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 ところでこの政治学講座。高校の教科書に毛が生えた程度のことしかありませんがアレです。要は私の学力がそこら辺で止まっているという訳で――。

( ・ω・) 多分、大丈夫だと思うけど、明らかな間違いがあったらこっそり教えてね

【憲法って何じゃらほい】
岬:先輩は、日本国が日本国である為に不可欠なものは何だと思いますか?
公:あー……我が国固有の領土と、日本国民か?
岬:たしかにそれも間違いではありませんが、他にもあります。その一つが憲法です。
公:えっと……いわゆるところの『法律』とは何か違うのか?
岬:憲法は、国家の基本方針を明文化した国の指針そのものです。
  その為、時流などに依ってコロコロと変える必要が無いよう、
 表現が幾分緩くなっています。
公:興味がある人は、探してみて読んでみるのも良いかもな。
岬:国会が制定する『法律』は、この憲法の範囲内でしか作ることが出来ません。
  例えば日本には貴族、華族制度は無くなっており、
 特定の一族に特権を与える法案は通せません。
公:ほっほぅ。
岬:仮に通したとしても、最高裁が違憲と判断すれば、その法律は有名無実化します。
  法解釈は専門でないので、詳しくは語りませんけど。
公:あくまで、憲法ってのは法律の親分ってことか。
岬:現実問題として、かなり網の目の粗い部分を本質的に有しているのが憲法ですから、
 解釈一つでいかようにでも取れてしまう部分があります。
公:良く色々な先生方が揉めてるよな。
岬:幾ら曖昧な表現をしていると言っても、
 当然、何十年も経てば時代に合わなくなることもあります。
  そこで飛び出すのが、憲法の改正です。
公:国の指針を、そんな簡単に変えられるのか?
岬:全然、簡単じゃないですよ。改正に必要なのは、衆参両院議員の内、
 それぞれ三分の二以上の賛成、更に国民投票に依る過半数の賛成獲得です。
  一つの法案が片方の院を通るかどうかだけで紛糾する国会で、
 そうそう国民投票まで持ち込めるとは思えません。
  事実、日本国憲法が公布されて六十年程が経っていますが、
 一度も改正されたことはありません。
公:と言うか、つい最近まで、その法整備自体整ってなかったって聞いたことがあるんだが。
岬:ある意味、そっちの方が異常なんですけどね。
公:それじゃ次は、その魑魅魍魎が住まう国会内部に潜入かね。

今項目の纏め:憲法は国家としての指針。これに反する法律は通せない。

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