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 皺寄せという言葉があります。文字通り、紙や服など平面的な素材の一部が折れ曲がって出来たたわみ、いわゆる皺を伸ばして元の状態に近付けることを言います。転じて、何かしらをする時に生じる矛盾や面倒事を、他の誰かに押し付けることを意味します。どのような技術を用いようと完全に新品に戻せる訳でもなく、少なからず歪みが生じてしまう実態から生まれたと言えましょう。大体の場合、立場が弱い人や団体が被ることになるので、良い意味で使われることは少ないです。しかし、人間社会など皺寄せで成り立ってるようなもんだろうと言われると、そんな気もする訳でして。理想主義者として敢然と立ち向かうべきか、必要悪として諦めるか、微妙な感じのする言葉ではあります。

(・ω・) ほら、大抵の人は皺を寄せる方の立ち位置に収まりたい訳だしさ

【仕事が出来る人はやらなくていいことをしないからな】
岬:小道具って、いいですよね。
結:優秀過ぎる主君というのは、得てして発想が先に行き過ぎているものらしい。
舞:それゆえ、解説役の腹心が居なくては成り立たないらしいのだが。
海:その点、うちは優秀なのが居て助かるな。
綾:流石に私もこれから汲み取るのは難儀ですわ。
岬:というより単に、解読を面倒がってるだけのように見えるんですけど。


【上司の無茶振りに何処まで付き合えるかで人間性が分かる】
岬:いや、軍師が意味もなく扇子を持ってたり、派手な飾り兜を被ったりと、
 ちょっとしたもので印象付けるのって楽かなと思いまして。
舞:正直なところ、安直な語尾に通じるものがあると言いますかにゃん。
海:個性と悪目立ちを履き違えてる節があるみょん。
綾:無駄な労力ですから、突っ込みませんわよ。
岬:むしろこういったものを全て拾うことこそが、
 一柳さんの見せ場なのではないですかね。


【事実上の無職らしい理屈だけが先走った物言いである】
岬:一夜城を作りたいんですが。
綾:攻め入る予定がある訳でもなし、なんの戦略的意味がありますの。
岬:言葉の響きに逆らい難い魅力があるんですよね。
綾:清々しいまでの本末転倒を聞きましたわ。
岬:大きな仕事というのは、まず最終形を想像することが大事で、
 実現性や、そこに至るまでの諸々は置いておくのが正しいらしいですよ。


【宝クジのリスクが小銭と考えると対価は相応とも言える】
綾:まともに考えたら、一晩で実用的な砦は作れないと理解できそうなものですの。
岬:夢の無い話ですよね。
綾:後世でどのように語られるかは知りませんが、
 乱世ほど現実を見据えなければならない時代はありませんわ。
岬:選択肢一つ間違えただけで一族郎党皆殺しとかありますからねぇ。
綾:低い身分から出世街道を歩む方が居ないとは言い切りませんが、
 同時にどれ程の屍が積み上げられたかも認識すべきですの。

 一夜城伝説、特に墨俣のそれは色々と言われていますが、やっぱりハッタリの部分が大きいのでしょう。そもそも急場凌ぎの砦であって、城と呼べる規模では無かったらしいので、せめて一夜砦と呼ぶべきらしいです。語呂は微妙ですが。
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