて親近感を湧かせられるのかも知れません。少なくても、何やってんだあいつら、と目を引いた時点で目的の半分は果たせてるんじゃないですかね。 アロハシャツと呼ばれる衣服があります。ハワイの現地語で挨拶の意があるアロハと、薄手の上着であるシャツを組み合わせた造語です。現代では南国風のカラフルなものを指すことが多いでしょう。オシャレ且つ開放的で動きやすい為、温暖な土地に合った服装です。印象としては原住民装束の系譜に思えます。しかし実際は、日系移民が着物を仕立て直したのが始まりというのが通説です。言われてみれば配色が女性向けの晴れ着や浴衣に似ている気がします。更に遡ると欧米の船乗りが着ていたパラカという開襟シャツに辿り着くとも言われています。1930年代辺りにアロハシャツの名で売り出され、観光客の増大に伴って世界的な知名度を獲得しました。近年ではすっかり根付いて、男性の正装として用いられる程です。スーツにネクタイ、或いは紋付袴などで固めるべきと考えている方には、ちょっとしたカルチャーショックかも知れません。所変われば品変わると言いますが、装いなんて気候ありきの存在なんですから決め付けるようなものでは無いのかも知れません。 (・ω・) 逆に北国の民は、モッコモコで商談に現れても良いじゃない 【肉トークが無いと満足できないファンが続出】 天:メンバーで最も地味だとされてるのが悩みです。 白:歌や踊りはハイレベルだと思うけど。 ア:突出したものが無いと目立たないのは事実ですわ。 白:バランスが良い肉より、強烈な風味の方が印象に残る的な。 天:この持ちネタに勝つ程の個性を獲得するのが、 本当に利となるのかは考えてしまいます。 【需要については考えないことにする】 白:優等生感が先行すると面白みに欠けるから、 弱点を作るのが常道なんだっけ。 ア:付け入る隙を見せるのは基本ですの。 天:話題が変わってる気がします。 白:リーダーは恋愛脳が売りだから。 天:色恋沙汰は禁止というグループが多いので、 稀少性だけは認めても良いのでしょう。 【養子があるんだから養妹を認めても良いよな】 天:分かりました、妹を偏愛していることにします。 白:一人っ子だって聞いた記憶があるんだけど。 ア:脳内妹でしたら、充分に濃いですわね。 天:架空であろうと、妹は妹です。 白:哲学的な話になってる。 ア:家族構成程度のことで姉を名乗れないのは、 真の意味で自由では無いという解釈もありますわ。 【大体のことはパラレルのせいにしておけばいい】 天:他は引き籠もり癖くらいしか思い付きません。 いえ、小中高と皆勤賞なんですけど。 白:頭がこんがらがってきた。 ア:別の存在に引き摺られてるみたいですわ。 天:名を残す方は何かに突き動かされるらしいですし、 そういった類なんじゃないですか。 私の知る限り、日本の現行法で赤の他人が家族になるには婚姻か養子縁組しかありません。パートナーシップ制度はあくまで地方自治体が独自に打ち出しているだけですし。そもそも家族とは何なのかという議論を煮詰めずに枠組みだけ作ってもしゃーないと思うんですが、そこら辺は放っておくのが実にらしいと言えます。 海牛と表記される海洋生物が居ます。カイギュウと読む場合はジュゴンに代表される海牛目の哺乳類を指します。一方でウミウシだと後鰓(こうさい)類に属する軟体動物の内、貝殻を確認できないものになります。なので文脈が分かり易い場合を除いて、漢字で書くことはオススメ出来ません。海牛目にはマナティも含まれていて、ジュゴンと共に人魚のモデルになったとされています。ちなみに見た目から牛の名を冠しましたが、生物学的には象の方が近いとのことです。ウミウシの方は巻き貝の一種なのですが、ナメクジと同じで硬質な殻を捨てました。言い換えると、この特徴を備えている生き物の俗称であって厳密な区分ではありません。海の宝石と呼ばれる程に多種多様ですが、何処までをウミウシとするか明確な定義は無いのです。なおこちらが牛と称されるのは、頭部に二本の触覚を持つ種が多く牛の角みたいだからというのが通説です。そういやカタツムリも蝸牛と書きますし、連想してしまいがちなのでしょう。ですが近い形状のナメクジは熟語だと蛞蝓で、仲間外れ感を覚えなくもありません。 (・ω・) 蛞は、オタマジャクシを意味するらしいよ 【分類するならセンスだけでこなす天才タイプ】 白:あの食事量で体型維持できる訳が無いって言われた。 天:トリ・アステール七不思議の一つではあります。 ア:魂を燃やせば、カロリーなんて些細な問題ですわ。 天:栄養士に怒られそうな発言ですね。 白:それ以前に気合とかやる気って、 私から最も遠い存在なんじゃないかなって。 【例えそれが不純極まりないものであってもな】 白:てか、七つも謎があることを今知った。 ア:そこに食い付きますの。 天:ほとんど語呂合わせで正確に七個じゃないです。 アルテミスさんだけで両手の指を超えますし。 白:まず行動力が高校生の水準じゃない。 ア:目的の為に動くのは、至極真っ当な生き方ですわ。 【トップが及び腰だと全てがグダるし】 白:天照って、たまに妙な神々しさを放つよね。 天:別に意識して輝いている訳でも無いんですけど。 白:そして異様な傲慢さを垣間見せる。 ア:自信と言い換えることも可能ですわよ。 白:日本的には過信や慢心と呼ぶ気がするけど、 これくらい威厳を持って貰わないと困る感じもある。 【白虎だと晒した瞬間に興味を失いそうだけど】 白:飽きて辞めることになったら、 裏事情をネットに暴露しようかな。 天:お金にはならないと思います。 白:まー、何て言うか生きた証みたいな。 ア:一種の愉快犯ですわね。 天:承認欲求だけで素っ頓狂なことをする方は多いですし、 これも時代なんでしょう。 七不思議で完全検索を掛けたところ数百万になるのに対して、六不思議と八不思議は数万でした。何ゆえ不思議は7つでなければいけないのでしょう。これを論じるだけでちょっとした物語を作れそうなので、記憶の片隅にでも置いておこうと思います。 |
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